この冬は皆様はいかがお過ごしでしょうか?
急な冷え込みで体調を崩されてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、ぺっとにとっても寒さは大敵となります。
特に小さな生き物は寒さによって冬眠してしまうこともあります。
しかし、この冬眠が飼育下ではとても注意が必要なことをご存知でしょうか?
今回はそんな、小動物の中でも特に冬に注意が必要な冬眠をする小動物についてお話していこうと思います。
小動物の中でも冬場一定の気温以下になってしまうと冬眠をしてしまうペットがいます。
代表例が
などになります。
しかし、自然界での冬眠とは違い飼育下での冬眠はペットの命に関わる重大なことに繋がる可能性がございます。
本来、冬眠というものは気温の低下と共に準備をするものとなります。
そのため、冬眠に向けて沢山の食料を体に蓄えたりなどします。
しかし、飼育下の場合ですとそうした蓄えがきちんと出来ていない状況になりがちです。
ですので、人の飼育下にあるハムスター・シマリス・ハリネズミなどの小動物は冬眠をしてしまうと、しっかりとした準備が整っていない状態での冬眠となり餓死をしてしまう恐れがございます。
特に、ハムスターは気温が低くなると冬眠状態になりやすく、また、飼育下にある場合気温の急激な変化で急に冬眠してしまうケースもあるそうです。
兆候としては「いつもよりも動きが鈍い」「ほお袋などに食料をため込んでいる」などがございます。
そうした兆候が表れたら早めにお部屋の温度を上げてあげましょう。
そして、常に適温に保てるように暖房などをかけっぱなしにしてあげると良いでしょう。
また、万が一冬眠をしてしまったら、早めに冬眠から起こしてあげないと餓死をしてしまう危険があります。
冬眠から目覚めさせる方法としては
などとなります。
急激な変化は目覚めた後に体調を崩す原因となるため、ゆっくりと温めてあげましょう。
特に、手の上に乗せた場合人の体温で目覚めるというケースもございます。
こちらは30分程手に乗せてあげると目覚める可能性があると言われております。
以上がもしもペットが冬眠してしまった場合のお話となります。
また、冬眠を急にしてしまった場合「ハムスターが亡くなってしまったのでは!?」と驚く方もいらっしゃるかと思います。
ハムスターが冬眠してしまったのか亡くなってしまったのかの見分け方ですが
以上の三点に気を付けてよく観察してあげてください。
特に2と3は亡くなってしまった際の死後硬直などによってお体に起こる変化となりますので注意が必要です。
また、ハムスターやシマリス、ハリネズミなどが冬眠してしまったのか、亡くなってしまったのか、見分けがつかない場合にはまず動物病院などへの受診をおススメいたします。
また、もし、冬眠ではなく亡くなってしまっていた場合には次にご紹介するように、ご遺体を安置していただければと思います。
まずは、ご遺体を安置できる箱をご用意ください。
ハムスターなどの極小動物の場合ご自宅にあるタッパーなどでも代用可能でございます。
そちらの方に、まずハムスターやインコなどのお体を綺麗に拭いてあげてください。
特に、ハムスターなどの極小動物の場合お体にお怪我等がございますと、そこから雑菌が入り込み腐敗が進みやすくなってしまう原因となるため注意が必要です。
ですので、お怪我等をしている場合にはしっかりと傷口を綺麗にしてあげたり、その個所を重点的に冷やしてあげる必要がございます。
また、安置場所とペットのお体が清められましたら、布やキッチンペーパーなどを箱などに敷きご遺体を寝かせることが出来るお布団をご用意してあげてください。
その中にペットのお体をそっと寝かせます。
その後、保冷剤やドライアイスなどでしっかりとお体を冷やしてあげて下さい。
この時、ドライアイスを使用する場合にはご遺体に直接触れぬようお気を付け下さい。
また、飼い主様もドライアイスで低温火傷などなさらないようお気を付け下さいませ。
さらに、ハムスターや爬虫類などの極小動物の安置場所として、冷蔵庫や冷凍庫での安置をされる方がいらっしゃいます。
こちらは、衛生管理にかなり気を付ける必要がございますが遺体の腐敗がかなり遅くなるため、1週間~2週間ほどの間ペットを安置することが可能だと言われております。
ですので、お仕事や学校などの都合でどうしても平日ではなく休日までハムスターなどのご遺体を安置したい場合には、冷蔵庫や冷凍庫などで安置する方もいらっしゃいます。
ただし、腐敗が遅くなっていても長期間の保存はお骨に体液が付着してしまったりなどして、ハムスターなどを火葬をした際にお骨がくすんでしまったり、お骨が脆くなる可能性があるため、避けた方が良いとされています。
ですので、冷蔵庫や冷凍庫などで安置する場合も一週間以内での火葬をおススメいたします。
また、ハムスターやインコなどの小動物は他の生き物に比べお体が小さく、腐敗が早いと言われております。
