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コラム

ペット火葬・葬儀時の際のお花事情と知人のペットが亡くなった際におくる花とお悔やみの言葉

 

はじめに

皆様はペットが亡くなった際にはどのようにお見送りをしてあげたいとお考えですか?
ペットの火葬・葬儀の際やペットを安置する際の棺代わりの箱の中にお花を入れていらっしゃる方が多くいます。
それぞれその子の名前の由来になった花、見た目から連想される色に近い花、飼い主様の宗教に則った仏花など、ペットに副葬品としてして持たせてあげるお花は様々ございます。
また、中には花束などを用意していらっしゃる方もいます。
その理由としてペットの火葬・葬儀には宗教的な決まりがないことと、ペットを火葬する際に入れることが出来る副葬品の代表がお花であることから、このように多種多様なお花をお持ちいただく方が多いです。
しかし、実はペットを火葬する際に避けた方が良いお花もございます。
また、この他にもペット火葬が終わった後にペットのご霊前にお供えするお花や、知人のペットが亡くなった際に送るお花についてなど、決まったルールなどはございませんが避けた方が良いお花や、逆に人気のあるお花など。
今回はそんな

ペットを火葬する際のお花のルール

ペットのご霊前にお供えするお花の例

お花を送る際のルールとお悔やみの言葉

についてご紹介していきます。
これからペットの火葬・葬儀をご検討していらっしゃる方や、知人のペットが亡くなりお花をおくりたいなどのご希望がある方のご参考になれば幸いです。

 

犬、中型犬、シェルティー、花

 

1,ペットの火葬・葬儀をする際に一緒に火葬出来るお花

初めに、ペットの火葬・葬儀を行う際のお花のルールについてご紹介していきます。
まず、ペットが亡くなった際に棺代わりの箱に入れるお花についてご説明いたします。
こちらは、基本的には外などで自然に生えている草花はなるべく避けるようにしましょう。
理由としましては、外に自然に生えている草花に虫がついていた場合、それがペットのご遺体に付いてしまい最悪の場合その虫が増殖してしまう恐れがあるからです。
愛するペットのご遺体から虫が湧いてしまったなどと言った事態を避けるためにも、消毒などがされていない自然に生えている草花は避けた方が良いでしょう。
ですので、副葬品として入れてあげるお花は必ず花屋さんなどで生花を買いましょう。
また、バラなど棘がある花に関しては基本的に入れても問題ありません。
しかし、バラの棘がペットのご遺体を傷つけてしまい、その傷口からご遺体が傷み初めてしまうことがあります。
傷口などがございますと、その傷口から通常よりも早いスピードでペットのご遺体が傷んでしまう可能性があります。
ですので、バラなど棘がある花を入れてあげたい場合には必ず棘を取ってから入れてあげるようにしましょう。
棘を取ってからであれば問題なく棺の中に入れることが出来ます。
その他、造花などについては棺に入れてあげるだけならば基本的にはもんだいございません。
ただし、亡くなったペットの体液が漏れ出し造花に付着する可能性がございます。
そうした場合にはペットの火葬・葬儀が執り行われました後、ペットを安置していた棺代わりの箱と共に処分しましょう。
特に、亡くなったペットから漏れ出した体液は衛生管理の観点からそのままにしておくことは良くないため、必ず処分しましょう。
また、こちらの造花に関してはペットの火葬を行う際に入れることが出来ないお花となりますので、続きましてペットの火葬の際に入れることが出来ないお花とその理由についてご説明いたします。
まず初めに、造花と一緒にペットの火葬を行えない理由として、造花などプラスチック類で出来ている物を燃やしてしまいますと、ダイオキシンなどの有害物質が発生してしまうからという一番の理由がございます。
こちらは環境問題に影響すると共に、ペット火葬車の特徴である無煙・無臭で火葬を行えなくなる可能性があるからです。
プラスチック類などを燃やすために作られているわけではないため、燃やす過程で有害な煙が発生してしまったり、有害物質を燃やす嫌な臭いが発生してしまう可能性がありますので、造花などのプラスチック類に関しては少量であっても入れない方が良いでしょう。
さらに、ペットを火葬する際に使用するペットの火葬炉はハムスターやインコなどの小動物のお骨も綺麗に残るように、人の火葬炉と比べて温度が低く設定されている場合が多くあります。
そうした理由からプラスチック類を一緒に燃やしてしまうと、プラスチック類が燃え切ることなくただ溶けただけの状態にしかならずに、ペットの遺骨などにその溶けたプラスチック類がこびりついてしまう可能性があります。
また、同様の理由としてペットを火葬する際に一緒に燃やせるお花も基本的には茎が短く花弁の小さなお花が適しているとされています。
茎が長い場合や花弁が大きい場合またお花の色が濃い場合には、プラスチック類とは違い燃え切ることは出来ますが、お花から出た物質から花や茎の色が遺骨に付着してしまう可能性があるため、避けた方が良いとされています。
ですので、大きなお花や色の濃いお花をどうしても一緒に火葬したい場合には、そのお花の花びらだけを数枚千切ってペットの周りにお供えしてあげるようにしてください。
そして、この数枚という理由も上記と同じように多くのお花を一緒に燃やしてしまうと、その色が遺骨に移ってしまう可能性があるため、お花や花びらもペットの体をしっかりと囲んだり、覆うような量での火葬はあまり良くないとされています。
ですので、人の葬儀と同じようにお花をいっぱい敷き詰めてお見送りなどをすることが難しいのでご注意ください。
上記のようなことに気を付ければペットの火葬を行う際に、ペットと一緒に火葬するお花はなんでもかまいません。
ですので、お好きな色や種類の花を副葬品として持たせてあげると良いでしょう。
ペットの場合ですと、人と違い仏花である必要がないと共にバラなどをご霊前にお供えすることも多々ありますので、飼い主様が思う通りに最後にお花をお供えしてあげてください。

