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コラム

小動物がかかりやすい病気の種類や対処方法は?万が一小動物が亡くなった時注意することは?

 

はじめに

 

コロナウイルスが蔓延したことによるステイホームの影響から、コロナウイルスによるペットブームが巻き起こったことをテレビのニュースなどの報道からご存知の方も多いかと思います。
そのペットブームは犬や猫だけではなく、ハムスターやモルモット、ハリネズミなどの小動物も同じように需要が増加したと言われております。
特に、ハムスターや熱帯魚などの小動物はマンションでも飼育が出来る場合があるため、一人暮らしでずっと一人で家にいることがストレスとなる方や、お子様との時間が増えお子様の希望であるペットの飼育を家族全員ですることが出来るなどと言った理由から、小動物を飼育し始める方が増えたように感じます。
さらに、小動物の場合ですとお散歩の必要性や飼育をするスペースなどが他のペットに比べて少なく、従って犬や猫などよりも飼いやすいなどと言った理由から飼育を始める方もいらっしゃるかと思います。
しかし、犬や猫などとは違い小動物には小動物特有の飼育の難しさなどがあります。
特に、小動物は食物連鎖では下層の方にあたる動物が多いため他の動物に襲われないように、警戒心が高くまた臆病な性格の場合があります。
そうした性格の場合ストレスなどを抱えやすくなり、そのストレスが原因となって様々な病気になってしまったり、病気の発見が遅れてしまうなどの原因にもなります。
そこで今回は、

 

小動物がかかりやすい病気にはどんなものがあるのか?

万が一小動物が亡くなってしまった時に注意すべきことは?

についてご紹介していこうと思います。

 

モルモット、アヒル、小動物

 

小動物別かかりやすい病気

 

小動物がどのような病気にかかりやすいかについてですが、こちらについては種類別にそれぞれかかりやすい病気が異なります。
しかし、共通していることの一つにストレスに弱い場合が多いというものがございます。
例えば、うさぎや爬虫類などであればストレスが原因となって自傷行為をしてしまったりすることがございます。
自傷行為だけであれば適切な処置を迅速に行えば命に別条がない場合もあります。
しかし、その自傷行為が起因して細菌が引き起こす皮膚病などにかかる恐れもございます。
また、その他にストレスが原因となり拒食症になってしまうこともございます。
このような小動物のストレスの原因となるものは、環境の変化や臭いなど人間からしてみたらちょっとしたことが原因となっていることがございます。
そして、こうしたストレスの変化に気づいてあげることがとても大切なこととなります。
特に、小動物の場合はストレスや緊張状態にあると病気などにかかっても、襲われないように隠すという性質を持つ場合がございます。
そうした場合にはストレスや緊張状態をほぐしてあげたり、排泄物などをこまめにチェックしてあげなくては手遅れになってしまうこともございます。
そこでまず初めに小動物の種類別のかかりやすい病気についてご紹介いたします。

 

ハムスター、ジャンガリアンハムスター、小動物、極小動物

 

ハムスター

かかりやすい病気の種類
皮膚病、骨折、不正咬合、腫瘍、低体温症、ストレス性脱毛など

 

病気にかかりにくくなるようにチェックすること
1,排泄物のチェック(下痢をしてないか等)
2,皮膚病になってないか外傷がないか体のチェック
3,歯が適切な長さであるかチェック
4,温度管理や飼育環境のチェック
5,ストレスによって引き起こされる症状が出ていないかチェック

 

これらの確認を定期的に行うと良いでしょう。
また、ハムスターの場合は平均寿命が3年ほどと短いため他の動物に比べて老化によって引き起こされる症状が出るまでの期間が短いことが特徴にございます。
ですので、1年から1年半ほどで老化によって引き起こされるような病気にかかることもございます。
そのため1年を過ぎたらこまめにお体のチェックをより一層すると良いでしょう。

 

モルモット、小動物、極小動物

 

モルモット

かかりやすい病気
不正咬合、ビタミンC欠乏症、胃腸の不調、皮膚病、捻挫骨折、熱中症など

 

病気にかかりにくくなるようにチェックすること
1,排泄はきちんと行われているか
2,ビタミンCが含まれる餌をあげているかチェック
3,室温湿度は適切であるか
4,水分をきちんと摂取しているかチェック
5,食事をきちんととっているかチェック

 

モルモットの場合は胃や腸に関する病にかかることがあるため、そうした際に脱水症状などを起こして弱ってしまうことがございます。
きちんと餌を食べているか?きちんと排泄を行っているか?こまめに確認をしてあげることが大切となります。
また、モルモットの体はビタミンCを作ることが出来ないため餌などで摂取する必要がございます。
ビタミンC不足によって病気が引き起こされてしまうことがあるので、しっかりとビタミンCを取ることが出来るような食事を上げましょう。

