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ハリネズミ、小動物
コラム

ハリネズミが死んでしまったら?ハリネズミの体調の変化とハリネズミの火葬についての豆知識

 

はじめに

皆様はご自宅でどのようなペットを飼っていますか?
もしくは、今後どのような動物をペットとしてご自宅へ迎え入れたいとお考えですか?

以前の日本では、犬や猫そしてハムスターなどと言ったごく少数の動物がペットとして一般家庭では飼育されておりました。
しかし、昨今のペットブームによって以前ではあまり一般家庭での飼育ケースが無かった様々な動物がペットしてご自宅で飼育されております。
そうした犬や猫など以前から一般家庭で飼育されていたペット以外の動物を「エキゾチックアニマル」などと言った単語で分類分けされている場合が多くございます。
そして、このエキゾチックアニマルの定義というものはとても広く曖昧でこの動物はエキゾチックアニマルで、この動物はエキゾチックアニマルではないと言った分類分けが多少異なるケースがありますが、その中でも一般的にエキゾチックアニマルと分類分けされる動物が爬虫類やチンチラ・デグーなどと言った海外から輸入などされたことがきっかけで日本で飼育され始めた動物達です。

その中でも、ここ数年で急激に人気が出た動物が「ハリネズミ」です。

ハリネズミカフェやTVニュースでのハリネズミ特集、またはSNSなどがきっかけとなってここ数年で急激に人気を博したハリネズミを一度は何らかの形で目にしたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、背中に付いたハリとは裏腹に愛くるしい瞳や仕草などにトキメキ実際に飼育され始めた方も多いかと思います。
特にハリネズミの場合には人気が出始めた当初はまだ日本国内での販売頭数や販売店舗等も少なく、飼育したくとも中々飼うことが出来なかったということもあったかと思いましたが、現在ではどこのペットショップでも見かけることが出来るくらいメジャーなペットとして日本国内で広く見かけることが出来るようになった可愛らしい動物です。

そうした理由から今では多くの人のご家庭でご家族として迎え入れられているハリネズミですが、まだまだハリネズミの飼育などに関する情報は犬や猫等の今までメジャーだったペットに比べて少ないです。

そのため、ハリネズミが急死してしまうケースも中にはございます。

しかし、折角家族として迎え入れたハリネズミが急死してしまったからとても心苦しく思うかと思います。
また、万が一ハリネズミが急死してしまった際に飼い主様にとって悔いの残らないようなお見送りが出来るように今回は

 

ハリネズミのかかりやすい病気や冬眠について

 

万が一亡くなってしまった際の対処法

 

ハリネズミの火葬を行う際のワンポイント

 

についてご紹介させて頂こうと思います。
それではまず初めにハリネズミのかかりやすい病気や注意が必要な冬眠についてご紹介させて頂こうと思います。

 

ハリネズミ、小動物

 

ハリネズミのかかりやすい病気や冬眠について

まず初めに皆様はハリネズミとはどんな生き物かご存知でしょうか?

ハリのある動物と言った認識の他に、威嚇をする際にハリを逆立てて丸くなると言った特徴をご存知の方は多くいらっしゃると思います。
そんなハリネズミですが一見ハリがあるから強い生き物のように感じますが

実はとても臆病な子が多く

います。

しかし、これは小さな生き物の場合には良くある性格ですので、なぜうちの子はこんなに臆病でなつきにくいのか?とあまり悩む必要はございません。
小動物はその体の小ささから大きな動物(捕食者)から身を守るために警戒心が強く臆病である場合が多くございます。
また、そうした性格から体調が悪くともそれを悟られ捕食されないために、体調が悪いことをぎりぎりまで隠すと言った特徴がある小動物が多くいます。
こうした理由から、小動物が突然死したように見えると言ったパターンもございます。
ですので、素振りは普段通りでも排泄物や食べているご飯の量など行動ではなく、身体に現れている病気のサインなどをいち早く見つけることが病気の早期発見に繋がるとされております。
また、とても臆病な性格の子が多いため過度なストレスが溜まるほど触ることはあまりおすすめしませんが、適度に触れ合うことで体の異変に気づくことも出来るのでハリネズミに大きなストレスを与えない程度に触れ合うことも場合によっては必要となります。

特にハリネズミがかかりやすい病気には下記のようなものがございます。

 

・ダニや真菌による皮膚病
・腫瘍
・歯周病
・神経系の病気
・アレルギー
・消化器官の不調
・呼吸器官の不調・目の病気
・鼻の病気
・感染症や寄生虫

 

以上がハリネズミがかかりやすい病気の一例となります。
ですが、ハリネズミの場合にはまだ飼育され始めてから日が浅くどの病気がなぜ引き起こされるのか、そして体の小ささから手術などに耐えることも大変であるため治療方法が確率されていないケースもあり、病状によっては長く治療をし続ける必要や一生涯付き合っていくことになる病気も中にはあるそうです。