続きまして、ペットの火葬は行われました後、自宅で供養する場合やお花を立てた場合などにご霊前にお供えするお花をご紹介いたします。

 

犬、花、プリザーブドフラワー、花束、フラワーアレンジメント

 

2,ペットのご霊前に飾る花の例

ペットのご霊前に飾るお花には様々な種類がありますが、その中でも人気があるお花を10種類ピックアップしましたので、ご紹介いたします。

 

1,バラ
2,ガーベラ
3,カーネーション
4,チューリップ
5,ヒマワリ
6,スイートピー
7,カスミ草
8,百合
9,菊
10,トルコギキョウ

 

になります。
こちらはあくまでも一例ですので、この他にお花屋さんで素敵なお花を見つけた際にはご霊前に飾ってあげると良いでしょう。
ペットのご霊前に飾るお花に関しましては、カラフルな物を選ばれる場合が多くペットの愛らしさを象徴するようなお花が選ばれやすい傾向にございます。
ですので、ペット霊園やペットの納骨堂では人のお墓や納骨堂とは違い、上記のようなお花がお供えしてある場合もございます。
そうしたことから、ペットのお墓参りに行く際には亡くなったペットに一番似合う可愛らしく愛らしいお花で花束を作ってもらうと良いでしょう。
しかし、納骨堂によっては献花を行うスペースが小さい場合もあるため、そうした場合には小ぶりの花束を用意すると良いでしょう。
さらに、納骨堂の場合ですと室内に供養スペースがあるということもあり、プリザーブドフラワーなどを持って行きご霊前に飾る方もいらっしゃいます。
こちらは自宅で仏壇など供養される場合も同様に今注目されているお花になります。
その理由としてプリザーブドフラワーの場合ですと、日光や温度・湿度を適度に保てば5年~7年ほど持つとされていて、仏壇や納骨堂に飾った際に生花と違い長期間美しいまま飾る事が出来るからだと言われております。
ですので、仕事などで忙しく生花を買いに行くことが難しい場合には、プリザーブドフラワーをご霊前に飾ることもご検討されてみてはいかがでしょうか?

 

犬、花、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワー

 

3,知人のペットが亡くなった際におくる花とお悔やみの言葉例

最後に、知人のペットが亡くなった際におくるお花についてご説明いたします。
知人のペットが亡くなった際には、上記に記した物と同じペットのご霊前に良くお供えしている方が多いお花を選ぶと良いでしょう。
その他に、知人のペットや知人との思い出のお花などあればそちらを選んでも良いかと思います。
そして、上記でご紹介したお花にはそれぞれにペットと知人に向けておくることが出来る、花言葉がございますのでご紹介いたします。

 

