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棺
コラム

ペットが亡くなった時に必要な簡易棺はどのように用意する?ペットの死に慌てないための豆知識

 

はじめに

皆様は大切なご家族様であるペットが亡くなった時にまずは何をしたら良いかご存知でしょうか?
多くの方がまず

 

ペット亡くなったら

ペットが死んでしまったら

ペットが亡くなった時にすること

 

などペットが死んでしまった時にどのようなことをしたら良いか?などについて検索を行うかと思います。
もしくは、ペットが亡くなる前にこうしたことをペットの終活の一環として事前に調べていらっしゃる方もいるかもしれません。
そうして、まずペットが死んでしまった時にまずすべきことが

 

ペットの体を安置すること

 

となります。

これは、人の場合とは異なりペット火葬社ではなく基本的には飼い主様がご自宅で行うこととなるため、飼い主様がインターネット等から得た知識を利用し適切な形で安置を行うようにしなければなりません。
しかし、ペットとのお別れは急に訪れてしまうことがほとんどとなり、インターネット等から知識を得ても必ずしも適切な形で安置を行うことが出来ない場合があります。
その最大の要因となるのが

 

亡くなったペットのご遺体を安置するための簡易棺

 

となります。
この簡易棺ですが、基本的にはペットのお体に合った入れ物であれば何でも良いとされておりますが、急にペットが亡くなってしまった時に丁度良くペットのお体のサイズに合った入れ物を用意出来るのか?
ペット火葬社として飼い主様から様々なご相談を頂戴する中で、急にペットが亡くなってしまったけれども丁度良い入れ物等が用意出来ないと言った方も多くいらっしゃいます。
しかし、だからと言ってそのまま適当な場所へお寝かせしたままというのも飼い主様としてはあまり気分の良いことではないかと思います。

そこで今回は

 

急なペットの死にすぐ対応!

 

亡くなったペットを安置するための簡易棺の用意方法

 

について詳しくご説明させていただこうと思います。
それでは、まず初めにそもそもなぜ簡易棺が必要なのか?お布団等に寝かせたままの状態ではだめなのか?についてご説明させていただこうと思います。

 

棺

 

ペットが亡くなった時になぜ簡易棺が必要か?

ペットが亡くなってしまった時、インターネット等で検索を行うと

 

亡くなったペットのお体が安置できる大きさの入れ物や箱を用意してください

 

と記載されている事が多くあるかと思います。

 

では、なぜペットのご遺体を入れ物や箱等にお寝かせする必要があるのか?

 

飼い主様によっては、段ボールなどのお箱に亡くなったペットを安置することや、タッパーなどの中へ安置することに抵抗のある飼い主様もいらっしゃるかと思います。
特に犬が亡くなった場合などについては飼い主様の約半数が段ボールなどのお箱に入れずに、生前犬が愛用していたお布団等で安置を行いながら、犬の火葬当日まで待つなどと言ったことがよくあります。

こうしたお布団での安置を行うのには大きく分けて2つの理由があり

 

1,段ボールなどのお箱に亡くなったペットを安置することに抵抗がある

2,亡くなったペットを安置できる大きさの段ボールなどのお箱が手元にない

 

上記の2つの理由からお布団での安置を行っている方が多くいらっしゃいます。
また、お布団で安置を行う方の多くが「飼い主様が火葬からお骨上げまで立ち会うペット火葬プラン」を利用している場合が多く、そのような場合ですと段ボールなどの簡易棺では一緒に火葬することが出来ないからと言った理由で、あえてそのまま用意せずに亡くなったペットが愛用していたお布団等で安置を行っているケースがございます。

しかし、ペットが生前愛用していたお布団等で安置を行う場合には様々な注意が必要となります。

 

1,冷却効果が下がる可能性がある

2,体液等が付着した際の処分が大変になる

3,移動の際にお体がそのまま見えてしまう

4,ペット火葬を行う際にお布団が邪魔になってしまう

 

以上のような問題が発生する可能性がございます。

特に1の冷却効果が下がるということが一番良くないことであるのは明白で、段ボール等のお箱ではない場合にはお体の周りを囲む壁のようなものがないため、折角保冷剤等でお体を冷やそうとしてもどうしてもお体の一部が保冷しきれない場合がございます。
また、そうした影響から保冷剤や氷等が溶けやすくなる場合があり、定期的に保冷剤や氷等を交換する必要などが出てくるため、2日~3日ほどご自宅で亡くなったペットを安置する場合には段ボール等を利用し簡易棺の中へ、亡くなったペットを安置することをおすすめいたします。

