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マイクロブタ、ブタ
コラム

人気急上昇!今話題のマイクロブタが亡くなってしまったら返骨のある火葬は出来る?出来ない?

 

はじめに

皆さんはテレビや雑誌などで今話題沸騰中の

 

マイクロブタ

 

と呼ばれる豚をご存知でしょうか?
特にマイクロブタ専門のカフェも都心部を含め少しずつ普及していることや、一般的に畜産農家で飼育されているブタのイメージとは異なるとても小さな愛くるしい見た目の豚に心を射止められた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなマイクロブタの特徴として一般的な豚よりも小さいミニブタをさらに小さくし大人になった時の体重が

18キロ~40キロまで

と一般的な豚よりも中型~大型の犬くらいの大きさや重量感である事が特徴としてございます。
こうした小さな種類だからこそ犬のような既視感を持ち、新しいペットとしてお家へお迎えしているご家庭も多々ございます。
そんなマイクロブタですが

 

万が一マイクロブタが亡くなった時はどうすれば良いのか?

 

という疑問を持つ飼い主様は多くいらっしゃいます。
マイクロブタの場合には

 

一般的な家畜と同じ扱いになってしまうのか?
それともペットとして供養をしてあげることは可能なのか?

 

昨今、お困りの方が増えつつあるマイクロブタの火葬について今回は詳しくご紹介いたします。

 

ブタ、マイクロブタ

 

マイクロブタについて

まずはじめにマイクロブタという小型の種類の豚が現れたのは2000年頃とまだごく最近の話となります。

このマイクロブタという種類は、イギリスで一番初めに品種改良をされた新しいサイズ感の豚でありそこから徐々に話題になって日本にもここ最近やってきた形となります。
ただし、マイクロブタという品種が現在確立されている訳ではないため、同じマイクロブタでも20キロ以上の差が生まれており、基本的にはミニブタの指標である100キロ~40キロの豚よりも大人になった際の体重が軽い豚をマイクロブタと呼んでいる形となります。
また、マイクロブタについては今だ品種改良途中であることや一般的に普及してまだ間もないと言った理由から、日本国内でのお迎えについては各ブリーダーからの購入のみであったり、ブリーダー毎に原産地であるイギリスから連れてきた親がいるのか、それとも国内で新たに生まれたマイクロブタの親なのか、はたまた別の国からやってきた親豚が元となっているのかでマイクロブタの平均的なサイズが日本そして海外でもブリーダー毎に大きく異なる傾向もございます。
特にマイクロブタの有名なブリーダーの中には、一般家庭でもペットとして飼育がしやすい大きさである
20キロ前後のマイクロブタ
になるようにブリーダーを行っているという例もございます。
ただし、マイクロブタの場合にはまだ品種改良途中であることや、まだその種の数がかなり少ない関係から、あまり大きくならないだろうでお家にお迎えをしたが40キロ近くなってしまったという事例もございますので、必ずしも20キロ前後のマイクロブタだけではなく最大で40キロ近くになる個体もおり、そうした子をお迎えする可能性もあることを視野に入れてお家にお迎えをしてあげた方が良いでしょう。

さらに、世間一般に広がって間もないマイクロブタですがやはりその飼育頭数もまだまだ少なく、マイクロブタを飼うために知っておかなければならないことが広く知られていないこともございます。
その中でも特にマイクロブタと家畜として飼われている豚の違いについてやしておかなければならない手続きなどもございます。
続きましてそんなマイクロブタと家畜の違いや飼育の際の手続きについてご紹介させていただきます。

 

ブタ、マイクロブタ

 

マイクロブタの飼育には許可が必要?

まず、ペットとして飼っているのだから豚は豚でもペットだから何の許可も必要がないだろうと思ってしまう方もマイクロブタをまだあまり深く知らない方の中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、マイクロブタであっても豚は豚であるため

 

家畜伝染病予防法

 

が適用とされる形となります。
例えば豚熱などの伝染病などがあるため、ペットであってもマイクロブタの散歩を避けた方が良いとされている時期や場所も中にはございます。
こうした伝染病については豚だけではなく他の生き物や人間にとって害となってしまう恐れがあるため、豚の飼育を行う際にはサイズなど関係なしにこうした豚にまつわる法律や各自治体毎の条例などの確認を行った方が良いでしょう。

また、マイクロブタの場合にはミニブタとは違いペットとしての扱いをしている都道府県や市区町村も中にはございます。
ただし、それでも家畜伝染病予防法に則り飼育を行う際には

 

各都道府県や市区町村毎にある家畜保健衛生所への連絡や登録が必須

 

