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カエル
コラム

カエルの火葬って出来るの?カエルの遺骨は火葬後に残るの?マニアックな両生類の火葬について

 

はじめに

昨今話題となっているエキゾチックアニマルの中でも一部の方々に非常に人気を誇る種類

 

カエル

 

カエルという種類は全世界に

 

おおよそ6,579種

 

いるとされております。
カエルと一括りにしてみてもその大きさや色、そしてなによりも特徴は様々あり、親指くらいの大きさの小型のカエルから一時期話題になった子供くらいの大きさの超大型のカエルまで様々な種類のカエルがいます。
そして、同じカエルでもこのように姿形そして特性が異なるからこそ非常にマニア性が高く、興味を惹かれる方も多いのではないでしょうか?
また、昨今では

 

エキゾチックアニマルの専門店やエキゾチックアニマルも扱う大型のペットショップ

 

も増えてきており、エキゾチックアニマルと呼ばれる海外からやってきた新しい種類のペット達を目にすることが出来る機会がかなり増えてきております。
そして、ペットとして飼育するからこそ最終的に起こりうる問題

 

カエルが亡くなってしまった時にはどのようにすればよいのか?

カエルのペット火葬を行うことが出来るのか?

また、カエルの遺骨は火葬後に残るのか?

 

と言った内容になるかと思います。
大切に飼っていたペットだからこそどんなに小さなカエルであっても無下にしたくはない。
けれども、ペット火葬を行うことが出来るペットにカエルが含まれているのか分からない。
と言った皆様のお悩みを今回はペット火葬社の目線から詳しくご説明させていただきます。

 

カエル、アマガエル

 

意外と知らない?カエルの生態について

皆様、カエルと言えば真っ先に思いつくのが雨上がりの日や夏の田んぼなどでよく見かけるアマガエルやヒキガエルなどの緑や茶色のカエルたちかと思います。
また、カエルと言えば幼いころに捕まえてお家で飼っていたという方もいらっしゃるかもしれません。
このように、昔から日本人の生活のそばにいるカエルたちですが

 

日本には現在5科42種のカエルがいる

 

と言われております。
その中でも日本固有の種が

 

二ホンヒキガエル、ヒキガエル、カエル

 

二ホンヒキガエル

 

になります。
こちらは通称ガマガエルと呼ばれており低地から高山まで様々な環境で暮らすことが出来るため、日本の広い地域で目にすることが出来るカエルとなっております。
また、夏の田んぼなどで大きな声で鳴いている体の大きな茶色っぽい色のカエル

 

ウシガエル、カエル

 

ウシガエル

 

もとても馴染みのあるカエルになるかと思います。
このウシガエルは元々食用に海外から持ち込まれた外来種のカエルとなります。
そのため日本に古来からいる生き物ではなく、また、ウシガエルの特徴として

 

口に入るものはなんでも食べてしまう

 

という、ペリカンによく似た悪食でもかなり有名なカエルとなります。
そのため、ウシガエルは特定外来生物に認定されており日本の生態系をこれ以上乱さないように、生きたままの輸送・飼育が禁止されており、例えば子供が別の場所で拾ってきたウシガエルを家の近くに放してしまうなども基本的には禁止されております。
理由としてはウシガエルの場合には何でも食べる悪食であることから生存する力も強く、また、その力に負けて日本に在来している生物が負けてしまう可能性があるためです。
そのため、ウシガエルを見つけても捕まえたりはしないようにしましょう。
また、もし子供が捕まえて来てしまっても上記のように伝えて場合によっては保健所等へ相談をしましょう。
さらに、飼育はもちろん禁止となっているためカエルの飼育を行いたい場合には

 

ペットショップへ行きカエルを飼う

 

という形を取った方が良いでしょう。
なぜかと申しますとウシガエルを避ければ日本にいるヒキガエルならば飼えるのでは?と思う方も多いかもしれませんが

 

ヒキガエルやアマガエルには毒がある

 

ためです。
さらに、カエルにはこのような毒を持つ種類が多く存在しているため、毒を持つカエルかどうかの見分け方やどこから毒が出てくるのか分からない人の方が多いかと思いますので、野生環境下にいるカエルはむやみやたらに触ってしまったり、捕獲をしてしまうことは重大なリスクに繋がる可能性があるため避けましょう。
逆に

 

カエルを専門的に扱っているショップへ行き生体や毒性などについてもきちんとした説明を受けた状態

 

でカエルを飼うということをした方がカエルにとっても人にとっても良い暮らしを送ることができます。
また、カエルの場合にはその原産地域によって適正な湿度や環境が大きく異なるため、きちんとした知識を持ち環境を整えてあげた上で飼育を行いましょう。
さらに、よく小さなお子様が外から採ってくる事の多い

 

アマガエル、カエル

 

アマガエル

 