そして、こうした病気を早期発見することに必要なこと

 

1,排せつ物のチェック

2,皮膚やハリのチェック

3,お腹など柔らかい部分のしこりチェック

4,歯のチェック

5,食欲のチェック

 

などが日々の生活の中でチェックしやすい項目になるかと思います。
しかし、中にはあまり触れられることが得意ではない子もいるのでその子のストレスにならない程度にチェックしてあげると良いでしょう。
また、動物病院での定期的な健康診断などを行うことで飼い主様だけでは分かりにくい体の不調を早期に発見できるケースもございます。
ですので、一番良いチェック方法は飼い主様が行う日々のチェックと定期的な動物病院でのチェックのダブルチェックとなります。
こうした入念なチェックを行うことでハリネズミの病気早期発見や長生きに繋がるかと思いますので、ハリネズミを購入したらまず初めにかかりつけ医となる動物病院を探すと良いでしょう。

また、ハリネズミは雑食性ではありますが好き嫌いが激しい子も中にはいます。
そうした際には栄養の偏りによるビタミン欠乏症や骨粗鬆症などを引き起こさないように、獣医師と相談をしながらバランスの良い食生活を心がけると良いでしょう。

また、ハリネズミはネズミという名前が付いていますが、実はモグラの持つ習性に近い習性を持つ生き物となるため、暗く静かな場所の方を好む傾向がございます。
さらに夜行性であるため昼間は寝ていることが正常な生活ペースとなります。
ですので、無理に昼間に起こしたり明るすぎる室内で飼育することはあまりおすすめいたしません。
適度に暗い場所を作ってあげたり、活動する時間を夜にしてあげる事で健康状態を保ちやすくなることもございます。

また、ハリネズミのトラブルで良く耳にすることが

 

冬眠・夏眠

 

と言った体に合わない寒い環境や暑い環境におかれることによって引き起こされる状態です。
こうした冬眠・夏眠については自然環境下に生きるハリネズミであれば耐えることが出来ますが、飼育環境課では命を奪う危険性がある非常に良くない状態ですので、ハリネズミを飼育する際には必ず

 

室内温度を24度~28度程度に保つようにしましょう

 

こちらの温度を1~2度数前後したからといってすぐに冬眠・夏眠に入らない場合もございますが、何らかの形で体調に変化が起きたりする場合もあるため温度管理はこまめにしてあげましょう。
特に、季節の変わり目などはこうした温度が朝と夜で変わる場合があるため、朝晩と温度に変化のある時期についてはこまめに温度チェックをしてあげると良いでしょう。
また、こうした眠りについてしまった場合にすぐに体を温めたり冷やしたりしてしまうと、それが原因となり体調を崩してしまうことがあるため、なるべくゆっくりと温度の変化を与えてください。
また、対処方法に困った際にはすぐに動物病院へ相談すると良いでしょう。
さらにその際に部屋の温度等を伝えた上で症状や状態を伝えるとより正確に対処が可能となるので、しっかりと確認をしておきましょう。

 

以上がハリネズミがかかりやすい病気や冬眠・夏眠とその対処方法となります。
続きまして、こうした体調変化によって万が一ハリネズミが亡くなってしまった際の対処方法についてご紹介させて頂こうと思います。

 

ハリネズミ、小動物

 

ハリネズミが亡くなってしまった際には?

ハリネズミが亡くなってしまった際にまず気を付けるべきことが

 

どんな症状で亡くなったのか?

 

と言った点です。
老衰であれば問題はございませんが、例えば感染症や真菌そして寄生虫などと言った物が原因となった場合には飼い主様にも悪い影響を与える場合があるため、素手で触らずに何か手袋のようなものをして触れた方が良い場合がございます。
また、どうしても素手で触れたい場合にはお体をタオル等でしっかりと拭いて除菌をしてあげてから触れた方が良いでしょう。
ただし、亡くなった後のハリネズミのご遺体から排せつ物や体液などが漏れ出す恐れがあるため、口周りやお尻の辺りには注意が必要となります。
特に排せつ物の中に寄生虫などが含まれている場合もあるので気を付けた方が良いでしょう。
また、皮膚病にかかっていた場合についても同様に素手で触れることは避けた方が良いでしょう。
特に怪我などをして傷口がある場合にはそこから皮膚病の菌が入り込み飼い主様に悪影響を及ぼす可能性もあります。
ですので、亡くなってしまったハリネズミを可哀想に思う気持ちや偲ぶ気持ちがあるのはもちろんですが、ご遺体に触れる際には病気に十分に注意をしてから触れた方が良いでしょう。

また、ハリネズミが亡くなる瞬間にハリを逆立てて亡くなっているケースも多くございます。
こうした場合には飼い主様がそのハリで指や手などに怪我を負わないように気を付けながらご遺体を安置してあげましょう。
また、ハリを立てたまま亡くなったからと言って必ずしも苦しんで亡くなったなどという訳ではありません。
ハリを立てたまま亡くなってしまう理由については詳しい情報はまだ無いため、ハリが立っていたから最後に苦しんで亡くなったなどと言った風に責任を感じなくとも良いと思います。

