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コラム

猫が亡くなったら?猫が亡くなる前のサインと亡くなった時の安置方法・同居猫との接し方

 

はじめに

皆様は猫が亡くなる前のサインや亡くなった際の安置方法などをご存知でしょうか?
猫は亡くなる前に姿を消す
などというサインが有名ですがその他にも猫特有の亡くなる前のサインや、具合が悪くなっている時のサインなど猫のもしもの時に備えて知っておく必要がございます。
また、万が一愛する猫が亡くなってしまった際にまずはきちんと安置してあげる必要などもございます。
そして、その安置の方法も外によく出ていた猫などの場合は特に注意が必要な点等ございます。
さらには、猫の場合2匹以上の多頭飼いをしている方も多くいらっしゃり、その同居猫との関係など様々な問題がございます。
そこで今回は

猫が亡くなったら?

もしもの時に知っておきたい猫が亡くなる前のサイン

亡くなった時の安置方法と同居猫との接し方

についてご紹介していこうとおもいます。

 

猫、雑種、野良猫

 

猫が亡くなる前のサイン

まず初めに、猫が亡くなる前にする10のサインをご紹介していこうと思います。

 

1,外に出て行こうとする(姿を消そうとする)
2,餌を食べなくなる
3,水を飲まなくなる
4,寝たきりになる
5,急に飼い主に甘える
6,嘔吐・下痢
7,排泄を所かまわずしてしまう
8,毛づくろいをしなくなる
9,呼吸が荒くなる
10,急激に痩せてしまう

 

などになります。
このうち、1番は特に注意が必要です。
猫は警戒心の高い生き物なので具合が悪くともギリギリまで表に出さない場合や、具合が悪い際には誰もいない静かな場所で体力が回復するまで休むなどの行動を取る場合がございます。
そして、ギリギリまで表に出さないがために体調不良の発見が遅くなってしまったりするケースなどもありますので、餌や水をどれくらい飲んでいるか・体に腫瘍や怪我などはないか・排泄はしっかり行っているかなど日常生活がきちんと送れているかどうか確認しましょう。
また、少しでもいつもと違う様子が見られたらすぐに動物病院へ行きましょう。
特に老猫の場合、年と共に腎臓病などにかかりやすくなっている場合があるため水をしっかり飲んでいるか確認をして、あまり飲んでいないようでしたら動物病院で点滴などを受けると良いでしょう。
さらに、誰もいない静かな場所で休もうとしている時などはそっとしてあげつつも、しっかりと体の様子を見てあげましょう。
休んでいたものの回復せずそのまま亡くなってしまうなどの心配もございますので、適度に様子を見てあげましょう。
さらに、誰もいない静かな場所に行きたいからと言って外に飛び出してしまう猫もいます。
そしてそのまま外で体力が尽きてしまうケースなどもあります。
これが猫が死ぬ直前に姿を消すと言われている原因の一つとなります。
また、この他に車に引かれてしまう危険性や迷子になって帰れなくなる危険性、その他食べてはいけない物を食べてしまったり、人的な傷害の危険などもございます。
ですので、具合が悪そうな猫や老猫がどんなに外に出たがったとしても外に出ないように気を付けましょう。
また、外出時などに扉と人の間をすり抜けて外に出て行ってしまうなどと言った場合もございますので、外と中を隔てる柵のようなものを用意しても良いでしょう。
最後まで愛する猫と共にいるために最大限の対策を取ることをおすすめいたします。
続きまして、そんな愛する猫がもしも亡くなってしまった時にすべきことをご紹介いたします。

 

猫、子猫

 

猫が亡くなった時の安置方法や猫の火葬について

続きまして、万が一愛する猫が亡くなってしまった時の安置方法や、猫の火葬についてご紹介していこうと思います。
猫が亡くなった時、その猫が外出を良くする猫でありシャンプーなどを長期間していなかった場合にはしっかりと体を綺麗にしてあげる必要がございます。
特に、外と中を行き来している猫の場合はノミやダニなどが付いてしまっていることもあるので、濡れたタオルや薄めた消毒液などで汚れを落としてあげると良いでしょう。
また、多頭飼いの猫の場合は猫同士が喧嘩をした際の傷などが体にある場合がございます。
そうした場合、その傷口からお体が傷みやすくなりますのでこちらもしっかりと拭いたり、消毒をしてあげましょう。
さらに、安置方法については以下のようになります。

