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柴犬、おやつ
コラム

ペット火葬炉の煙突から小さな火花?それは実は副葬品のせいだった!副葬品とペット火葬の関係

 

はじめに

皆様はペット火葬・葬儀をご依頼になる際にどのようなポイントに気を付けてペット火葬・葬儀社やそのプランなどをお考えになりますか?

例えば、遺骨の返骨があるかどうか、ペット火葬・葬儀に立ち会えるかどうか、出張形式なのかそれとも飼い主様が式場まで行くのか、そして料金などがまずは気になるポイントになるかと思います。
そして、そうした点を決めた後に例えば悪徳ペット火葬業者に依頼しないようにと、ペット火葬の口コミが多いところにペット火葬の依頼をしようと検討したり、ご自宅がマンションやアパートなどで持ち家ではない場合そのマンションやアパートではない場所でペット火葬が出来るかどうか、また、行える場合にはどこで行うのかなどさらに細かな点が飼い主様のご希望やご不安な点と良い方向にマッチするかどうかによってペット火葬業者をお選びになるかと思います。

そんなペット火葬・葬儀をご依頼する際の不安要素の一つに

出張形式のペット専用火葬車両からは本当に臭いや煙が出ないのか?

と言った内容になるかと思います。

何かを燃やすのに臭いや煙が出ないと言うのはあまり想像のしにくいこととなるかと思います。
実際、以前ペット火葬・葬儀を行った際に無煙・無臭のペット火葬炉を使用しているはずなのに、火花や煙などが出ていたなどというお話も耳にします。

そうした事案の中にはペット火葬・葬儀社の火葬方法が問題となっている場合だけではなく、実は飼い主様が愛するペットのためにとお供えなさった副葬品にも問題がある場合がございます。
そこで今回は

 

無煙・無臭のペット火葬炉から火花や煙?

それは実は副葬品のせいだった!?

知って得するペット火葬・葬儀の豆知識~副葬品編~

 

について詳しくご紹介させていただこうと思います。
それではまず初めに早速ですが無煙・無臭のペット火葬炉から出てしまった火花や煙の謎からご説明させていただこうと思います。

 

火

 

なぜペット火葬炉の煙突から火花が?

それでは早速、無煙・無臭であるはずのペット火葬炉から煙や臭いなどが瞬間的に発生してしまうケースがあるのかについて詳しくご説明させていただきますと、その理由の大半は

 

ペットの副葬品として入れたペットの愛用品・食べ物・お花等

 

が原因しております。
と、言うのもペット専用の移動式の火葬炉はあくまでもペットを火葬するための物であるため、ペット以外を燃やすことにはあまり特化しておりません。
そのため、ペット火葬・葬儀のうち立会での火葬を実際にご経験された方であれば分かりやすいかもしれませんが、おやつやご飯そしてお花などが灰や炭となって火葬台の上へ残っているなどと言ったことがよくあります。
こうした燃え残りの原因としては油分が少なく燃えにくい物等が灰として残る傾向がありますが、こちらも燃やし切ってしまうくらいの温度や時間火葬を行ってしまいますと、ペットのための火葬には少しお時間や温度が過剰であるケースがあり、そうした理由からペットの遺骨を綺麗に残すことを優先し副葬品については燃え残りがあるような状態で火葬を終了しなければならない場合が多くございます。

このように、副葬品を燃やすために作られていない設計のペット火葬炉では副葬品などペット以外の何かを燃やした際に、様々な現象が起きてしまうケースがございます。
その中に

 

無煙・無臭のペット火葬炉から小さな火花が出たり、煙が瞬間的に吹き出す

 

などと言った現象がございます。
こちらの主な原因としましては、まず小さな火花の場合お花や紙などと言った、ペットのお体よりも軽くそして一瞬で燃えやすい反面、灰として舞い上がりやすいと言った特徴がある物がペット火葬炉内にございます、本来臭いやペットを火葬した際に発生する灰などを燃やす二次燃焼室に留まり燃えることが出来ず、そのままペット火葬を行った際の火力や風力によって舞い上がり、小さな火花となって火葬炉の煙突から飛び出すことがございます。
こちらが小さな火花の正体となります。
ですので、こうした現象が起きぬように少量のお花やお手紙などは一緒に火葬することが出来ますが、ペットの周りを大きく覆うようなお花や千羽鶴などの沢山の紙などを一緒に火葬することは出来ない場合が多くございます。

