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ペットロス
コラム

ペットロスとペット葬儀社の関係について~辛いペットロスを乗り越えるために出来ること~

 

はじめに

近年、ペットブームによって3世帯に1世帯がペットを飼育していると言われているほど、ペットを飼育している人々の数はかなりの割合で増えつつあります。
さらには、コロナウイルス蔓延によって自宅で過ごす機会が増えたことによって、ペットを新しく飼育し始めた方も増加しました。
このことによって、ペットと触れ合う機会が以前よりも大幅に増えそしてペット市場も年々拡大をしております。

そうした影響から、ペットに関する医療やフードなどがよりペットの寿命を長くできるようにと発展し、その結果、以前よりもペットの平均寿命が長くなりつつあります。
そのため、以前よりもペットと過ごすことが出来る時間が年単位で増えまた多様性のあるペットの中から、より飼い主様になる方の好みに合ったペットをお選びいただけるようになったため、ペットへの愛着心が以前よりも増したと言われております。
また、猫の場合には外と中を行ったり来たりするような飼い方から家の中でだけ過ごすような飼い方に変わりつつあり、そうした影響から死に際にどこかへ消えてしまいそれっきりなどということも少なくなり、結果、亡くなる際には自宅で看取るという機会も増えたように感じます。

こうした影響からペットは自宅または病院等で飼い主様が看取るということが習慣化され始めており、ペットの高齢化に加えペットとのお別れと向き合うことも昨今では増えたように感じます。
そうした流れの中で現在問題視されていることが、ペット=家族という認識からペットを失った際に引き起こされる

 

ペットロス

 

と言った心身的な症状です。
こちらは、を失ったショックから引き起こされる様々な心身的な症状を指し、最近ではこうしたペットロスと呼ばれる気持ちの問題を抱える方が増えた影響からペットロスと言う言葉を耳にする機会も増えたのではないでしょうか?

ただし、まだまだペットロスというものについてのしっかりとした認識やペットロスとペット火葬社の関係についてあまりご存知ではない方の方が多くいらっしゃるかと思います。
むしろ、ペットロスとペット火葬はあまり結びつかないものだと感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は

 

ペットロスを克服するためにはペット火葬が必要?

ペット火葬をお願いすることでペットロスが軽減される?

ペットロスとペット火葬の関係について

 

ご紹介させて頂こうと思います。

 

ペットロス

 

ペットロスとは

まず初めに皆様はペットロスというものをご存知でしょうか?
ペットロスと言う言葉はまだ新しく作られた言葉のため、詳しい定義等がなされていなかったり具体的な症状等が曖昧ではありますが、大抵の場合

 

ペットを失ったショックから引き起こされる精神的・肉体的な症状

ペットを失ったショックから引き起こされる心の落ち込み

 

などと言われております。

また、ペットロス自体は誰もが起こるペットを失った際の悲しさを指す単語であり、そこから引き起こされるうつ病などの精神的失陥についてはペットロス症候群と言う場合もあります。
ただし、こちらについてはまだ症例報告や病例自体が少ないため具体的な定義がなされていないため、ペットによって引き起こされると言った部分を加味しない普通のうつ病と病院によっては診断されることもあるそうです。
このように、ペットを失ったことによって引き起こされるペットロスに関する認知度や病例についてはまだ新しく作られたばかりということもあり、中々周りにきちんと伝わらないこともあります。
特に、ペットロスとはペットを失ったショックから引き起こされる心の落ち込みを指す場合もあるため、この場合のペットロスについては親しい間柄の者を失った際のショックに似た通常の喪失感と似たようなものとなるため、何か異常性があるものではないと言った認識で良いかと思います。

ですが、ペットを失っただけなのにそんなに落ち込むだなんて異常だと言う人も中にはいるかもしれません。

そうした人や思い込みが原因となって、ペットに対する悲しさを異常だと認識してしまった結果、精神的な病気へと段階が上がってしまうと言った例もございます。
ですので、ペットを失った際に悲しむことは全く異常ではないという認識がまず大事なこととなります。

また、このペットを失ったことに対する悲しみがペットを失ったと言った状態を自分の中で認識すること、そして、悲しむことでペットの死と向き合いそれを自分の中に落とし込んでいく作業となるため、よくペットロスなどのペットを失った際に強いショックを受けた場合には悲しさを無理に改善しようとせずに泣いたり喪に付したりするのが良いとされているのはこうした理由からだとも言われております。
特にペットの場合にはペットを失った事を受け止め切れずに、ペットはお空でまだ生きている、きっと生まれ変わって戻ってきてくれる、強く願えばペットとまた会えるなど、再会や生存を強く思い込みペットの死から現実逃避をしてしまう場合があります。
こうした、ペットの死を受け入れない姿勢がその後のペットロスから引き起こされるうつ病や不眠症・拒食症の原因となると共に、そうした病状を長く引き伸ばしてしまう原因に繋がるとも言われております。

こうした理由から昨今では、ペットが亡くなった場合に起こるペットロスと呼ばれる精神的・肉体的な症状を重要視され始めております。

では、こうした何か対処法があるのか?と言った部分についてですが実はこのペットロスとペット火葬には大切な結びつきがございますので、次に詳しくご紹介させて頂こうと思います。

 

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ペットロスとペット火葬社の関係について

ペットロスとペット火葬の関係と言えば、ペットを失ったことをより現実的にするためペットロスを加速させるのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その懸念通り、ペット火葬を行うことで一度はペットを失ったことを現実的にするため強く落ち込みしばらく何も手につかない可能性もあります。
ですが、逆にこのペットを失ったことを現実的にすることでむしろペットの死を受け入れるきっかけとなり、後の回復へ繋がるきっかけにもなると言われております。
特にペットロスを長引かせる理由の中には、ペットはまだ生きている、ペットが生まれ変わって戻ってきてくれる、ペットとまた再会できるなどと言ったペットの死を認めずにペットはまだどこかで生きていていつか出会えると言った生存説を強く信じることで、ペットの死を認められずに病状が悪化してしまうケースがございます。

