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ペットお供え物
コラム

ペットの仏壇やペットのお墓・納骨堂にお供えする物は何がいいのか?お供えするときの注意点は?

 

はじめに

ペットが亡くなりペットの火葬・葬儀を行った後のペットの遺骨の供養を行う際に、ペットの場合には宗教や習慣などが人と違い関係がないため、ペットの供養を行う時には様々な方法を取ります。
例えば、人と同じようにペットのお墓を用意してそこへペットの遺骨を納めるという方法を取る方もいます。
また、将来的なお墓への不安があるもお寺などでペットの遺骨を供養してもらいたいなどと言った場合には、将来的に共同墓地への永代供養などが可能な納骨堂への納骨をされる場合もございます。
その他、ペットの場合特に多い供養方法として手元供養という方法がございます。
手元供養の場合には、ペットの遺骨が入った骨壺の前に供養のためのおりんやお線香などを用意して供養する方、ペットのための仏壇を用意して供養を供養する方、ストラップなどに遺骨を入れ身に着けて供養する方など様々な方法での供養をすることができます。
その中でも今回は、ペットの仏壇やお墓・納骨堂で供養を行う際にご霊前にお供えするお供え物はどのような物が一般的なのか、また、お供え物をする際の注意点などをご紹介していきたいと思います。
これからペットの供養を行う方やお墓参りに行く方のご参考になれば幸いです。
それではまず初めにペットの仏壇にお供えする物についてご紹介いたします。

 

 

ペットの仏壇にお供えする物について

ペットの仏壇や仏具には様々な種類がございます。
そして大抵の場合にはペットの供養3点セットや5点セットなどと言った供養用品のセットで販売されていることが多いです。

 

・3点セット例

 

・5点セット例

 

ペットの供養を行う際にはこのようなセットで販売されている用品を購入すると、柄や色などを統一出来る他ペットの仏具の場合には個々での販売が少ないため、一つずつ揃えるのは手間となるため一度に購入すると良いでしょう。
そして、ペットのご霊前にお供えする物の一般例として

 

・フード
・おやつ
・お水
・お花
・おもちゃ

 

以上となります。
この中でも、5点セットは一般的には5具足と呼ばれるものとなりこちらを使い供養を行うことが人の場合は一般的となります。
そして、5具足の内容としては下記のようになっております。

 

・水入れ
・花立
・香炉
・供物台
・燭台

 

こちらの5具足の中でも水入れや香炉については人と同じように、水入れには普通のお水を入れ、香炉には香炉灰を入れましょう。
そして、花立は人の場合には花束が1対2束という仏壇の左右に1つずつ花を飾る方法を取りますが、ペットの仏具の場合にはサイズの問題や習慣の違いから、1つの仏壇に対して1つの花を飾ることが多くそのようなセットになっている仏具の方が多いです。
そのため、セットの仏具では1対2束にならないと言った場合でも問題はございません。
また、花立に飾る花の色についても人の場合には3色~5色が一般的で色は「白、黄色、紫色、ピンク色、赤色」が良いとされております。
しかし、ペットの場合には必ずしも上記のような色のお花でなければいけないなどのルールはございません。
またペットのご霊前にお供えするお花に関しても菊などの一般的な仏花だけではなく、バラやヒマワリ・チューリップなどの様々なお色や形のお花をペットのご霊前に飾る方が多くいらっしゃいます。
その理由としては上記に記した通り、ペットにはあまり宗教が関係ないため飼い主様の信仰している宗教に合わせるなどの場合以外ですと飼い主様のお好きなように供養することが可能となります。
さらに、昨今では生花はすぐに枯れてしまうなどの理由からプリザーブドフラワーなどの長く飾ることが出来るお花を仏花として利用することも増えており、仏壇用のプリザーブドフラワーの販売などもされております。
また、燭台に置く蝋燭に関してはペットの燭台は小さな物が多いため一般的な蝋燭ですと燭台に対して大きすぎる場合があるため、ペット用に販売されている小さな蝋燭や骨の形をしているなどのバラエティーに富んだ蝋燭を使用すると良いでしょう。
蝋燭に関しましては人の仏具を販売している仏具店などでも今は小さな蝋燭を購入することが出来ますので、ペットのための小さな蝋燭を購入したい場合には仏具店へ訪れても良いでしょう。
そして、供物代にはペットが生前好きだったフードやおやつなどを入れてあげましょう。
また、ペットのフードやおやつなどを衛生管理などの面からペットが亡くなった際に一緒に火葬や供養を行って手元にない場合には、他の食べ物をお供えしても良いでしょう。
特に、生前ペットが好きだった果物や人の食べ物・お米などをお供えしても問題はございません。
ただし、生物に関しては消費期限には気を付けましょう。
そして、人と同様にご霊前にあげていた供物を下げた際にそちらが食べられる場合には、食べてしまっても問題はございません。
以上がペットの仏壇にお供えする一般的な物の例となります。