その他、ハリネズミの場合には冬眠・夏眠があるため本当に亡くなっているのか?呼吸などをしっかり確認してあげることがとても大切なこととなります。
中には亡くなっていると思っていたら適切な温度の部屋に連れて行ったら復活したなどと言ったお話も聞きます。
ですのでしっかり確認した方が良いと共に、飼い主様だけで判断がつかない場合には動物病院等へ受診し診断を受けることも大切になります。
このようなことに気を付けることがまず初めに大切なこととなります。

大切に飼っていたハリネズミの死はとても悲しく辛くそのため心が乱れてしまい冷静な判断が取れずに、飼い主様そしてハリネズミにとっても良くないことをしてしまうことがあります。
ですので、心落ち着かないのは当たり前のことですが一度深呼吸をしてからゆっくりでもかまいませんのでご遺体の安置をしてあげてください。
また、どうしても冷静になれない場合などはペット火葬社に連絡をし手順を教わりながらハリネズミのご遺体を安置してあげると良いでしょう。

そして亡くなったハリネズミの安置方法は下記の通りとなります。

 

1,亡くなったハリネズミのご遺体を清潔なタオルなどで拭く

2,亡くなったハリネズミのご遺体を寝かせるための箱を用意する

3,保冷材等を箱の中に入れその上にタオルなどを敷く

4,ハリネズミのご遺体をそっと寝かせる

5,体に直接触れないようにしながら体の周りに保冷材を敷き詰める

6,タオルなどを上からかけて保冷効果を上げる

7,お花やおやつ・お手紙などの副葬品を添える

 

以上がハリネズミの安置方法となります。

ハリネズミの場合にはお体を無理に小さく丸める必要はございません。
ですので亡くなったそのままのお姿でお寝かせすることが出来るお箱をご用意していただければと思います。
また、ハリネズミの場合にはハリが逆立っているケースが多くそうした場合にはお背中などが十分に冷やせない場合がございます。
ですので、そうした場合には早めのペット火葬を検討するのも良いでしょう。
その他、ハリネズミのハリが逆立っている場合に無理にハリを寝かせることは難しいので、ハリが逆立ったままにしておいた方がお体などが傷みにくいため良いでしょう。

またハリネズミの火葬を行う場合には、お体の小ささから遺骨が残らないのでは?と心配に思う方も多いですが遺骨は基本的に全て綺麗に残ります。
ただし、ハリの部分は燃えてしまう部分となるため残らないことが一般的です。
また、ハリネズミの場合にはお体の上半分がハリのため一見するとハムスター等よりも骨が大きいのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はハリネズミの骨は手足の大きさと同じくとても小さく細いため収骨の際にこんなに小さくなってしまったのか!?と驚く場合もあるかもしれません。
しかし、ハリネズミの骨がある部分というのはハリのない部分であるため、思っていたよりもずっと小さくなってしまったからと言って何かペット火葬社が不正を行ったということはないためご安心くださいませ。
また、逆にこんなに小さな手足の子の骨なのだから残らない方が自然だと考える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、ハリネズミのような小さな子の場合でも先に申し上げた通り遺骨は足先から頭までしっかりと残りますので、遺骨が残らなさそうだから返骨のないプランでも変わらないだろうと言ったことはございませんので、遺骨を手元に置いて供養を行いたい場合には返骨のあるプランを選ぶと良いでしょう。

以上がハリネズミが亡くなった際の対処方法と火葬の際のワンポイントとなります。
ハリネズミの火葬の際にはハリネズミは小動物の中でも大きな方のお体なので、副葬品などを一緒に入れて火葬をしても影響等が少ないので、お気持ちに合わせて副葬品などを入れていただければ良いかと思います。

 

ハリネズミ、小動物

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
昨今、ペットとして人気を集めているハリネズミですがその体の事情についてはまだ明らかになっていない部分も多々あります。
ですので、飼い主様の日々のチェックがとても大切な行動となりますので、可能な範囲での触れ合いを行いハリネズミとの日々を楽しく穏やかにお過ごしいただければと思います。
また、そんな大切なご家族であるハリネズミが万が一亡くなってしまった際には慌てずまずはペット火葬社へ連絡をした方が良いでしょう。
ハリネズミの場合には様々な病気が原因となって亡くなってしまう場合があるので、そうしたことを加味した上で病状が明らかではない場合には一度ペット火葬社へ相談をした上で適切な形でお体の安置を行うことをおすすめいたします。
またその他、ハリネズミの火葬やハリネズミのご葬儀に関するご相談・ご質問などございましたら当店までお気軽にお問い合わせくださいませ。
24時間365日いつでもお受けたりいたします。

 

記事担当  阿部


 

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