こうしたことに陥らないためにもまずはペットの死を認めることが大変重要なこととなります。
そのペットの死を認めるためのきっかけとなるのが

 

ペット火葬を行うこと

 

と言われております。
特に、ペット火葬の場合にはペットの葬儀などを行うことが可能であるため、ペットが亡くなったからと言って無理に離別しようと清掃センターや保健所等で燃やしてしまい後悔をすると言ったことが少なくなります。
また、立会火葬を行いペットの遺骨を実際に飼い主様が拾うことでよりペットの死を実感することが出来、ペットが亡くなってしまったことを受け入れやすくなるとも言われております。
ただし、これだけですともちろん飼い主様にとってとても一人では抱えきれないほどのショックとなることが予想されます。

だからこそ、ペット火葬社ではペット火葬を行うスタッフにペットロスに陥ってしまった飼い主様への寄り添い方を各社でしっかりと学んでいる場合がほとんどとなります。
ですので、飼い主様がペットの死を受け入れると言った工程を踏むと共に、ペット火葬社のスタッフによる心のケアも一緒に受けることが出来れば上手くペットロスを乗り越えるためのプロセスを踏むことが出来ると言われております。
そうした理由からあえて立会火葬を選ぶことで、ペットの死を受け入れることはもちろんの事ペット火葬社の担当スタッフとお話をする時間を得ることで、ペットロスについての相談やペットロスと言った自覚が無くともペットを失ったショックを話すことで、心のケアが期待出来ます。
特に、ペット火葬社の場合には動物葬祭ディレクター等の試験の必須項目にペットロスについての知識も含まれているため、より専門的にペットロスについての相談をお承りすることが可能となります。
また、あくまでもペット火葬社であるため精神疾患かもしれない…と落ち込み病院等への受診を拒んでしまうと言ったケースにもならないかと思いますので、精神病院の先生に話すよりもより話しやすい・相談しやすい相手となるかと思います。
その他、まだペットロスと言った物があまり一般的ではないため他の職種や一般の方相手では理解されにくい症状ではあるため、普段からこのペットロスに最も関わりがある職種であるペット火葬社に相談することがより理解を得やすい場合もございます。

ただし、あくまでもペット火葬社であるため精神疾患に関するアフターフォローなどは難しいので、長く続くような場合にはペット火葬社のスタッフに相談しペットロス専門のメンタルケアセンターやペットロスの患者さんも診てくれるメンタルクリニックなどを紹介していただくことも検討すると良いでしょう。

以上がペットロスとペット火葬社の関係となります。
最後にペットロスの改善方法の一例をご紹介させて頂こうと思います。

 

ペットロス、犬、シーズー、小型犬

 

ペットロスかな?と感じたら

ペットロスには様々な段階があり、ペットロスと言ってもペットとの離別の悲しさである通常の感情からうつ病などと言った重い症状まで幅がございます。
ここでは、うつ病などの重い状態ではなく大切なご家族であるペットを失った離別による通常の悲しい・寂しいと言った感情に対する対処法について詳しくご紹介させていただきます。

 

1,ペットとの思い出話を親しい人とする

2,ペットのご霊前にお線香等をお供えする

3,無理のない範囲で外出をする

4,無理せずにお休みをする

5,ペットが過ごした部屋の片づけをする(遺品整理)

 

以上がペットを失った際に感情の整理をしたい場合の過ごし方となります。
こうした対処法を上げますと何か特別なもののように感じますが、ペットの場合も人の場合も変わらず大切な存在を失った際の心の整理の付け方をすれば良いとされています。
なぜなら、人の場合もペットの場合も相手に対する大切だという感情は飼い主様にとっては変わらないものである場合が多いからです。
ですので、ペットだからと言って何か特別なことをするのではなく、親しい間柄の人が亡くなった時のように無理をせずに故人を偲びながら遺品整理や他の人と思い出話をしたり、無理のない範囲での気分転換を行う方が良いでしょう。

特に、ペットだからと言って早く立ち直らなければならないなどと言ったルールはありませんから、飼い主様にとってどのくらい大切な存在であったかその大切な存在との離別から立ち直るにはどのようなプロセスや時間が必要であるか、ペットという枠組みではなく大切な存在としての枠組みで考えて少しずつ折り合いを付けて立ち直る事がなによりも大切なこととなるかと思います。

また、周りからの理解を得られない場合もあるかと思いますので、そうした場合にはペットロスに関する協会などを通じて同じようにペットを失いショックを受けた方々とお話することも回復へ繋がる大切なことに繋がるかと思います。
なにより一番大切なことは飼い主様が自分を否定しないことや悲しみを内に押し込み、悲しみから目をそらしていつまでもずっと悲しさや後悔を心の中に残さないこととなるかと思います。
無理に前向きになる必要はございませんが、自分を心身的に傷つけてしまうような精神状態から開放されることが大切となりますので、そうした状態に陥らない心の修復を少しずつしていくのが大切な事になるとされております。

 

猫、子猫

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
当店ではペットロスに関する知識豊富なスタッフが常に在中しておりますので、ペットロスかな?と感じましたらペット火葬を行う際やお伺いの際に相談いただくことが可能となっております。
また、ペットロスに陥りペット火葬をしてあげたいけれども不安がある場合にもしっかりと当店スタッフが飼い主様の気持ちに寄り添い、ペット火葬を行えるように支えますので安心してご相談くださいませ。

 

記事担当  阿部


 

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