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ペット骨壺、ペット骨壺保管
コラム

ペット火葬後のペットの遺骨の保管方法について。ペットの遺骨を長期間綺麗に保管するには?

 

はじめに

皆様はペットが亡くなられた際にはペット火葬などをご希望されていますか?
昨今ではペット=家族という認識が広まりつつあり、その影響からペットをペットとしてではなく、一家族としてペットが亡くなった際には葬儀や火葬・供養を行う方が増えつつあります。
ですが、ペットの場合には人とは違い火葬方法や供養方法などが特殊な場合がございます。
例えば、火葬方法であればペットの場合には斎場に行かなくともよい、むしろ火葬業者が自宅まで出張し行うことが出来る火葬や葬儀などが昨今ではペット火葬の主流になりつつございます。
このような違いが出来た背景には、ペットの火葬・葬儀を行う文化が出来たのはここ数十年の出来事で、まだペットの火葬・葬儀に関する法律などが制定されておらず、また、ペットの場合には特定の宗教的観念がないと言うのもこうした人とは違う火葬方法が確立していくに至った理由となります。
と、同時に、供養方法にもこうした違いが影響を与えております。
特にペットの場合には納骨などを行わずにご自宅で供養などを行う
手元供養
というものをされる方が多くいらっしゃいます。
その他、納骨は行うが人のように四十九日に行うなどではなく、一定期間手元で供養を行ってから納骨を行うという方もいらっしゃいます。
そのため、ペットの場合には人よりも長期間自宅でペットの遺骨を保管されている方が多くいらっしゃるのです。
しかし、実際自宅でペットの遺骨を保管する上でその保管方法をしっかりとご存知の方は少ないかと思います。
なぜなら、人の供養方法で自宅供養はまだメジャーではないため、遺骨を自宅で保管するという方法もまたメジャーではないからです。
そこで今回は

知って得する!

ペット火葬後のペットの遺骨を綺麗に長期間保管するには?

について詳しくご説明させて頂こうと思います。

 

ペット骨壺、小動物骨壺、猫骨壺、犬骨壺

 

ペット火葬後の遺骨の供養方法と骨壺の関係

まずはじめに、ペットの遺骨の保管方法をご紹介する前に、なぜペット火葬後にペットの遺骨が白い陶器製の骨壺に入っているのかについてご説明させて頂こうと思います。

 

1,なぜペットの遺骨は白い陶器製の骨壺に入っているのか?

なぜペットの遺骨が白い陶器製の骨壺に入っているのかについては、以前「ペットの骨壺の種類は様々あるのに、ペット火葬を行った際に遺骨を収骨する骨壺は陶器なのか?」にてご紹介させていただきましたが、改めまして簡単にご説明させていただきますと

 

・プラスチックやガラス等の器だと溶けてしまう危険性があるから
・紙製であれば燃えてしまう危険性があるから

 

以上の2つの理由から、一般的には熱によって溶けたり燃えたりする可能性が低い陶器製の骨壺が採用されております。
特に、火葬後の遺骨については人の場合もペットの場合も素手では触れないくらい熱く熱せられていることが多く、そうした火傷の危険性があるほど熱い遺骨を熱に弱い器に入れてしまうのは怪我や事故などの危険性があるためほとんどの場合は使用されません。
ただし、こちらは火葬後すぐの話であり、骨壺にお骨を納めてからおおよそ1時間~2時間後くらいには手で触れても問題ないほどに遺骨が冷えます。
その後でしたらどのような器にペットの遺骨を入れ替えても問題はございません。
ですので、収骨の際にはほとんどの場合は陶器製の骨壺ですが、その後手元供養などを行う際には遺骨の入れ替えなどを行うのも検討すると良いでしょう。
その理由をご説明する前に、続きましてペットの供養と骨壺の関係について次にご説明させていただきます。

 

2,ペットの供養と骨壺の関係

合同火葬・合同供養プランを依頼した飼い主様以外は、基本的にペット火葬後にはペットの遺骨をご返骨してもらう、もしくはそのままペット霊園などに個別に埋葬・個別に納骨堂へ納骨という形でペットの遺骨を飼い主様の手元へお渡しするか、供養するかのどちらかとなるかと思います。
そして、埋葬や納骨をすぐにされた方以外の場合には、その後ペットの遺骨をどのように供養をするか検討するかと思います。
そんな、ペットの供養方法には下記のような方法がございます。

 

1,お墓に埋葬(飼い主様と一緒のお墓や樹木葬を含む)
2,納骨堂に納骨
3,海洋散骨などの散骨
4,自宅で手元供養
5,プランター葬や自宅での土葬

 

