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犬海洋散骨、海洋散骨、犬海、ゴールデンレトリーバー
コラム

知って得する散骨方法とマナーについて

皆さんは散骨というものをご存知でしょうか?

散骨とはその名の通り、火葬した後のお骨を粉骨という粉末状にして、海や空、山などにそのまま撒くという供養の方法になります。

こちらは自然葬の1つに分類され、自然にかえりたいという思いから散骨を希望される方がいらっしゃいます。

例えば、登山やキャンプが好きだった故人に対しては山での散骨を、釣りやダイビングが好きだった故人に対しては海洋散骨をするなどの散骨方法があります。

また最近では上記の他にも、サンゴ礁に散骨することでカルシウムがサンゴに吸収され、サンゴ礁の一部となるような散骨方法や、ロケットを飛ばして宇宙空間に散骨する宇宙葬など様々な形式の散骨方法が出てきています。

これらの供養方法は年々需要が増加傾向にあり、その理由として一般的な供養方法であるお寺やお墓への納骨などに比べて費用がかからないという点や、会社の忙しさや高齢化により定期的なお墓参りや掃除などの手間や時間をかけることが難しくなってきているなどと言った要因がございます。

また、散骨の場合ですと宗教に関係なく行えるため、信仰している宗教がない方の供養に対して散骨を選ぶということもあるそうです。

さらに、ペットにおいても海へと散骨する「海洋散骨」などが昨今では注目されており、ペットを自然に返してあげたいとの思いから海洋散骨を希望される方もいます。

そのため、皆様の中にもペットが亡くなった際には散骨での供養を考えている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、散骨とは一体どういうものなのか?

散骨とはどういう風にすることが一般的なのか?

散骨してはいけない場所はあるのか?

など、散骨に対してどのようにしたら良いのか疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

今回は、そんな散骨の疑問にお答えして種類や歴史、ルールなどについてご紹介しようと思います。

 

供養、合掌、ペット供養

 

散骨の種類

 

散骨には現在大きく分けて4つの方法がございます。

 

1、海洋散骨・海洋葬

散骨の中でも一番ポピュラーな物が「海洋散骨」となります。
海洋散骨の方法としては、船を使い他の人の迷惑にならぬよう沖合まで行きそこで骨を撒くという方法になります。

船を個人でチャーターしようとすると数十万かかってしまう場合があるため、最近では海洋散骨が出来る船と提携を組み葬儀プランに組み込んでいる葬儀社なども増えております。

その際の散骨方法として、個別に行うもの、合同で行うもの、また葬儀社などに代行する三種類が主にございます。

また、葬儀社伝いにですと様々なルールがあるためその葬儀社のルールに則って散骨をすればよいですが、個人で行う場合は場所選びなどに注意が必要です。

人の多い海水浴場や漁港、養殖場などはマナー違反になるため避けましょう。

また、散骨の際にお花を一緒に流す場合には花束や大きな花輪などを海に投げ入れることもマナー違反になるため、細かい花びらを少量程度にした方が良いでしょう。

 

2、山葬

山葬とはその名の通り、山に散骨をする方法となります。
山での散骨は基本的に個人が保有する山や、その個人へと許可を得た山に散骨する場合は問題ありません。

ただし、国に所有権がある山林などでは個人が散骨の申請をしても認められない場合があるため気を付けましょう。
また、申請などをせずに散骨をした場合その山へ登山に来た方への迷惑になる場合があるため、注意が必要です。

そのため、山での散骨を希望する場合には民間業者などに依頼をすると良いでしょう。

特に、東京や大阪などの都市や都市近郊の山での散骨の場合はそう言った業者に委託し、散骨場所の確保や粉骨作業等を行っていただくとスムーズかつマナーに則り散骨が行えます。

 

3、空葬散骨

ヘリコプターやセスナなどを利用し上空から海に向けて散骨をする方法になります。

こちらは費用面などからあまり一般的ではないですが、散骨方法としては注目をされているものの一つとなります。散骨方法としては故人の故郷や自宅周辺の上空を旋回しお別れの時間をした後、決まった海の上空まで移動してから海へと散骨します。