また、その他瞬間的に煙が吹き出してしまう場合については、薄いポリエステルなどの生地を利用したお洋服や布類そして段ボール類などが原因となる場合が多くございます。
ですので、布類や段ボール類については基本的に一緒に燃やさないように執り行わせていただいておりますが、ハムスターなどの小動物の火葬を行う際に敷材を一緒に火葬するようにとされる方もいらっしゃいますが、使用している敷材によってはこうした煙の原因となりますので敷材を一緒に火葬するのは避けた方が良いでしょう。

その他、造花などについても紙製で作られている場合であっても燃え残りが沢山出てしまったり、煙や火花の原因となりますので避けた方が良いかと思います。
また、おやつやご飯などについても少量であれば燃え残りが多少ある程度になりますが、多くのおやつやご飯などをお供えしてしまいますと煙や火花の原因にもなりますので、目安として手の平に収まる程度にすると良いでしょう。
さらに、おやつやご飯については燃えにくい犬用のガム系などは避けた方が良いでしょう。

以上がペット火葬炉から瞬間的に出てしまう火花や煙の原因となります。
続きまして、このような火花や煙を避けるために一緒に燃やすことが出来るとされている副葬品のさらに細かな注意事項をご紹介させて頂こうと思います。

 

千羽鶴、ペットの副葬品

 

ペットと一緒に火葬出来るが注意が必要な副葬品

ペットと一緒に火葬を行うことが出来る副葬品につきましては

 

・ご飯、おやつ
・お花
・手紙
・写真
・髪

 

以上がペットと一緒に火葬を行うことが出来る副葬品となります。
こちらは全て多量でなければペット火葬の際に一緒に燃やしてもペットの遺骨や火葬等の妨げにならないとされておりますが、こちらを副葬品として入れる際にはいくつか注意事項がございます。

例えばご飯やおやつなどであればサランラップ等のプラスチック類で包んだりしないように注意が必要となると共に、紙皿などについても厚手の物では燃えにくくなるため灰として残りやすくなるという点から避けた方が良いとされております。

また、お花につきましてはよく

火葬をしても問題ないような花束

としてお花屋さんなどで作っていただいているケースがありますが、こちらは大抵の場合ペット火葬をしても問題がない花束ではなく、人の火葬の際に副葬品として入れても問題のない花束であることが多く、そのため、花の茎の部分を束ねている部分については輪ゴムを利用し、花が枯れないようにと茎の部分を湿らせている脱脂綿の周りにはサランラップもしくはアルミホイルなどで包んでいる場合がございます。
こちらについては基本的にペットと一緒に燃やしてしまうと遺骨に燃え付いてしまう可能性があるため、避けた方が良い物とされておりますので花束をペットと一緒に火葬したい際にはこちらのチェックをしっかりとしましょう。
また、火葬をしても問題がないようにと大抵の場合には薄い紙で包まれている場合が多いですがこちらは先に紹介したようなペットより軽い物となるため、火花として煙突から飛び出してしまう可能性がございます。
さらにリボンも同じような理由から気を付けた方が良いでしょう。

また、お手紙や写真については上記でご説明させていただいた通り多量でなければ問題ありませんが、何十枚単位である場合には少し気を付けた方が良いかと思います。

さらに、飼い主様の髪の毛をペットの旅立ちに持たせてあげる方もいらっしゃいますが、その際に髪の毛を輪ゴム等でまとめてしまいますとゴムの部分が遺骨等に燃え付いてしまう可能性がありますので、輪ゴム等でまとめるのは避けましょう。

以上がペットと一緒に火葬を行うことが出来る副葬品の中でも、特に注意が必要な点になります。
続きましてこうした点に気を付けたペット火葬に適した副葬品の選び方について詳しくご説明いたします。