となります。
この家畜保健衛生所でのその後の対応については各都道府県や市区町村毎に異なり

埼玉県の一部地域の場合には定期的に担当の職員が各御家庭への訪問を行っている

というケースもございます。
その他、この訪問が年に1度と定められていたり、または飼い主様が管理状況を直接家畜保健衛生所まで定期的に伝えに行く必要がある場所まで様々ございます。
また、全国共通で義務付けられているのが

 

年に1回の定期報告書の提出

 

となります。
こちらについては、登録を行った各都道府県や市区町村の家畜保健衛生所まで提出をしに行く必要があるため必ず提出を行いましょう。

さらに、こうした理由からマイクロブタに体調不良があった際にはマイクロブタを見てくださる獣医を探す必要がありますが、一般的な動物病院での対応が難しく家畜の診察も行うことが出来る動物病院や家畜専門の動物病院へ受診をする必要が出てまいります。
こうした特殊なペットの場合にはお世話になっている家畜保健衛生所まで一度確認の電話をしてから動物病院や獣医にかかる形を取った方が良いでしょう。
特に先にも示した通り豚などの家畜としても飼育されている動物には、家畜動物伝染法という法律が存在し、その伝染病を蔓延させないためにも体調が悪そうだと思ったら直ぐに各都道府県や市区町村へ連絡をして病院の紹介をしてもらいましょう。
また、そうした病気の際にも家畜保健衛生所に病気の詳細などを連絡する必要がある場合もあるため、どこの家畜保健衛生所に担当してもらっているのかや病気の症状などしっかりとメモを取るなどした方が良いでしょう。
特にマイクロブタの場合には特殊な品種改良をして、体の大きさを小さくしているため通常出にくい病気になりやすい可能性やマイクロブタならではの病気なども今後出てくる可能性がございます。
ただし、現在は

国内での飼育頭数が少なく、また、少ない頭数から得られる病例なども少ないため病気や寿命について未知の部分が多くある

と言った特徴がございます。
特に2000年頃にイギリスから発祥をして直ぐに日本に伝来してきたわけではないことや、初めに海外からやってきたマイクロブタの数の少なさ、なによりもまだ23年程度しか経っていないためその間に亡くなっている個体数も他のペットとは違いかなり少ないと言った理由がございます。

特にマイクロブタの平均寿命は

10年~15年

と言われておりますが、実際平均寿命を正確に出すことが出来るほどの個体数の死亡例がまだ少ないため、実際の寿命についてはまだ未知の部分も多くございます。
そのため、各地方自治体でもこうした例の少ないペットに対する対応についてはまだ確立されていない部分もございます。
特にそうした面が大きく表れているのが

マイクロブタの火葬

についてとなります。
続きまして、マイクロブタの火葬について詳しくご説明させていただきます。

 

マイクロブタ、ブタ

 

マイクロブタはペットとして火葬出来る?出来ない?

結論から申し上げますと

 

各地方の家畜保健衛生所から許可が降りた場合にはペット扱いでペット火葬を行うことは可能

 

とされております。
特に、マイクロブタの場合には家畜としての登録ではなくペットとしての飼育許可という、別の扱いをしてくださっているケースもあり、そうした場合には家畜としての焼却処理ではなく、ペットとしてのペット火葬を望むことも可能でございます。
ただし、そうしたペット火葬を勝手に行ってしまうことは登録情報や家畜伝染病予防法の観点から問題になってしまう可能性もあるため、必ず各地方の家畜保健衛生所から許可を得るための電話をしてください。
また、必要がある場合には検査をすることが出来る動物病院や獣医師への死亡確認の受診をしてからのご葬儀となる場合もございます。
特に寿命を全うしている場合ではなく何らかの病気で亡くなってしまった場合、もしくは、外に出て伝染病にかかってしまった場合などについては必ず具合が悪くなってしまった時点で動物病院や獣医師への受診、もしくは家畜保健衛生所への電話を必ず行ってください。
そうして家畜保健衛生所からペットとしてペット火葬を行うことが出来る許可を得ることが出来た場合には、ペット火葬を行うことも出来ます。