については日本の気候に適している生き物のため基本的には人が暮らしやすいと思う23~25度くらいの室内環境に置いてあげれば温度としては問題はありませんが、湿度は70~80%とかなり高く保つ必要があるため湿度に気を付けてあげると良いでしょう。
また、先にも記載がある通りアマガエルにも毒があります。
お子様が触った際には必ず石鹸などで手を綺麗に洗い、ケージに一度入れてあげたらあまり触らないようにした方が良いでしょう。
また寿命としては3~5年程度と考えた方が良いでしょう。
さらに、野生からやってきたカエルの場合にはどのくらい生きていたかなども分かりにくいため、仮にお迎えをして直ぐ亡くなってしまう可能性もあるためそう言った可能性も視野に入れて飼育をした方が良いでしょう。
また、その他の種の場合ですと10年ほど生きる種類のカエルもいますので、カエルも大きさや種類によって寿命が異なることを念頭に入れて飼育をするとよいでそう。

 

人気のあるカエルの種類

・ツノガエル

・ヤドクガエル

・イエアメガエル

・アメフクラガエル etc

 

となります。
こうした様々な種類のカエルの中から見た目や育てる環境などが自分に合った種類のカエルを選んでお迎えしてあげると良いでしょう。
さらに、与える餌は

 

ペットショップで購入をしたカエルが食べることの出来るフードのみ

 

にした方が良いでしょう。
カエルは雑食性が高く口に入ったものは何でも食べてしまうと言った特性を持つカエルもいます。
また、そう言った理由から

 

外から捕まえてきた昆虫

 

を与えてしまう方もいらっしゃいますが、外から捕まえて来た昆虫には雑菌などが付着しており、それが原因となり死亡してしまう可能性もあります。
そのため、フードについては人工的に飼育もしくは作られた食べ物の実にした方が良いでしょう。
また、上記のような特性から誤飲も多くあるため食事の際には気を付けて様子を見てあげましょう。
特にカエルのような小動物の場合には手術が難しいケースが多いため、手術を行う必要がない生活を送らせてあげられるよう心掛けた方が良いでしょう。

 

以上が日本でよく見かけるカエルの特性やカエルを飼った際のワンポイントとなります。
続きまして、そうして大切に育てていたカエルが万が一亡くなってしまった際にどうしたら良いのか?について詳しくご紹介させていただきます。

 

アマガエル、カエル

 

カエルが亡くなってしまったら

まずご自宅で飼育されているカエルが動いていない様子だった場合

 

仮冬眠や冬眠をしていないか?

 

チェックをしてあげましょう。
仮冬眠や冬眠の見分け方についてはカエルの種別によって異なるため

 

どのような条件で冬眠をするか種類ごとに確認をする

 

もしくは

 

病院等へ連れて行き確認をする

 

という形をとってください。
また、素人目でも分かりやすいのが四肢の脱力などになります。
冬眠をしている場合には勿論体の筋肉や細胞が生きている状態のため、持ち上げた際などに手足がだらりとすることはありません。
ですが、もしも亡くなってしまっている場合でなおかつ死後硬直が解けている状況の場合には、手足には勿論力が入ってないためだらりとしてしまいます。
こうした方法で確認をすることも出来ますが、どのくらいの時間で死後硬直が解けるかは個体差によるため、死後硬直が解けるまでそのまま放置をすることはあまり良いことではないので上記のような冬眠の条件の確認や病院へ行き確認を取った方が良いでしょう。

また、上記の方法などでカエルの死亡が確認された場合

 

速やかに体を綺麗にし、保冷を行ってください

 

理由といたしましてはカエルの場合には生体によっても多少は異なりますが、かなり湿度と温度の高い場所で暮らしていることがおおくございます。
その湿度を保つために水を飼育ケースの中に沢山入れている場合が多くあります。
そして、カエルの場合には排泄を覚える生き物ではないため自分が暮らしている空間どこにでも排泄をしてしまい、その排せつ物が水中に混ざってしまうことがほとんどになります。
そのためカエルの体がそうした排せつ物などで汚れてしまっている可能性があり、カエルの排せつ物からアンモニアが発生してしまいそのアンモニア臭がきつく体から出てしまう可能性、また、亡くなった原因がそうした理由からなる水中の汚れなどの場合には雑菌が繁殖してしまっている可能性があるため、臭いや病原菌をおさえるためまずは体を清潔にすると良いでしょう。
そして、体をキッチンペーパーなどで良く拭いて体の水分を取り、再度雑菌が発生しないようにしましょう。
また、温度の高い場所で普段暮らしている関係から温度が高ければ高いほど腐乱のスピードが早まってしまうため、なるべく早めにお体をきちんと冷やしてあげましょう。
目安としては体が凍ってしまうのではないかというくらいしっかりと冷やしてあげることが理想となります。
そして、カエルの場合には両生類であり水中にいる時間も多くあると言った理由から魚類同様

 

亡くなった当日から次の日にかけての早めの火葬

 

が望ましいとされております。
ただし、お仕事の都合やご家族皆様のご予定等もあるかと思いますので、そう言った飼い主様のお時間に合わせたペット火葬をご希望の場合には

 

出張ペット火葬

 

を利用することで自分の時間に合わせたペット火葬を行いやすい傾向がございます。
特に平日の夕方から夜間などのお仕事や学校終わりの時間であって出張ペット火葬の場合には、ペット火葬を行うことが出来るペット火葬社が多くあるため時間のない場合にはとても便利なサービスとなっております。

 

このような形でカエルが亡くなってしまったらご遺体の処置そしてペット火葬社探しを行って頂く形となります。
ですが、その際に皆様にとって難点となるであろうことが

 

カエルの火葬を行う場合には骨を残すことが出来るのか?