こちらの場合、個人で行う際には海以外への場所での散骨は他の方の迷惑になる可能性があるため避けましょう。

また、海へ向かって上空から散骨をする際にも人がいない沖合の方へ散骨をした方が良いでしょう。

 

4、宇宙散骨・宇宙葬

先日、当コラムにてご紹介いたしました、今注目の宇宙葬の場合ロケットや人工衛星等に遺骨や遺灰を乗せ宇宙に向けて打ち上げるという散骨方法になります。
その他にもバルーン葬などもございます。

宇宙葬の場合はその方法から大抵の場合、すぐに散骨が出来ない事と代行業者などへ委託しての散骨となります。

また、遺骨や遺灰は専用のカプセルに入れロケット等で打ち上げられたのち、惑星等へ向かうものや、地球の周りを回ったのち大気圏へと再突入して流れ星の方になる散骨方法などがあります。

また、その様子を専用のアプリケーションなどで見ることも出来るため宇宙がお好きな方にはオススメの散骨方法となります。

 

以上4つが主な散骨方法となります。

続きまして、散骨の流れについてご紹介していこうと思います。

 

 

散骨の流れ

 

今回は、ペット火葬真愛メモリアルでも行っております海洋散骨を例に散骨の流れについてご紹介していこうと思います。

 

()遺骨をご用意ください。

火葬が行われました後、全てのお骨もしくは分骨をしお骨の一部をご用意ください。

また、しばらくご自宅でお骨をご供養する場合には、散骨までの期間お骨を自宅で保管してくださいませ。

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()散骨できる業者を探す。または個人で散骨をする場所の決定をする。

遺骨のご用意が済みましたら続きまして散骨が出来る場所を探しましょう。

希望する海へと散骨出来る業者を探すのが一般的になります。

また、ご自身で散骨する際には散骨出来る船のご用意と、許可が必要な場合は漁港等に許可の申請をいたしましょう。

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(3)遺骨を粉骨にしてください。

散骨を行う際にはお骨をそのまま撒くことはできません。

そのため、粉骨という遺骨を粉状にしたものをご用意しなければなりません。

基本的にペットの場合ですと、火葬をした際に希望をすれば粉骨までを行ってくれる業者が多くあるため、火葬の際にお骨を粉骨へしたい旨をお伝えくださいませ。

また、ご自身で粉骨をする際にはお骨が周囲に飛び散らぬよう布の袋などに入れるか、専用の機材などを利用し粉骨にしてください。

その際の粒の大きさに関しては日本国内では、欧米諸国の散骨ルールに従って2㎜以下にするというのが一般的になっております。

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(4)海へと散骨。

事前にご予約した船に乗り、沖へと向かいます。

その際には粉骨と希望する場合はお花などもご用意ください。

そして、自ら散骨を行う場合は所定の位置にて散骨をしましょう。

業者へ委託した場合には、業者へと粉骨を預けて散骨をしていただきましょう。

 

以上が海洋散骨の流れとなります。

山葬についても似たような流れとなりますのでご参考になれば幸いです。

また、宇宙葬の方法についてはこちらで紹介しておりますのでご希望の場合はこちらのページをご覧くださいませ。

 

エコ、エコロジー、自然環境保持

 

散骨のルール

 

最後に散骨のルールについてご説明していこうと思います。

まず、現代日本において遺体の火葬や、墓地や納骨堂への埋葬等を行う際には墓地、埋葬に関する法律(墓埋法)」という法律に則って行う必要がございます。

そして、墓埋方において遺骨を墓地以外に埋葬すること禁止されています。

では、なぜ散骨が可能なのでしょうか?