 

ペット棺、ペット安置用段ボール

1,猫が入るくらいの大きさの棺代わりになる箱や段ボール等を用意する。

 

ペット安置方法、猫安置方法

2,ペットシーツなどを敷きその上に保冷剤など冷却効果のあるものを置く。
※段ボール等に直接保冷剤等を置いてしまうと結露から段ボール等が柔らかくなってしまったり、結露したしずくが段ボール等を濡らしてしまう原因となりますので、ご注意ください。

 

ペット安置方法、猫安置方法

3,お布団になるような毛布や布などを敷く

 

ペット 死後硬直

4,体を綺麗にした猫を無理のない程度に生前寝ていた時の姿に近い、丸い形でそっと寝かせる。
※この時に体液などが漏れ出すことを避けるために、お尻や鼻などに脱脂綿を詰めても良いでしょう。
また、枕のようなものを敷き頭の位置を高くしてあげることで体液などがお口やお花から漏れ出しにくくなります。
さらに、目を閉じていない場合には数回優しく瞼を撫でてあげ目を閉じさせてあげましょう。
ただし、死後硬直状態の間は瞼などが下がりにくくなっている可能性があり、そうした場合には無理に閉じさせずに閉じるところまでにしてあげてください。

 

ペット安置方法、猫安置方法

5,お腹・背中・首・お尻の辺りに保冷剤をまた再度置く。
※臓器の近くなどは特に重点的に冷やすと良いでしょう。
また、冷やす際には直接保冷剤などが猫の体に触れないように、タオルなどでくるんでから置いてあげてください。

 

ペット安置方法、猫安置方法

6,さらに上からお布団や布をかけてあげ、保冷効果を高めましょう。

 

ペット安置方法、猫安置方法

7,副葬品などを箱に詰めてあげましょう。

 

以上が猫が亡くなった際の安置方法となります。
一緒に入れてあげる副葬品などに関しては、なんでもかまいません。
なぜならば、安置をしている箱のままペット火葬を行うことはあまりないからです。
理由として、ペット火葬用のペットの火葬炉はペットの火葬に特化した物になるため、人の火葬炉よりも温度が低くペット以外を火葬することに向いていないからです。
特に段ボールに関しては一緒に燃やしてしまうと煤として残ってしまったり、その煤が猫の遺骨に付着し猫の遺骨が汚れてしまう原因ともなりかねないため、基本的には段ボールと共に猫の火葬を行わない場合が多いです。
そのため、段ボールの中はあくまでも安置場所であり、猫の火葬をする際には猫のお体を火葬台へとお寝かせし直すため、中に入っている物も様々入っていても問題がありません。
ですので、保冷剤なども一緒に燃やすことがないので環境問題等に関してもご安心くださいませ。
また、猫を火葬台へ移動した際には改めて猫と一緒に火葬をする副葬品をご霊前にお供えすることが必要となります。
その際に副葬品として持たせてあげることが出来るものは、おやつ・フード・お花など小さく低温でも燃えやすいものが適切だとされております。
この他の物で入れてあげたいものがある場合にはそれぞれのペット火葬業者へ確認を取ると良いでしょう。

そして、猫の火葬を行う際の費用の相場

 

あずかり葬…19,000円~21,000円
個別火葬…21,000円~23,000円
立会火葬…25,000円~28,000円

 

となります。
ただし、こちらは2kg~5kgほどの体重の猫の場合となります。
ペット火葬の場合ですとペットの種類と体重によって料金が異なるため、子猫の場合や大型猫(メインクーン・ノルウェージャンフォレストキャット・ラグドールなど)の場合には料金が変動しますのでご注意くださいませ。
そして、猫の火葬にかかるおおよそのお時間は1時間~1時間10分ほどとなります。
こちらは猫の火葬だけではなくお骨を冷やす時間を含むお時間となります。
そのため、猫の立会火葬をご希望される場合には1時間30分~1時間45分ほどのお時間が必要になる場合が多いです。
ただし、お坊さんによる読経などの葬儀式がある場合にはお時間がさらに伸びることもございますので、そうしたプランの場合にはどのくらいのお時間を要するのか確認をすると良いでしょう。