以上の5つの供養方法がペットの場合ですとメジャーになるかと思います。
そんなペットの供養方法の中で、骨壺をどうするか?という問題を抱える飼い主様が多くいらっしゃるように感じます。
例えば、お墓や納骨堂に納骨する場合には骨壺のまま指定のお墓や棚へペットの遺骨を安置するような形になるため問題はないかと思います。
また、海洋散骨で散骨を行う場合にはペットの遺骨を散骨した後については、骨壺は陶器の器なので各市町村毎に指定されたゴミ捨て方法で処理を行えば問題ありません。
しかし、自宅での手元供養や自宅での土葬を行う場合には骨壺をどのようにすれば良いのか?と疑問に感じる方が多くいらっしゃるかと思います。
例えば、自宅で手元供養をされる場合には骨壺をそのまま自宅に置けば良いのか?また、場所はどこに置いたら良いのか?などでお悩みになるかと思います。
また、自宅での土葬の場合には骨壺のまま土葬を行って良いのかどうかなどということが気になるところかと思います。
特に、土葬の場合には骨壺を捨てるのが面倒であったり、ペットの遺骨だけを埋めたりするのはかわいそうだと言う理由から骨壺のまま遺骨を土に埋める方がいらっしゃいます。
しかし、こうした方法は実はその後遺骨にカビが生えてしまう原因に繋がることをご存知でしょうか?
続きまして、ペットの遺骨の供養とカビの関係について詳しくご紹介させて頂こうと思います。

 

カビ

 

ペットの遺骨にカビが生えてしまう可能性がある?

インターネット上でペットの遺骨を調べていると「ペットの遺骨にカビが生えてしまう」などというキーワードをよく目にするかと思います。
こちらは特に自宅で供養をされている方が陥りやすい問題としてよく取り上げられている話題となりますが、実はこちらは埋葬を行う際などにも重要な問題となってまいります。
その理由については
陶器製の骨壺の性質
に関係がございます。
なぜかと申しますと、一般的な骨壺である帽子型の蓋が付いた陶器製の骨壺はお骨上げ後の熱い遺骨を入れることには適していますが、遺骨を長期保存するのにはあまり向いていないからです。
その理由は蓋の形状にあり、この蓋の形状ですと中を密閉することが出来ないため湿気などが入ってしまうと中にこもりやすく、これがカビの生えてしまう原因となるからです。
そのため、湿気の多い場所や寒暖差の大きな場所へ骨壺を長期に渡り置いておくと、中に湿気が溜まってしまいカビが発生してしまいます。
また、このような理由からお墓に長期間安置していた遺骨にカビが生えてしまったりなどします。
特に、墓じまいなどを行う際にお墓に入れていた骨壺の中にカビが生えてしまっていて、遺骨にもカビが付着してしまったなどという事を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうした状態になってしまいますと、日当たりの良い場所で良く干すくらいしかご自宅では出来ません。
ですがこれでは小さなカビやカビが生えそうな場合であれば有効ですが、しっかりと生えてしまったカビについては完全に取り除くことは難しくペットの遺骨を綺麗にすることは困難となります。
しかし、火葬後の遺骨は脆くなっている場合もあり安易に拭いてしまったりすると崩れてしまう原因にもなるためおすすめはしません。
ですが、遺骨にカビが生えてしまったままでは良くないと感じる方の方が多くいらっしゃるかと思います。
そうなりますとご自宅で完全にカビを取り除くことは難しく、専門の業者などに依頼し再度遺骨を火葬しカビや中の水分を蒸発させる必要がございます。
そしてこの方法が一番綺麗にカビを取り除くことが出来る方法となりますのでおすすめです。
しかし、再度遺骨を火葬することが出来るペット火葬・葬儀社は少なく、ペット火葬・葬儀を担当していただいたペット火葬・葬儀社などにまずはご相談を行うと良いでしょう。
また、ペットの遺骨の再火葬のプランがあるペット火葬・葬儀社はほとんどなく、そのためペットの遺骨の再火葬をご希望の場合にはペット火葬・葬儀社へ直接お電話する以外には再火葬費用を知る術がほとんどないため注意が必要となります。
こちらもペット火葬・葬儀社を選ぶ際と同じように慎重に決めた方が良いでしょう。
また、こうした手間をなくすために日々できるペットの遺骨のケア方法やカビ対策について最後にご紹介させて頂こうと思います。

 

ペット骨壺

 

ペットの遺骨を長期間綺麗に保管する方法

ペットの遺骨を長期間綺麗に保管するために必要なことそれは
ペットの遺骨や骨壺内に湿気が閉じ込められないようにすること
こちらがなによりも大切なこととなります。
そのためご自宅でペットの遺骨を安置する場合には

 

・押し入れやキッチン周りなど湿気のこもりやすい空間には置かない
・窓辺や玄関など大きな寒暖差が出来てしまうような場所には置かない

 