それは墓埋法においての禁止事項は、あくまでも遺骨をそのままの形で墓地以外に埋葬してはいけないと言ったものなので遺骨を粉骨状にして撒くという散骨は法律違反にはならないからです。

また、墓埋法において散骨は「葬送のため節度を持って行えば遺骨遺棄罪には当たらない」と言った風に記述されているため、節度をもって散骨をすれば違法にはならないとされています。

しかし、墓埋法において散骨はあくまでも法律で禁止をされていないだけであり、法律によって許可をされている訳ではありません。

ですので、マナーを無視した散骨が多発しますと、今後規制の対象となる可能性がございます。

ですので、散骨をする場合には下記のようなマナーを守り散骨をした方が良いでしょう。

 

1、遺骨を粉骨にする

遺骨をそのまま撒いてしまったり、大きな状態で撒くことは上記の墓埋法に違反する恐れがあります。
また、そのままの状態では環境上やそこを訪れる他の人への配慮から遺骨をそのままにせず、必ず出来る限り細かくしましょう。

その際の粉骨の大きさはおおよそ2㎜ほどを目安にしましょう。

 

2、散骨を行う地域への配慮

国に所有権のある山や海水浴場などと言った公共の場は大勢の方が訪れる場所となります。

そのため、そう言った場所はなるべく避けた方が良いでしょう。

 

3、自然環境への配慮

自然環境を壊さぬよう散骨を行う際には十分に気を付けましょう。

特に、海洋散骨においては一緒に海へと撒くお花などには気を付けましょう。

お花を束ねるビニールや紐、また、お骨を入れた入れ物などは海や山へ置いて行かずにしっかりと持ち帰るようにしましょう。

撒くのはあくまでも遺骨のみという形が最も良いでしょう。

 

4、土地の所有者などに許可を得ること

自分の持っている土地以外へ撒く際には必ず許可を得てください。

身勝手な散骨は土地の所有者などへの迷惑に繋がります。

ですので、散骨を希望する場所へは必ず散骨が可能か確認を取りましょう。

分からない場合にはその土地で散骨を行ってくれる業者を探すのも良いでしょう。

 

以上が、散骨を行う際のマナーになります。

また、散骨を行いたいが遺骨を粉骨に出来ない、また撒いてもいい場所が分からないや許可の取り方が分からないといった際には、個人で散骨を行うのではなく、散骨を代行してくれる業者や散骨をプランとして提供している葬儀社へ相談するのがよいでしょう。

業者や葬儀社の場合は海にて散骨を行う海洋散骨が主流となっており、費用はおひとり様ずつの個人散骨プランでおおよそ20万~30万ほどとなっております。

またこの他に複数人で同時に船に乗り散骨を行う合同散骨などの場合ですと、費用がおおよそ5万前後となります。

また、代行散骨の場合ですとプランに含まれている業者もありますのでそれぞれ希望にあったプランを選ぶと良いでしょう。

さらに、国外での散骨を希望される場合にはそれぞれの国により法律が異なるため、さらに注意が必要となります。

特にハワイなどでは散骨に関する法律があり、その法律に則って散骨を行わない場合、多額の罰金を請求されるなどの問題が発生する恐れがあります。

そのため、観光をしながらや自分の気持ちだけで散骨をすることは避けましょう。

必ず事前にどこで散骨が可能か調べてから散骨を行いましょう。

 

猫、猫供養、猫海

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

今回は散骨について種類や方法など細かくご説明させていただきました。

これから散骨を希望される方のご参考になれば幸いです。

また、ペット火葬真愛メモリアルのではご希望がございましたら、海洋散骨でのペットの代行散骨をお承りしております。

こちらはプランに関係なくお申込みいただくことが可能となっております。

そして、個別火葬や立会火葬の場合、お骨全てやお骨の一部のみなど散骨するお骨の量もお選び頂くことが出来ます。

また、代行散骨に関しましては当店でペットの火葬をされた方にはサービスで執り行わせていただいておりますので、ご希望の場合は火葬のご予約の際にお申し付けくださいませ。

詳しくはHPの海洋散骨欄をご覧になるか、またはお電話・メールにてお問い合わせくださいませ。

そうして、皆様の愛するペットちゃんをより良い形でお見送りするお手伝いをさせていただければ幸いです。

 

記事担当 阿部


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