 

ペットのお墓・納骨堂にお供えする物について

続きまして、ペットのお墓や納骨堂にお供えする物についてご紹介いたします。
ペットのお墓にお供えする物の一般例として

 

・お水
・フード
・おやつ
・お花

 

などが上げられます。
ペットのお墓の場合は室外での供養となるため、フードやおやつなどに関してはお帰りの際に一緒に持ち帰りましょう。
また、お花に関しても枯れてしまう前に再度お参りに行くことが出来る場合にはそのまま残して帰っても問題ございませんが、再度お参りに行くまでに1年などの月日が空いてしまう場合にはお花も持ち帰ると良いでしょう。
ただし、ペットの霊園によっては枯れたお花をペットの霊園で回収をして綺麗にしてくださる場合もあるため、そうした場合にはお花を残していても問題ないこともございます。
こちらはペットの霊園によってルールが異なるため、気になる場合にはご希望のペット霊園にお問合せすると良いでしょう。
お墓にお供えする物やそのルールについてはペット霊園も人の霊園と同様に行う場合が多いので、人の霊園のルールに則って行えばルール違反などになることがないので、ペット霊園ではどのように供養を行えば良いのか悩んだ場合には人のお墓参りと同様の方法で行うと良いでしょう。

 

続きまして、ペットの納骨堂についてご紹介いたします。
ペットの納骨堂にお供えする物の一般例として

 

・フード
・おやつ
・お花
・おもちゃ
・写真

 

などになります。
ペットの納骨堂の場合には供養場所が室内となるため、雨風にさらされる心配などがないためおもちゃや写真などをお供えすることが可能となります。
ただし、スペースが納骨堂によって異なるため納骨堂のサイズによって置くことが出来る物の数などが異なるので、ご自身が契約された納骨堂の大きさに合わせてお供えするおもちゃなどを選びましょう。
また、フードやおやつなども消費期限切れになる前に再度お参りに行くことが出来るならばお供えすることが出来る場合もございます。
そして、お花やお線香に関しては納骨堂の場合個別のスペースではお供え出来ない場合がございます。
それは納骨堂の場合お隣とのスペースが狭いことや、納骨堂の個別スペースは骨壺が置けるほどの小さなスペースのみ場合が多いため、お花を飾るスペースやお線香をあげるスペースが個別スペースにはない場合がございます。
そうした場合には、共同の供養スペースがご用意されておりそちらでお花やお線香をあげるようにしている場合がございます。
そのような時には共同スペースとなるため、お花は帰宅する時にしっかりと回収しましょう。
また、場合によってはそのままお花を飾ることが出来る納骨堂もございますので、そちらもお墓同様に納骨堂にきちんと確認をしましょう。
基本的には納骨堂の共同スペースではお線香以外の物はお参りが終わったら全て片付けてから帰宅しましょう。

以上がペットのお墓や納骨堂にお供え出来る物のご紹介となります。
続きまして、ペットのご霊前にお供え物をする際の注意点についてご紹介いたします。

 

お供え物

お供えする際の注意点

ペットのご霊前にお供えする物のうち一番お供えされるものとして

 

・ペットのおやつ
・フード

 