 

と言ったことになります。
特にペット火葬の場合には複数プランがあるため、そのプラン選びにも重要な遺骨について続きまして詳しくご紹介させていただきます。

 

ヤドクガエル、カエル

 

カエルの火葬を行うことは出来るのか?

まず初めにペット火葬を行う方の多くが思うことが

 

ペット火葬はあくまでも犬猫の物であって骨が残らなさそうな小動物とは無縁

 

ということです。
しかし、これは大きな間違いです。
時代と共に火葬炉の性能や火葬技術が発展していき現在では

 

かなり小さな小動物であっても火葬を行い遺骨を残すことが出来る

 

という風に変わって行っております。
当店でも

 

アマガエルの成体

 

の火葬や

 

クランウェルツノガエル

 

火葬を執り行わせていただいた実績があります。
また、カエルの火葬となりますとイメージ的には

 

遺骨を残すことが難しいため合同葬のみ

 

と言ったイメージがほとんどかとは思いますが

 

カエルの遺骨は残すことが可能

 

です。
ただし、ある程度お体の大きさがあるカエルに限る形となり、少なくともアマガエルの成体については遺骨を残すことが可能でございます。
ただし

 

カエルの骨の構造は他の生き物と異なる

 

ため、飼い主様が思う通りにお骨が残るとは限りません。
例えば、他の生き物と比べて一番分かりやすい骨の違いとしては

 

カエルの場合には肋骨がない

 

という特徴がございます。
その他にもカエルは遠くへ飛ぶための飛距離を得るために

 

骨の軽量化と骨の本数を他の生き物よりも減らしている

 

という特徴があります。
そのため、他の生き物に比べてそもそも骨の数が少ないため残る遺骨の量も異なります。
ですので、そのことを念頭に入れて火葬を行うことで骨が無くなってしまった!という勘違いを防ぐことができます。
また

 

カエルの頭蓋骨はそれぞれの種類によって形状がかなり異なる

 

と言った特徴がございます。
人や犬・猫の場合には大きさや多少の骨の出っ張りなどに差はあれども、同じ種類の生き物同士で頭蓋骨に開いている穴の数やその穴の形状が異なる事はほとんどございません。
ですが、カエルの場合には種類によって頭蓋骨に開いている穴の数やその穴の形状が異なる事が多くあり、そのため

 

カエルの頭蓋骨の残り方はその種によって大きく異なる

 

と言った特徴がございます。
特に

 

カエルの種によって頭蓋骨の密度も異なる

 

という特徴もあります。
さらには、頭骨の皮と骨が癒着してしまっているという不思議な特徴を持つカエルもいます。
このようにカエルは同じカエルでも頭蓋骨の形状が種によって異なるため、以前火葬をしたカエルとは違う形で頭蓋骨が残る可能性が多くございます。
また、カエルの場合には

 

下顎の左右が分かれている

 

と言った特徴があります。
また、その他の頭蓋骨の部分についてもパーツごとに分かれている部分が多くあるため、カエルの頭の残り方としては

 

頭蓋骨はパーツ毎に顎については左右別々に残る

 

と言った形で頭の骨が残るような形となります。
このように頭蓋骨が丸く残りにくい生き物はカエルの他にも爬虫類なども同様に頭蓋骨が形を保ったまま残りにくいと言った特徴がございます。
そのため、頭がバラバラになってしまったとショックを受ける方もいらっしゃいますが、こちらは構造上元々パーツ毎に分かれており、それを軟骨などが支えているため火葬前は頭蓋骨の形状となりますが、火葬後はそうした支えている部分が火葬されてしまうため、パーツ毎に分かれると言った形になるためショックを受ける必要はございません。
こうした知識を元にペット火葬に望むことで落胆してしまう可能性を低くすることができます。

 

以上がカエルの骨の特徴とその残り方についてとなります。

 

イエアメガエル、カエル

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペット火葬をご希望される方は沢山いらっしゃいますが、その中にはカエルのように一般的にどのような形で火葬が可能で、また、火葬後の遺骨がどのようになるのかと言った部分があまり知られていない少しマニアックなペットもまだ多くいらっしゃいます。
そして、その多くがそのマニアックさ故にペット火葬を諦めてしまうケースもまだ多くございます。
そうしたペットやその飼い主様がきちんとペット火葬を行えるように、今回は少しマニアックなペットの中でもカエルの火葬について詳しくご紹介させていただきました。
当店ではカエルを初めとする、両生類や爬虫類そして魚類などペット火葬を行う上では少しマニアックなペットの火葬も多くお承りしております。
さらに、当店では小動物の火葬を専門で行うスタッフも在籍しているため、極小動物の火葬についてもお承りが可能でございます。
詳しいご葬儀についてのご相談はお電話またはライン@からお承り可能となっております。
24時間365日いつでもご相談くださいませ。

 

記事担当  阿部


 

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