12月に入り急増するコロナですが、コロナが流行したことによってペットブームが巻き起こったことを皆様はご存知ですか?
コロナ流行拡大を防ぐためのソーシャルディスタンスとステイホームの呼びかけによって、外出を自粛したり友人等と会うことを自粛したりなど、人と触れ合う機会がグッと減ったことにより、代わりにペットとの触れ合いを求める方が増えたために起こったと言われています。
この流行によって新たにペットを飼い始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ペットを新しく飼うとなると様々な費用がかかります。
特に、将来的な費用に関してはまだ飼い始めたばかりの方には実感がないことだと思います。
しかし、そんな将来必要になるであろう費用を知ることはペットを飼う上でとても大事なこととなります。
事前にそう言った費用を調べておけば、例えば怪我や病気など不測の自体にも慌てず冷静に対処することも可能となります。
そこで、前回は「犬の生涯費用」についてご紹介させていただきました。
そして、今回は
「猫の生涯費用」
についてご紹介させていただこうと思います。
猫の生涯費用~お迎えなどの初期費用について~
猫の生涯費用の中でもまず初めにかかるのは「猫をお家へお迎えるための費用」となります。
猫の場合、犬とは違い小型・中型・大型などに分けられることはあまりありません。
その代わり猫の場合、犬以上に血統や模様などが重視される傾向がございます。
そして、それにより猫の値段は同じ種類でも大きく価格が変わる場合があります。
そこでまず初めに 2020 年のおおよその猫の購入費用について紹介していこうと思います。
こちらはペットショップでの価格となるとともに、おおよその金額となるため毛の色やサイズなどに よっては価格が大きく変動しますのでご注意くださいませ。
また、ご紹介する猫の種類は2020 年ペットランキングの内、上位にランクインしていた5匹をピッ クアップしてみました。
これから猫をお迎えしようと検討している方の指標になれば幸いです。
いかがでしょうか?
猫の場合、購入を希望する種類だけではなく、模様や血統などによって購入費用が大きくことなるため、事前に自分がこの先何十年と寄り添い生きていく大切なパートナーの相場について調べておくと良いかもしれません。
また、ブリーダーさんから直接購入をしたり、保護猫の譲渡会などに参加し気に入った子をお迎えするという方法もございます。
こちらの場合ですと、購入費用がペットショップよりも抑えられるという特徴がございます。
さらに猫の場合は「混合種」もとても人気がある種類となります。
こちらは血統書付きの猫の混合や野良猫などの混合も含まれているため、相場に関しては猫をお迎えする状況や種類によって異なります。
そして、子猫の場合は購入費用だけでなく予防接種などもさらに必要になる場合がございます。
続きまして、購入費用以外の初期費用についてご紹介していこうと思います。
猫のお迎えと同時に必要となるのが、猫を飼うためのグッズやワクチンなどになります。
子猫の購入費用とは別にかかる費用は、おおよそ25,000~35,000ほどかかると言われております。
次にその中身について詳しくご紹介していこうと思います。
猫の場合、ワクチンや予防接種の際に病院に連れて行くのに便利な「キャリーバッグ」は必需品となるため、使いやすいものを購入すると良いでしょう。
また、子猫は「受動免疫」という抵抗力が生まれた頃はありますが、この免疫力は離乳する頃に低下し始めてしまいます。
そのため離乳した頃の子猫は、猫カリシウイルス、猫ウイルス性鼻気管炎、猫汎白血球減少症などの伝染病にかかりやすくなってしまうという特徴がございます。
そのためにも、ワクチンや予防接種は必須項目となります。
ですので、その際にこれからかかりつけとしてお世話になる「動物病院」も探すと良いでしょう。
いざという時、慌てないためにも事前に電話等で確認を取ることも大事なことになります。
動物病院によって診察費用などが変わるため自分や購入したペットに合う病院を探しましょう。
さらに、猫の場合は爪とぎをするため、必ず爪とぎと爪切りを用意すると良いでしょう。
長く鋭くなった爪は猫に取っても飼い主にとっても事故が起きる可能性があるものです。
そのため、その子にあった爪のケアグッズを購入すると良いでしょう。
その他、キャットタワーなども用意しておくと猫の運動不足解消のためになるのでおススメです。
猫の生涯費用~月々にかかる費用について~
よし!初めにグッズを揃えたし、これでこの先もずっと大丈夫!
と、思ったそこのあなた!
実は猫を飼う上でさらに必要になるものが、まだまだ沢山あるのです!
え?はじめに買った物だけじゃダメなの?