ですので、一般的には1日~2日ほどであればペットの安置をご自宅ですることは可能と言われておりますが、お心の整理がつき次第その期日よりも早めに火葬を執り行ってあげた方が良い場合がございます。
特に上記に記したように、外傷のあるハムスターやインコの場合一般的な腐敗のスピードよりも速く腐敗が始まってしまうため注意が必要です。
そのため、ペット火葬真愛メモリアルでは即日対応を心がけております。
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ハムスターやインコ、ハリネズミや爬虫類などのペットが亡くなった際の安置方法は以上となります。
続きまして、小動物の火葬や供養についてご紹介していこうと思います。
小動物を火葬する際に良くご質問いただくことが
「ハムスターやインコなどの小動物の骨はきちんと残るのか?」
というご質問です。
こちらに関しましては問題なく、尻尾の先から頭のお骨まで順序良く綺麗にお骨を残すことが出来ますのでご安心くださいませ。
なぜなら、ペット火葬車に積まれているペットの火葬炉はペット専用に設計された火葬炉であり、温度などをペットの大きさに合わせて調節することが出来るからです。
ですので、小動物などの場合でも温度を低くし、ゆっくりと時間をかけて火葬を行うことで、尻尾から頭まで綺麗にお骨を残すことが出来ます。
そのため、サイズが小さく体重が軽くとも20分~30分程の火葬時間が必要となります。
これはハムスターやインコなどの小動物のお骨をより綺麗に残すための温度調節などを行っているために、他の犬や猫などよりも低い温度で火葬を行っているためとなります。
ですので、犬や猫などよりも小さく体重も軽いですけれども、それなりの火葬のお時間がかかるのはこのためとなります。
こうした工夫によってハムスターやインコなどの小動物でもお骨を綺麗に残すことが可能となっておりますので、ご安心くださいませ。
また、小動物のお骨が綺麗に残ってもお骨を拾う際に気を付けなければならないことがあります。
特に箸渡しをしてお骨を骨壺へ入れる場合には、箸渡しをされるお二人の力加減が均一でなければお骨が傷ついてしまうことがあります。
ですので、ハムスターやインコなどの極小動物の場合お骨を拾う際には、箸渡しに拘らず綺麗にお骨を残してあげるためにお一人ずつお骨を拾ってあげることも良いでしょう。
また、火葬社によっては小動物のお骨を拾う専用の器具などをご用意している場合もございます。
せっかく綺麗に火葬を行えたハムスターやインコなどの小動物のお骨が、お骨を拾う際に崩れてしまうことはあまりよろしくない事だと思います。
ですので、昔ながらの日本の風習に拘らず愛するペットのお骨を綺麗に残すために、専用の器具などを使用しお骨を骨壺に納めることも場合によってはご検討いただければと思います。
また、火葬後のお骨に関しては小動物の場合にはお骨をお寺やペット霊園に納骨をする他、お骨を粉骨と呼ばれる粉状まで細かくし散骨をされる方もいらっしゃいます。
特に、ハムスターやインコなどはプランター葬と呼ばれる植木鉢にペットの遺骨を埋めると言った形での供養をされる方もいらっしゃいます。
プランター葬の詳しい方法については「お庭がペットのお墓に早変わり?新しい形のペットのお墓について」のコラムにて詳しくご説明しておりますので、ご興味がある方は合わせてご覧くださいませ。
さらに、ハムスターやインコ、ハリネズミや爬虫類などのお骨は小さく骨壺もお骨に合わせてとても小さい物に納められている場合が多いです。
そのため、手元供養がしやすく手元に置き供養をされる方も多くいらっしゃいます。
その他、お骨が小さいため遺骨ストラップへお骨をそのまま入れることなども可能なため、そうした形で遺骨をアクセサリーとして身に着けて供養すると言った方もいらっしゃいます。
いかがでしたでしょうか?
ハムスターやインコ、ハリネズミやシマリスなどの冬眠をする小動物についてはお子さんなどが飼われている場合、冬眠だと気づかない場合などございます。
そうした際には、親御さんが必ずペットが亡くなってしまったのか、冬眠してしまったのか確認をしてあげてくださいませ。
また、もし亡くなってしまった際にはお体の様子などをしっかりと確認した上で、安置をしてあげてくださいませ。
特に小動物の場合は少しの事で怪我をしてしまうため注意が必要です。
その傷口から腐敗が早まらぬよう体をしっかりと冷やしてあげてくださいませ。
また、ハムスターやインコ、ハリネズミや爬虫類、シマリスなどの極小動物や小動物の火葬について何か不安なことや疑問などございましたらいつでもご相談くださいませ。
火葬前の安置方法や火葬後の供養方法などについてもご相談お承り可能でございます。
そして、一匹でも多くのペットが安らかにお眠りになれるようお手伝いが出来れば幸いです。
記事担当 阿部