がございます。しかし、こちらをご霊前にお供えする場合には衛生管理をしっかり行わなければなりません。
ご自宅での供養でフードやおやつをお供えする場合には、供物台に包装がされていない状態でお供えする方がいらっしゃいます。
そのような場合には必ず毎日新しい物と交換してあげましょう。
ウェット系のフードやおやつの場合にはサランラップなどをかけてあげ虫などが寄らないように工夫をするのも良いでしょう。
また、乾燥してしまうとこびりついて落としにくくなるため、ウェット系のおやつに関しては袋から出さずにそのままご霊前にお供えすることも考えましょう。
さらに、ドライフードの場合は乾燥しているからと言って数日間などそのまま放置することが無いように気を付けましょう。
ドライフードも空中の湿気を帯びてしけってしまうことがございます。
そうしたことが原因してカビの発生などが無いように気を付けましょう。
また、お墓にお供えする際には雨風に晒されて腐敗してしまうことはもちろんの事、お供えしておくことで野生生物などがフードやおやつを食い荒らしてしまう可能性もあり、衛生的に良くないためペットのお墓にフードやおやつをお供えした場合には、必ず帰宅の際に持ち帰りましょう。
持ち帰らない場合にはマナー違反となりますのでお気をつけください。
さらに、ペットの納骨堂にフードやおやつをお供えする場合には個包装されている場合で、なおかつ賞味期限内に再度参拝を行うことが出来賞味期限が切れる前に回収することが出来るのであればお供えできる場合がございます。
ドライフードなどをエサ皿などに移して個包装されていない状態でお供えすることは、カビの発生などの恐れがあり衛生管理上良くないため避けた方が良いでしょう。
また、そうした衛生上良くないことをしてしまうことは、他の納骨堂利用者への迷惑ともなりますのでお気を付け下さい。
どうしてもフードなどをエサ皿に移してお供えしたい場合には、共同スペースで参拝を行う際に一時的にご霊前にお供えして帰宅の際に持ち換えるようにしましょう。
その際にも、フードなどを共同スペースへ落としたりしないよう気を付けましょう。
また、その他ご霊前にお供えするものとして一般的なお花に関しても気を付ける事がいくつかございます。
生花の場合には枯れてしまう前に回収し、新しい物を改めてお供えする必要がございます。
また、枯れてしまう前に回収することが難しい場合には、お参りから帰る際に一緒に持ち帰るようにしましょう。
さらに、そうした手間を考え最近では長期間枯れにくいプリザーブドフラワーをご霊前にお供えする事も可能ですので、そちらを利用するのも良いでしょう。
ただし、プリザーブドフラワーも管理によっては枯れてしまうことがございますので、プリザーブドフラワーだからと言って管理を怠らずにプリザーブドフラワーの管理方法を確認し、長持ちさせられるように気を付けましょう。
さらに、納骨堂の共同スペースに生花を持って行く際には花粉などに気を付けましょう。
納骨堂の共同供養スペースに花粉などを落としてしまうと、次に参拝を行う方のお洋服やそのペットの骨壺が花粉によって汚れてしまうことがございます。
ですので、花粉などが飛んでしまうお花をお供えしたい場合には、事前に花粉の部分を切り取りご霊前にお供えすると良いでしょう。
また、知人のペットが亡くなりお墓参りや仏壇へお供え物をする際にはあまり大きな花束などを選ばない方が良いでしょう。
ペットを供養するスペースは人と比べて小さく作られている場合が多く、あまり大きな花束などを用意してしまうとお供えが難しい場合がございます。
ですので、小さな花束もしくは小さなプリザーブドフラワーなどを用意すると良いでしょう。

以上がペットのご霊前にお供えする物の注意点になります。

 

お参り

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペットのご霊前にお供えする物の詳細に関しては飼い主様によって異なりますが、一般的には人のご霊前にお供えする物とあまり変わりません。
ですので、ペットのご霊前にお供えする物について悩んだ際には人のご霊前にお供えしている物と同じ物を用意しても良いでしょう。
そして、飲食物やお花については腐敗してしまうことがあるため衛生管理には十分に気を付けてお供えをしましょう。
また、お供えが難しい場合にはフェイクフードやフードの形を模した蝋燭などをご霊前にお供えする方もいらっしゃいます。
そうした需要のために食べ物の形を模した蝋燭が最近では仏具店などで販売されていますので、そうしたユニークな蝋燭をご霊前にお供えすることも良いでしょう。
また、埼玉県川口市にございますペットの仏具が販売されているお店については「ペットの仏具とペットの仏具を実際に購入できる埼玉県川口市の店舗について」の記事にてご紹介しておりますので、埼玉県川口市でペットの仏具のご購入をご検討されている方はこちらをご参考にしていただければと思います。
その他、埼玉県にはペット専用の仏具販売店が埼玉県さいたま市にございますので、そうした場所で供養用品を購入することもおすすめです。
そして、飼い主様が最も良いと思う供養方法をお選び頂ければ幸いです。

 

記事担当  阿部


 

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