と思う方もいらっしゃると思います。
猫の場合は避妊去勢手術をする場合が多く、また、泌尿器の病気にかかりやすい傾向があるため、それぞれに合ったフードを年齢や種類に合わせて購入する必要がございます。
また、おもちゃに関しても子猫の頃は遊び盛りで、すぐに壊してしまう場合があります。
そう言った際には壊れたものはすぐに回収し、新しいものを購入しなければなりません。
どんなに気に入っているものであっても回収しなければ、破片などを誤飲させてしまう理由になりか ねませんのでご注意くださいませ。
特に、プラスチック類などは注意が必要です。
また、綿の入ったおもちゃや鈴の入ったおもちゃなども誤飲しやすいためしっかりと見てあげましょ う。
さらに、猫の場合上記で説明をさせていただいた通り爪を研ぐ習性があるため、適切な爪とぎ器具をその都度購入しましょう。
また、家の物で爪とぎをさせないような対策として、爪とぎを複数購入する必要も出てくるためその子の性格や習性に応じて購入する個数を決めましょう。
では、毎月はどの位の費用が必要になるのでしょうか?
続きましてご紹介していこうと思います。
餌はドライフードやウエットフードなどがあるため、その子に合った物を選んであげましょう。
また、それにより餌代が大きく変動する場合がございますので、その子が食べる様子を見ながら餌を決めていくと良いでしょう。
さらに、おやつについては「チャオチュール」や「銀のスプーン」など様々な種類のものがございますが、カロリーや栄養面など年齢や疾患などに合わせて購入することをお勧めします。
その他に、猫は毛玉を吐くことが良くあるため、そのための消毒液や猫草などを用意しておくと良いでしょう。
とくに、猫が毛玉を吐く場所はトイレと違い特定の場所ではない場合があります。
ですので、猫が過ごす家の衛生面などから消毒液などは常に用意しておくことが大事になります。
また、上記の費用の他に定期的な健康診断の費用や、病気や怪我になった際の治療費がかかります。
猫がかかりやすい病気として、膀胱炎、おう吐、結膜炎、腎不全等あります。
猫の場合、一匹で買うのではなく数匹を一度に飼う多頭飼いをされている場合が多く、また、子猫の場合ですとまだ力加減が出来ないため喧嘩や遊びなどで、怪我をしたりさせられたりするケースもよくあります。
そう言った際には怪我の程度を確認しながら動物病院へ連れて行ってあげる必要がございます。
その際の治療費に関しては一度におおよそ「7,000円ほど」かかると言われております。
また、年間ではおおよそ「90,000円ほど」かかると言われております。
その他、病気の際や歳による疾患などによって、通院や手術が必要な場合はより沢山の治療費が必要になる場合がございます。
詳しい治療費の内約や一回当たりの病院費用については、「ペットがもし病気や怪我をしたら?治療費ってどのくらい?」にてご紹介しているので気になる方はこちらも合わせてご覧くださいませ。
猫が家で生活するための費用と治療費について上記でご紹介しましたが、ではトータルでいくらほどかかるのでしょうか?
猫の飼育費用は犬の飼育費用の約半分程の費用となります。
そのため、飼育費、診療費等合わせて年間おおよそ16万円ほどと言われています。
また、この他に猫が亡くなった際にお葬式をする場合そちらの費用もかかります。
火葬内容につきましてはこちらのページを「「ペットの合同火葬はここがおすすめ!私が合同火葬を選んだ理由」」
また、ペット火葬真愛メモリアルの火葬料金についてはこちらを「料金一覧」
火葬プランに関してはこちらを「分かりやすい料金体系」
クリックしていただくとご覧になることが出来ます。
ご参考にしてくださいませ。
その他、供養のためにグッズに関しては1万~5万ほどかかると言われております。
また、お墓やお寺への納骨などを希望される場合はそれぞれ数万~数十万かかります。
お墓や納骨に関してはお寺やペット霊園によって費用やプランがことなるため、それぞれ希望の場所へお問い合わせくださいませ。
生前からお見積りをすることも可能で、最近では「ペットの終活」なども話題になっているのでご相談などしておくとよいでしょう。
最後にこれらを合わせた
生涯費用は平均寿命がおおよそ15年の場合、一匹あたり「240万」ほど
と言われています。
ただし、必要不可欠な最小限のみの費用であればおおよそ50万台で飼育が可能とも言われております。
ただし、家族のように接するペットですからついついあれやこれやと飼ってあげたり、病気や怪我などが原因で生涯費用がもっとかかる場合もございます。
特に猫の場合は腎臓病などになりやすいため、病院への定期的な診察が必要になる場合があり、そうした場合には生涯費用が上記の平均を超えてしまう場合もあるため、注意が必要です。
いかがでしょうか?
最近ではペットのことをコンパニオンアニマルや伴侶動物というように、ペットを家族や子供のように育てる方が多いため、飼育費用が年々増加傾向にあります。
ですから、生涯費用などを見るとこんなにかかるの!?と驚かれる方もいらっしゃるとは思いますが、実際育ててみるともっと費用をかけてあげたいとなる場合もあります。
おおよそ15年ほど寄り添い生きていくパートナーだからこそ、最大限の愛情と費用をかけて健康に長生き出来るようにしてあげましょう。
そして、猫を飼う際にはこういった費用が必要になると念頭に入れておけば事前に様々な費用を用意できるため、老猫になり病院へ行くことが増えた場合でも慌てずに対処することが出来ます。
そうして、皆様が猫とのこれからの日々を健やかに過ごせるようお祈りしております。
記事担当 阿部
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