 

インコ、小鳥、鳥

 

インコ

かかりやすい病気
クラミジアなどの感染症、そのう炎、風邪、カンジダ症、卵詰まりなど

 

病気にかかりにくくなるようにチェックすること
1,吐き戻しや下痢をしていないかチェック
2,くしゃみや咳をしていないか
3,食事は栄養とバランスがきちんと取れているか
4,羽に異常がないかチェック
5,卵は正常に産み落とされているかチェック

 

インコはとても賢くそのためストレスなどを抱えやすいとされております。
そして、そのストレスが原因となって自傷行為などをしてしまい皮膚が傷つき細菌などが入りやすくなる恐れがあるため気を付けましょう。
また、インコの場合母子感染する病気も多々ありますので病気となってしまったインコだけではなく、一緒のケージで飼育しているインコも一緒に気を付けて見てあげましょう。
さらに、メスの場合には卵詰まりには十分に注意をしましょう。
卵詰まりが起きてしまいますと、排泄も出来なくなるため体の中に悪い物が溜まりやすくなってしまいます。
卵詰まりをしている場合にはなるべく早く動物病院に受診しましょう。

 

うさぎ、小動物

 

うさぎ

かかりやすい病気
下痢、血尿・尿路結石、皮膚病、不正咬合、スナッフル、子宮がん、斜頸など

 

病気にかかりにくくなるようにチェックすること
1,食事・排せつ物のチェック
2,目ヤニや涙などのチェック
3,くしゃみなどの症状がないか
4,首や体が傾いていないか
5,ストレスを抱えていないかチェック

 

うさぎはストレスによって引き起こされる病気が多く、またそのストレスが原因となり病気であることを隠すという性質がございます。
こうした性質からうさぎの病気は判断が付きにくいことがございます。
そうした場合には食事をしっかりと取っているか、排せつ物は正常であるかなどのチェックをすると良いでしょう。
また、細菌によって引き起こされる感染症などによって首が傾いてしまうこともございますので、体のチェックなどもうさぎのストレスにならない程度にこまめに行いましょう。
また、一見元気そうに見えても実は病気を抱えていることもあり、病気だと飼い主様が気づいた際には手遅れであるということもあるので、可能であれば定期健診などもおすすめいたします。

 

チンチラ、小動物

 

チンチラ

かかりやすい病気
熱中症、皮膚の感染症、下痢、不正咬合、脱毛症、腫瘍など

 

病気にかかりにくくなるようにチェックすること
1,飼育環境の温度は適切であるか
2,飼育環境は清潔に保たれているかチェック
3,ストレスなどを抱えていないか
4,食事・排せつ物のチェック
5,体に腫瘍や感染症が見られないか体のチェック

 

チンチラは比較的病気が少ない小動物だと言われております。
しかし、病気になった場合に急に体調が悪化しそのまま亡くなってしまうケースもございます。
その中でも特に注意すべき点は細菌などの感染症であり、下痢などの症状が見られる場合には早めに動物病院への受診を検討した方が良いでしょう。
また、排せつ物の不調が悪化しますと脱腸などの症状が現れてしまうこともございますので、注意しましょう。
また、ストレスによる脱毛症などが引き起こされることもあるので、飼育環境には気を使ってあげましょう。

 

インコ、小鳥、鳥

 

小動物が亡くなってしまった時に注意すべきこと

 

小動物が亡くなってしまった時に注意すべきことはお体を生前以上に優しく触ることです。
特に小動物の場合は犬や猫と違いお体が小さく、また骨なども細く脆いことが多いです。
そのため、亡くなってしまってから死後硬直が始まった辺りから、無理にお体の状態を直そうとすると骨が折れてしまう可能性がございます。
他にも小動物の場合はペットの安置方法をそのまましてあげるだけでは、骨が折れてしまったりお体が傷ついてしまう可能性がございます。
ですので小動物を安置する際には犬や猫などとは少し違う安置方法をしてあげると良いでしょう。
具体的な安置の際に特に注意すべきことは下記の5つとなります。

 

1,小動物のご遺体は故意に丸めない
2,インコや文鳥など小鳥類の首が脆くなることがあるので大きな段差を作らない
3,小動物のご遺体が動かぬようにクッションは隙間なく
4,怪我などをしている時には丁寧に消毒を
5,外に生えている草花などは副葬品として入れない

 