また、お布団等で安置を行った場合にお布団に体液等が付着してしまった際にはペット火葬後なるべく早く処分または完全な洗浄を行う必要がありますが、お布団などはサイズや材質によっては直ぐに捨てることが出来ない場合や洗浄が難しい場合などがございます。
そうした場合、しっかりと適切な形での処理を行わなければ臭いの発生や虫の発生などが引き起こされてしまう可能性がございます。
そのため、捨てやすい段ボール等やペットシーツそして、薄手のタオルケットなどを利用した簡易棺を作った方が処分がしやすい場合がございます。
また、必要に応じてペット火葬社の方で遺品としてペットを安置していたお布団や簡易棺等をお預かりし、お焚き上げなどを行うことが出来る場合もあるためそうした際にはペット火葬社の方へそうした安置をしていた物を預けるのも良いでしょう。
特に、亡くなったペットのお口やお尻などから漏れ出してしまう体液や血液そして排泄物などについては、異臭を放ちやすくそして虫などがそこから発生する原因にもなりかねないため、どうしてもご自宅に持ち帰り洗浄などを行った上でご自宅での保管がしたい場合以外にはペット火葬社へ預けることをおすすめいたします。

また、ベッドなどの場合であってもペットと一緒に火葬炉へ入れることは基本的には出来ないため、ベッドは布で出来ているから亡くなったペットをそのまま火葬してあげられるなら、段ボール等よりベッドで安置をしていた方が良いのでは?と思われる方もいらっしゃいますが、ベッドについても段ボール等と同様に素材の関係から亡くなったペットと一緒に火葬をしてしまうと火葬の妨げとなるためベッドごとの火葬はおすすめいたしません。
また、簡易棺ではなくベッドでの安置の場合には移動の際に亡くなったペットのお体の一部や全体が外部から見るような状態での移動となる場合が多く、そうしますと飼い主様にとって周りの目が気になる原因となる可能性がございます。
ですので、簡易棺等へ安置しご移動の際には亡くなったペットのお体が周りから見えにくい状態にすることで、飼い主様にとって落ち着いた環境でのペット火葬が望めるかと思います。

以上がなぜ段ボール等の簡易棺等へ安置をした方が良いかと言った理由になります。
続きまして、簡易棺の必要性は分かったがそうは言っても急に段ボールや箱なんて用意出来ない!と言った方向けに、簡単に簡易棺が入手出来る方法をご紹介させて頂こうと思います。

 

猫

 

種類別の簡易棺の用意方法

 

お仕事から帰ってきたらハムスターが亡くなっていた!

具合が悪そうだと思っていたら犬が急死してしまった!

猫が寿命でそろそろだと思っていたら深夜早朝に亡くなってしまった!

 

そんな時、まずはペットが亡くなった際になにをしたら良いか飼い主様の多くがインターネット等で検索を行うかと思います。
そして一番初めにすべきこととしてペットの安置を行ってくださいというページを発見するかと思います。
しかし、ここでネックとなるのが「ペットを安置するための簡易棺」となる方が多くいらっしゃいます。
当店でも多くの飼い主様から

 

どのような入れ物を用意したら良いのですか?

 

と言ったご相談をお承りいたします。
そこでおおよその簡易棺の大きさの目安を今回細かくご紹介させて頂こうと思います。

 

インコ、小鳥

 

ハムスター・インコ・カメやトカゲなどの爬虫類の場合
1kg以下の小動物の場合には、お菓子の箱やタッパーなどを使用すると大きさがちょうどよい場合が多くございます。
また、箱ティッシュの空箱なども大きさがちょうどよく、側面もございますのできちんと保冷効果を高めることも出来ます。
ただし、ハムスターやインコなどの小動物の場合には専用の棺等を用意することが難しい関係から、こうしたお菓子の箱やタッパーそして箱ティッシュの空箱などと言った入れ物を使用することがほとんどとなるため、飼い主様によっては抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、そうした際には小さなハムスターの籠や鳥かごなどにしっかりと保冷剤や敷材などを敷いた上での安置も可能となりますが、こうした際にはなるべく1日~2日以内にペット火葬を行うとよいでしょう。
また、ハムスターやインコなどの小動物の場合には二回りほど大きなお箱で安置されていても、しっかりとお体が動かぬように敷材やティッシュ等を敷き詰めていれば箱の大きさがお体よりも大きい場合でも問題はございません。
その他、副葬品等で周りを固定する場合にはハムスターやインコなどのお体がつぶれぬように気を付けましょう。

 

うさぎ

 