 

ポイント

 

ペット火葬を行う際に適切な副葬品の選び方

まず初めにペット火葬の際に一緒に入れることが出来ない副葬品は下記の通りとなります。

 

1,プラスチック類
2,ガラス類
3,布類
4,段ボール類
5,金属類
6,その他首輪やリードなどのペット用品

 

以上がペット火葬の際に入れることが出来無いことが多い副葬品となります。
こちらについては健康被害を及ぼすような煙の発生や、ペットの遺骨に付着してしまったりするなどの原因となりやすいため、多くのペット火葬・葬儀社ではペットと一緒に火葬しない場合がありますので、まずはこうしたものを避けるようにしましょう。
また、こうした理由から薄手の生地を主として使用していても、髪飾りやお洋服などを一緒に火葬しない方が良いでしょう。
特にこうしたお洋服や髪飾りついては装飾部分や着脱部分にプラスチック類や金属類を使用しているケースも多く、そのため全体的に見れば燃えやすそうな布が多くとも細かく見て行くと燃やさない方が良い物が付いていることがあるため注意が必要となります。
また、ペット火葬で一緒に火葬を行える物につきましては上記でご紹介した通りとなりますが、多量に入れてしまいますと火花や煙の原因となりますのでなるべく手の平に収まる程度の量に抑えた方が良いでしょう。
その中でも、お花であれば茎を短く切り取りお花の部分や花びらのみを頭の辺りに添えてあげる程度の量が丁度良いとされております。
その他、ご飯やおやつつきましては

 

ペット火葬、紙の器

 

このような手作りの紙皿などをしようすると燃えやすく、また量も適切な量のみお供えすることが出来ます。
こちらの紙皿の作り方は「ペット火葬・葬儀でフードやおやつを副葬品にする時入れ物のまま?中身だけ?ペット火葬の豆知識」こちらの記事をご覧くださいませ。

また、適切なご飯やおやつにつきましてはなるべく燃えやすい物をお選びいただくと良いかと思います。
さらに基本的にはパッケージから取り出し中身だけを一緒に火葬するような形となるため、お供えをした際に手が汚れてしまうようなものも避けた方が良いかと思います。
ただし、ドライフードなどはペット火葬を行った際に灰として残りやすい物となりますので、あらかじめ灰として残ったとしてもお骨上げの妨げにならない位置にお供えをしてあげると良いでしょう。

以上がペット火葬を行う際の適切な副葬品の選び方となります。

 

ダックスフンド、ポメラニアン、ミックス犬

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペット火葬炉は無煙・無臭であると聞いたのになぜか煙や火花が出てきた!
まさか悪徳ペット火葬業者だったのではないか!
と不安に思われたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、その理由の中には飼い主様がお入れになった副葬品に原因がある場合がございます。
基本的にはペット火葬・葬儀社の方で煙や火花が発生しないような副葬品の飼い主様にお伝えしておりますが、お供えする量については飼い主様によって異なり、また量に規定がないペット火葬・葬儀社が多いためこうした現象が起こってしまうことがございます。
また、ペットのお体の大きさなどによっても副葬品の量が変わるため同じ量であっても煙や火花が出てしまう場合や出ない場合もあるため、その見極めは素人目には中々難しい場合がございます。
ですので、ペット火葬・葬儀社の方が副葬品の量などに指定がある場合にはそちらに従って副葬品をお供えするようにしましょう。
また、指定がない場合であってもペットのお体よりも多い量の副葬品は用意せず、手の平に収まる程度の量にすると良いでしょう。
そしてこうした煙や火花が不安な場合には副葬品を入れずに亡くなったペットだけを火葬するような形であれば無煙・無臭での火葬が可能となりますので、状況や不安な点に合わせて副葬品を入れるか入れないか決めていただくと良いでしょう。
その他副葬品に関する不安やペット火葬炉の不安などございましたら当店までお電話またはライン@などでお問合せくださいませ。
当店は24時間365日対応可能となっております。

 

記事担当  阿部


 

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