1についてはペットの安置方法ではよく見かける、お体を生前眠っていた時のように丸くしてあげるというものをしないということとなります。
どういうことかとお申しますと、そもそもペットのお体を生前眠っていた時のように丸くしてあげるのは、ペットを火葬する際に犬や猫などの場合ですとお体が伸びた状態で犬の火葬・猫の火葬を行おうとすると、頭からお尻にかけて均等に火葬を行うことがペットの火葬炉の構造上難しくその結果均等に近い形で犬の火葬・猫の火葬を行おうとした場合、通常よりもペットの火葬にお時間がかかってしまう可能性が高くなります。
また、お体の大きなペットの場合ですとお体が丸まった状態であればペットの火葬炉に入るけれども、伸びたままの状態ですと入らない場合がございます。
そうしたトラブルを避けるために、ペット火葬業者の多くはペットのお体を生前のように丸くしてあげるようにとしております。
しかし、小動物の場合ですとお体が小さいため仮にお体が伸びた状態であっても、均等に火葬を行えないことや火葬炉に入らないなどと言ったことはまずないため、小動物の場合はお体を生前のように丸くする必要はあまりございません。
ただし、お体に負担をかけそうな形で亡くなっていた場合については骨が折れない程度にそっと、お体の状態を直してあげても良いでしょう。
ですが、この際にも無理に丸くしてあげる必要はございません。
特に鳥類に関してはあまりお体が丸くならないかと思います。
そうした場合には亡くなった時のお姿のまま安置してあげましょう。
さらに、鳥類の場合は首周りが脆くなってしまっている場合もございます。
ですので、なるべく首回りに衝撃などを与えないように気を付けましょう。
さらに、ペットの安置方法の中で口や鼻などから体液が漏れ出してしまうことがあるため、枕となる物を首の下に敷いてあげた方が良いとありますが、こちらも犬や猫などが基本的には対象でありこちらを行わない方が良いペットもいます。
特に、先ほども申し上げました通り鳥類の首は脆くなっていることがございます。
その中でも小鳥類に関しては空を飛ぶためにお骨が細く軽い構造となっているため、注意が必要となります。
ですのでこうした小鳥などの小動物の場合には枕となるクッションなどは用意せず、お体の形に合わせたほんの少しの段差のみで、枕のような大きな段差を作らない方が良いでしょう。
また、ハムスターやモルモットなど頭から首にかけての位置が変えにくい小動物に関しても、無理に枕などを敷いてあげる必要はないかと思います。
ただし、口や鼻から体液などが漏れ出す場合にはこまめに拭いてあげるなどのケアなどはしっかり行いましょう
また、上記の内容に付随して小動物のお体を安置する際にはなるべくお体が動かぬように、工夫をした方が良いでしょう。
お体の周りを覆うようように綿や布などを敷き緩衝材代わりにしてあげることも大切です。
特に、小動物を安置する際には小動物のお体よりも大きなお箱に安置されているケースが多いです。
また、そのお箱に布などは敷いてあるけれどもお体の周りを守るようなクッションなどがあまり敷かれていない場合がございます。
そうしますと、移動させた際の衝撃などで小動物のお体が動いてしまうことがございます。
そして、お体が箱にぶつかってしまうなどと言ったことが起きぬように、綿や生前に使用していた敷材などを使用し、小動物のお体の周りに空間が出来ぬようにしてあげましょう。
また、小動物のお体に傷などがあった場合にはしっかりと消毒をしてあげることと、ハムスターやモルモットなどは小さなお子さんと一緒に飼育されていることもあるかと思います。
そうした際に、お子さんが亡くなってしまったハムスターなどのためにお花を外から摘んで来た場合には、そのお花はハムスターのそばに置かずに花瓶などに入れて別にしてお供えしてあげるようにしてください。
理由としましては、外にあるお花には虫が付いている可能性がありその虫が亡くなったペットのお体についてしまわぬようにするためです。
そのため、お花を副葬品として一緒に入れてあげたい場合には必ず花屋などで購入したお花を入れてあげましょう。
以上が小動物が亡くなった際に注意すべきこととなります。

 

うさぎ、小動物

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか?
ペットと言っても様々な種類のペットがこの世の中には存在します。
その中でも、小動物については寿命の短さなどを含めて様々な面でケアや注意が必要となります。
そんな小動物のSOSサインに気づいてあげることや、亡くなった際に良いお別れが出来るように、ストレスを与えない程度に小動物と一緒にいることも大切なコミュニケーションとなるでしょう。
ただし、小動物はその習性上臆病でストレスを抱えやすい生き物であることが多々ありますので、お子様と一緒に飼育されている場合にはお子様と小動物どちらもしっかりと様子を見てあげましょう。
そして、より良いペットとの暮らしが出来るよう心よりお祈り申し上げます。
また、小動物が亡くなってしまった際の疑問点やご質問等ございましたらいつでもお問い合わせくださいませ。
当店では埼玉県川口市で唯一の小動物専門の火葬スタッフが常駐しておりますので、小動物の火葬・葬儀について何かご相談などございましたら電話もしくはライン@などから、小動物専門のスタッフまでご連絡いただければ小動物専門のスタッフが対応させていただきますのでご安心下さいませ。

 

記事担当  阿部


 

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