 

猫、同居猫、雑種

 

同居猫がペットロスになった場合について

続きまして、同居猫がもしもペットロスになってしまった時についてご紹介していこうと思います。
その前に、ペットロスというものを皆様はご存知でしょうか?
ペットロスとはペットを失ったショックから、飼い主様に様々な心身的な疾患を発症してしまう精神病となります。
ペットロスになってしまった時に現れる代表的な症状としてはうつ病があげられます。
こちらは人によって症状の重さは異なりますが、重症化してしまうと重度の睡眠障害や重度のうつ病などになってしまい、最悪の場合ペットの後を追ってしまおうとしたりなどしてしまいます。
そう言ったことにならぬように、ペットロスかな?と感じたら家族や知人などに相談をしましょう。
さらに、重症化の恐れがある場合には専門家に相談することも検討しましょう。
そして、このように様々な心身的な疾患を引き起こすペットロスに猫もかかることがございます。
こちらは、猫の多頭飼いをしている場合に亡くなった猫に対して他の同居猫が引き起こす可能性がございます。

猫がペットロスになった際に引き起こされる症状については

 

1,飼い主のそばから離れなくなる
2,精神的不安定から暴れだしたりなどする
3,警戒心や縄張り意識が高まる
4,亡くなった猫のそばから離れない
6,亡くなった猫のことを探してウロウロする
7,夜鳴きやちょっとしたことで大声で鳴いたり、鳴く回数が増える

 

 

などになります。
こうした症状が半年ほど続く猫も中にはいるので、そんな時には飼い主様がそばにいて優しく撫でたりなどしてあげましょう。
こちらの猫のペットロスに関しては、猫には精神的なカウンセリングや薬などがないため、時間で解決する他には解決方法がありません。
ですので、飼い主様がそばにいて心が落ち着くまで寄り添ってあげることがなによりも大切になります。
また、餌を食べない水を飲まないなどの症状が出た際には無理に食べさせたりなどせず、動物病院へ行き事情を説明して点滴を打ってもらうなどの対処も検討しましょう。
無理に食べさせようとした場合猫が怒って暴れるなどの可能性がございます。
そして、噛まれたり引っかかれたりなどのリスクがあると共に、高血圧な老猫の場合ですと怒った拍子に血圧が急上昇し体調を崩す原因ともなりかねませんので、動物病院へ行き様子を見てもらいながらどのようにすれば餌を食べやすくなるか、また食べない場合は点滴などの治療を受けるべきか相談しましょう。
特に水を飲まないなどの場合は長期間続きますと腎臓病になるリスクがありますので、水を飲んでいるか飲んでいないかについてはしっかりと確認をしましょう。
そして、同居猫が元通りの生活を送れるようになるまで飼い主様がしっかりとサポートしてあげてください。

 

猫、アメリカンショートヘア

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
猫が亡くなる前のサインから猫の火葬・葬儀まで今回は幅広く猫の旅立ちについてご紹介いたしました。
また、亡くなった猫と同居猫との関係や同居猫に起こりえるペットロスの症状などについては、多頭飼いをされていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
また、ペットロスは飼い主様にも起こりえる症状となりますので、飼い主様もペットロスかな?と思ったらすぐに周りに相談などをしましょう。
そして、飼い主様と猫が共に寄り添いあってペットロスから脱出し健やかに日々を過ごせるようになればとお祈りしております。
そのためにも猫が亡くなった時にすべきことや、猫の火葬・葬儀から供養まで何か疑問に思うことやご相談ごとがございましたらいつでもお問い合わせくださいませ。
埼玉県川口市に店舗を構えておりますペット火葬真愛メモリアルでは24時間365日、電話やライン@でのご相談をお承りしております。

 

記事担当  阿部


 

 

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