1,バラ…愛情、純潔、感謝、友情、絆など
2,ガーベラ…熱愛、希望、感謝など
3,カーネーション…無垢で深い愛、感謝など
4,チューリップ…思いやり、誠実な愛など
5,ヒマワリ…あなたを見つめてる、愛慕など
6,スイートピー…別離、門出、優しい思い出など
7,カスミ草…親切、清らかな心など
8,百合…純粋、無垢など
9,菊…ご冥福をお祈りします、高潔、愛情など
10,トルコギキョウ…希望、清々しい美しさ、優美など
(※ただし、色によって花言葉が異なることがございますのでお気を付け下さい)

 

以上がそれぞれが持つ花言葉になります。
こうした花言葉から知人へと送る花を選ぶ方も多いようですので、ご参考にしていただければと思います。
また、こうしたお花を使い花束を作る際には人の場合とは違い、手のひらサイズほどの小さな花束などにすると良いでしょう。
ペットの場合ですと遺骨を入れている骨壺の大きさや、仏壇の大きさが人の場合よりも小さい場合がほとんどですのであまり大きな花束ですと飾る場所に困ってしまう場合がございます。
ですので花束をおくる際には小さめでなおかつ、お値段の方が2,000円~3,000ほどで作るのが相場だと言われております。
さらに、プリザーブドフラワーなども長期間飾ることが出来、しばらくはかれてしまう心配がないと共に、昨今では仏壇用のプリザーブドフラワーも販売されているので、そうした物を用意しても良いでしょう。
また、お花に付けるお悔やみの言葉として適切だと言われていることが

「ペットを失った飼い主様に寄り添うような言葉」

とされております。
ですので、下記のような言葉は避けた方が良いとされております。

 

・もっとしっかりと面倒を見てあげればよかった
・ペットはいつか死んでしまうものだから、そんなに落ち込まないで
・しょせんペットなのだから、いつまでもくよくよしないで
・そんなに悲しいのならば新しいペットを飼えばいい
・代わりになるペットを飼ったらいい
・かわいそうな最後だったね

 

など、後ろ向きな言葉や無理矢理前向きにしようとする言葉はあまり良くないとされております。
また、飼い主様にとってペットは家族同様の存在であったということをしっかりと念頭に入れ、代替えの効かないかけがえのない存在だと言うことを忘れずにいてください。
特に、新しいペットを飼えばいいなどの言葉で深く傷つき、知人関係も悪い方向に行ってしまったなどと言ったケースもございますので、お気を付け下さい。
逆に下記のような言葉をかけてあげると飼い主様の気持ちに寄り添うような言葉になるかと思います。

 

・飼い主様がしっかりと看病をしてくれたからここまで長生きできたのでしょう
・大好きな飼い主様と最後まで一緒にいることが出来てきっと幸せでしたよ
・今まで過ごした時間は飼い主様にとってかけがえのない思い出になるでしょう
・心が落ち着いたら一緒に思い出話をしてあげようね
・虹の橋から飼い主様のことをきっと優しく見守ってくれていると思います

 

などの、飼い主様の気持ちに寄り添いまた介護や通院などを労うような言葉が適切とされております。
特に、病気や事故などで亡くなってしまった場合には老衰よりもショックが大きい場合がございますので、かける言葉には気を付けましょう。
どうしてもかける言葉が見つからない時には「ご冥福をお祈りいたします」と一言添える程度でも良いでしょう。

 

中型犬、犬、花、子犬、ミックス犬

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペットの火葬・葬儀・供養などには宗教があまり関係がないため、好きなお花などを選ぶことが出来ます。
しかし、逆にそれが悩みになってしまう場合もあるかと思いますので、そうした場合には一般的にペットの供養に使用するお花から選んであげると良いかと思います。
また、宗教的にはどのお花でも問題ございませんが、ペットの火葬を行う際のお花に関しましては可能な物と難しい物があるためお花を選ぶ際には注意が必要です。
特に大切なペットのお骨が汚れてしまうことはあまり望ましいことではないかと思いますので、お骨が綺麗に残るようなお花を選んであげましょう。
ペット火葬を行う際に使用できるお花の種類や量に関して、何かご不明な点やご質問等ございましたらどうぞ何なりとお申し付けくださいませ。
埼玉県川口市に店舗を構えておりますペット火葬真愛メモリアルでは24時間365日、お電話やライン@でのお問合せやペットの火葬依頼をお承りしております。

 

記事担当  阿部


 

 

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