ただし、その際に注意が必要な点としてこうした行政と民間のペット火葬社にあまり繋がりがないため、家畜保健衛生所ではマイクロブタの火葬を行うことが出来るペット火葬社を紹介出来ないケースもございます。
特に20キロ前後のマイクロブタの場合には埼玉、栃木、群馬、茨城、千葉などであれば比較的大型の火葬炉を持つペット火葬社が多いため比較的どこに電話をかけてもマイクロブタの火葬を行ってもらうことが出来る可能性はあります。
ただし、東京都や川崎市や横浜市の場合には都心部になってしまいあまり大きな車が住宅街に入りにくいと言った事情などから、都心部の出超ペット火葬社の場合には小型~中型のペットのみの対応をしているところが多くあるため注意が必要となります。
さらに、30キロほどの体重でなおかつ体長が1メートル前後の場合であれば大型のペットを火葬することが出来るペット火葬社も存在しますが、体重が35キロ以上でなおかつ1メートルを大幅に超える体長の場合には超大型のペットとなるため、対応可能なペット火葬社がほとんどないため体重が35キロ以上になってしまった場合には超大型の対応が可能な移動火葬を探すよりも、超大型の動物を火葬することが出来る固定炉を持つペット霊園を探した方が良い場合もございます。
ただし、移動手段などがない場合もあるかと思いますのでそうした際には送迎サービスがあるペット霊園を探すような形を取ると良いでしょう。
また、このように対応が可能なペット火葬社がペットの大きさによって異なると共に、特殊なペットの火葬の対応をしていないペット火葬社もあるため、生前からの相談をペット火葬社そして家畜保健衛生所としておくことでいざと言った時にも安心してご葬儀を行うことが出来る形となります。

さらに、マイクロブタの火葬を行う際にも勿論他のペットと同様に

遺骨の返骨

のあるペット火葬プランをお選びいただくことも可能でございます。
ただし、その際の遺骨の残り方についてはマイクロブタ含め他のペットの場合も同様に、その個体がどのような生活を送り、骨の状態がどのようであったか、また病気の有無、そして年齢などで大きくことなるため、体が大きいからや体がガッシリとしてるからと言って必ずしも遺骨が全身しっかりと残る訳ではないため注意が必要となります。
特に病気や老化が原因となり骨粗しょう症が大幅に進んでしまうと遺骨がかなり残りにくいという事例もございます。
こうした様々な要因によって遺骨が綺麗に残らない可能性もあるため、そうした部分も予めある程度理解をした上でペット火葬を行うことで納得のいくご葬儀を行うことが出来るようになるかと思います。

 

マイクロブタ、ブタ

 

おわりに

いかがでしょうか?
当店でも今飼っている若いマイクロブタに万が一の事があった際にはどうしたらよいのか?と言ったお問い合わせや埼玉県のマイクロブタを管轄をしている役所からご相談のお電話をお承りする事が多々ございます。
同じ豚でも既存の家畜とは違う、ペットとしての豚であるマイクロブタの火葬についてはまだ明確なルールがある訳ではございません。
特にペットとしての飼育許可を得ているのにも関わらず、遺骨の返骨が出来ない家畜と一緒の焼却施設でしか弔うことが出来ないと言った形は飼い主様にとって一番望まない弔い方になるかと思います。
勿論、家畜の焼却施設についても各地によってはきちんと供養まで行ってくださる場合も中にはございます。
しかし、そうではない形もございます。
そして、それを望まないことはマイクロブタを管轄している役所の方も勿論ご存知のことであり、どうにかしてあげたいと思っていらっしゃる部分もあるとのことです。
だからこそ、ペット火葬をして遺骨の返骨を希望しているからと言って勝手にこっそりと火葬をしてしまうのではなく、きちんと既定の役所に相談を行ってから一番納得のいく最善のご葬儀を執り行ってあげることが一番のご供養に繋がるかと思います。
昨今、マイクロブタの火葬については規定があやふやな部分も多くあり、多くの方がペット火葬ではなく焼却施設へ連れて行かなくてはならないのかと不安に思っていらっしゃるという現実の中で、各既定の役所と連携をすることでそうした不安を取り除き、本来望んでいるご葬儀をきちんと行ってあげられる可能性も多くございますので、まずは生前からでも各役所にお問い合わせをしてみるもの良いでしょう。
また、当店では最大35キロ前後の超大型サイズのペットの火葬も行うことが可能となっておりますので、極小動物から超大型動物までお困りのことがございましたいつでもご相談くださいませ。
24時間365日いつでもお承りさせていただきます。
※ただし、ライン@については深夜2時~6時までの間の返信が遅くなる可能性もございます。その場合には朝6時~8時までお待ちくださるよう、よろしくお願いします。

 

記事担当  阿部


 

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店舗名 ペット火葬真愛メモリアル
所在地 〒333-0845
埼玉県川口市上青木西4-23-23ピュア上青木西102
フリ ーダイヤル 0120-15-9919
営業時間 24時間365日
ホームページURL
https://saitama-pet-memorial.com/


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