以上の2点には必ず気を付ける必要がございます。
特に、様々な理由から骨壺を押し入れなどに入れて保管をされる方がいらっしゃいますが、こちらを行う際にペット火葬を行った後の白い陶器製の蓋が帽子型の骨壺のまま押し入れに入れてしまいますと、中に湿気が入り込みまた押し入れという環境の特性上カビが生えやすくなってしまうためより注意が必要となります。
ですので、なるべくこうしたカビの生えやすい環境にペットの遺骨を置かないよう心がけましょう。
また、どうしてもスペースが無くやむを得ずそうした場所で安置を行う際には、ペットの遺骨にカビが生えにくくなるよう下記のような対策を取ると良いでしょう。

 

1,骨壺や遺骨を密閉する
2,乾燥剤などを入れる
3,定期的に天日干しを行う
4,通気性の良い骨壺や骨袋など湿気対策が出来る器へ入れなおす
5,粉骨にする

 

以上の5つの方法が有効的なペットの遺骨の保管方法となります。
こちらのうちいくつかを一緒に行うとより一層効果を得られる場合もございます。
例えば、ペット火葬を行った後の骨壺のまま安置を行いたい場合には骨壺の中に乾燥剤を入れ、なおかつ骨壺の蓋の周りをテープなどで止めて中に湿気などが入りこまぬように密閉空間を作るとカビの生えにくい状態が作れます。
その際に使用するテープにつきましては劣化しにくく、なおかつ通気性がないテープを選ぶとなお良いでしょう。
また、骨壺の蓋を止めてしまいたくない場合には遺骨を密閉することが出来る袋などに入れると言う手もございますが、こちらは遺骨を傷つけてしまう可能性や遺骨が崩れてしまうような方法である場合もあるためあまりおすすめはしませんが、遺骨にカビは生えにくくなります。
ですので、骨壺の蓋を止めてしまいたくない場合には遺骨が入った骨壺に乾燥剤をいくつか入れたり、定期的に天日干しを行うと良いでしょう。
特に、定期的に天日干しを行うことはカビが発生しにくくなるので良い対策になります。
ただし、天日干しを行う際や再度骨壺にペットの遺骨を納め直す際に遺骨に手の油などが付かぬよう、お箸やトング・ピンセットなどを使用しペットの遺骨を移動させると良いでしょう。
その他に、こうした手間をかけたくない場合にはペットの遺骨を粉骨にし、空気に触れる面積を物理的に少なくする方法や、通気性の良い骨壺や湿気の入りにくい骨壺や骨袋など湿気対策が出来る器へ遺骨を入れなおすという方法もございます。
特に、湿気が入りにくくなるようにと対策取られている骨壺はインターネットなどでも販売しており、手軽に入手することが可能です。
また、骨袋に関しては遺骨を入れることが出来る袋となっているため通気性がとても良く、長期保管に向いております。
そして、この骨袋へ遺骨を入れる際には大抵の場合には遺骨を粉骨にすることが多く、そうしますとより一層長期間綺麗に遺骨を保管することが出来るため一番おすすめの保管方法となります。
また、そうした状態の遺骨を供養できるような仏壇や仏具などの販売、そして粉骨サービスなどもペット仏具店などにあるためそうしたサービスを利用し、より長期間綺麗にペットの遺骨を供養できるようにするのも良いかと思います。
以上がペットの遺骨の保管方法となります。

 

犬、猫、大型犬、ラブラドールレトリバー

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペットの遺骨と骨壺そして湿気にはとても深い関係がございます。
そして、大切なご家族であるペットの遺骨にカビなどが生えてしまうことはとても不本意なことかと思います。
ですので、今回紹介したような対策を取ることで大切なご家族であるペットの遺骨を長期間綺麗な状態に保ちやすくなるかと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。
また、ご自宅で長期間ペットの遺骨を安置していたり、お墓などに入れていたペットの遺骨、ご自宅に埋めていたペットの遺骨、そうしたペットの遺骨にカビが生えてしまった場合にペットの遺骨の再火葬をお望みの場合には当店までお電話くださいませ。
他店でペット火葬を行った場合でも対応可能でございます。
費用につきましては各ペットの大きさによって異なると共に、ご自宅までの出張ご希望の場合には出張費用、郵送ご希望の場合には郵送費用などを含めた費用などを個別にお見積りいたしますので、ペットの遺骨の再火葬をご希望の場合には、まずは一度お電話もしくはライン@にてご連絡いただければと思います。
その他、ペット火葬・葬儀・供養などについてご質問やご相談などございましたらいつでもご連絡くださいませ。
24時間365日対応可能となっております。

 

記事担当  阿部


 

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