うさぎ・フェレット・チンチラ・デグーの場合
うさぎやフェレットなどの1キロ以上2キロ未満のペットの場合には、お菓子の空箱やタッパーそしてティッシュの空箱などでの安置を行うことは難しいです。
そのため、段ボールなどを用意する必要が出てきます。
この際に利用しやすい段ボールの大きさとしては6本入りのお茶などの入っていた段ボールケースくらいの大きさが適切となります。
また、お魚などを入れることが出来る発泡スチロールなども大きさとしては適切となります。
ちょうどお体から1周り大きいサイズを選ぶと副葬品等を入れたり、保冷剤を入れたりしやすいためそうした部分を目安にお選びいただくと良いでしょう。
また、こうしたサイズ感の段ボールについてはスーパーなどでお買い物後の商品を入れるために置いてある段ボールで十分に対応可能となるため、ご自宅に段ボール類がない場合には24時間営業のスーパーへ行ってもらってくるのも良いでしょう。
その他、靴が入っていた箱なども大きさとしては丁度いいかと思います。

 

猫

 

猫や小型犬の場合
猫や小型犬の場合には少しお体の大きさが大きくなるため、発泡スチロールなどの利用が難しくなります。
ただし、スーパーに置いてある段ボールの中でも少し大きめのサイズの段ボールを利用すれば大きさとしては十分に対応可能となります。
または、ホームセンターなどで大きめの段ボールを購入するのも良いでしょう。
その他、衣装ケースや収納ケース等のご自宅にあるちょっとした入れ物で代用することも可能です。
猫や小型犬の場合にはご移動などを行うことを念頭に入れ、あまり大きな入れ物を選ぶのではなくお体にぴったりと合った入れ物を選ぶと良いでしょう。
また、専用の棺などもインターネット等で購入が可能となっておりますので、生前からの用意が可能である場合や購入から半日後に届くなどの場合であればこうした棺を利用するのも良いでしょう。

 

犬、チワワ

 

中型犬や大型犬の場合
中型犬や大型犬の場合の場合には、スーパー等でもらうことの出来る段ボール類やご自宅にある段ボール類では対応出来ない事がほとんどとなるかと思います。
そこで、中型犬の場合にはホームセンターなどで購入可能なかなり大きい段ボール類もしくは、中型犬や大型犬をお寝かせすることが出来るように、複数の段ボールを継ぎ接ぎし飼い主様ご自身で簡易棺を作ると言った手もございます。
おすすめとなるのは複数の段ボールを継ぎ接ぎした簡易棺となり、なぜこちらがおすすめかとお申しますと、大きさを気にすることなくその子に合った大きさの簡易棺を作ることが出来るからです。
また、移動の際にも段ボール類であれば飼い主様が抱きかかえやすくなると言ったメリットもございます。
その他、大型犬の場合には移動が難しくなる場合があるため可能であれば台車などを下に敷いた上で、その上に簡易棺を作り大型犬をお寝かせするような形を取るとスムーズな移動が可能となると共に、お口やお尻等から体液が漏れ出すことの防止や死後硬直が解けた後のお体の不安定さをカバーすることが出来ます。

 

以上がペットの大きさ別の簡易棺の選び方になります。

こちらをまとめさせていただきますと

 

小動物の場合には自宅にある小さな入れ物であれば何でも利用できる

2キロ以上のペットはスーパーまたはホームセンターなどで段ボールを調達してくる

 

以上が一番簡単な簡易棺を用意する方法になるかと思います。
また、スーパーであれば24時間営業である場所も多くございますので段ボールがご自宅にない場合でも簡単に入手することができるかと思います。
そして、調達してきた段ボールをそのまま利用するのではなくガムテープ等で切り貼りしながら、その子に合った大きさや形の簡易棺を作ってあげることで大切なご家族様であるペットを偲ぶお時間ともなるかと思います。
また、ペット火葬社によっては棺等をご用意している場合もありますが基本的にはご葬儀の際に利用すると言った形となり、ご葬儀までの間に利用する場合にはそのペット火葬社へ一度受け取りに行く必要などがある場合もございますので、ペット火葬社からペット火葬前に購入すると言った形はあまり効率的ではないかと思います。
ですので、簡易棺については飼い主様がご用意なさることをおすすめいたします。

 

猫

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
簡易棺については一定のルール等が無いため、しっかりと保冷効果を逃がさないお箱であれば何を利用していただいても構いません。
また、簡易棺にはご移動等をしやすくしたりお体から漏れ出す体液や排泄物などを受け止める役割、そして、ご移動の際にペットのお体が周りに見えないようにするなどのとても重要な役割があるため、どうせ一緒に火葬が出来ないなら用意する必要がないと思われるのではなく、こうした役割を考慮した上で簡易棺を適切にご用意いただくことでより良いペットとのお別れのお時間が過ごせるようになるかと思います。
こうした簡易棺についてのご相談や、ペットが亡くなってしまって何をしたら良いか分からない、ペットが亡くなってしまったのでペット火葬を利用したいなど、ペットが亡くなりお困りの方はいつでも当店までご連絡くださいませ。
当店は24時間365日いつでも対応可能となっております。

 

記事担当  阿部


 

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