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骨壺、おりん、お線香、手元供養
コラム

ペット火葬・葬儀を行った際ペットの遺骨を入れる骨壺の大きさは?移し替え時などの注意点は?

 

はじめに

皆様はペットの火葬・葬儀を行った際にペットの遺骨を収骨する骨壺の大きさがどのくらいの大きさかご存知でしょうか?
また、ペットの火葬・葬儀を行っていて良く耳にすることが
小動物用の骨壺はありますか?
などと言った、ペットのサイズと骨壺のサイズが合うかどうかのご質問です。
普段骨壺を目にする機会は人やペットが亡くなった際や墓じまいの際などになるかと思います。
また、多くの方の中での骨壺のイメージは人の遺骨を収骨する6寸(直径約19㎝,高さ約21㎝)の骨壺になるかと思います。
そんな大きな骨壺にインコやハムスターなどの小動物や猫や小型犬の遺骨も収骨すると思っていらっしゃる方も多いらしく、特にインコやハムスターなどの火葬の際には収骨するための骨壺が大きすぎてしまうのではないかと言った心配の声も良く耳にします。
また、ペットの火葬・葬儀を行った際にセットで付いてくる骨壺ではなく独自に用意したデザイン性のある骨壺への移し替えをご希望されている場合や、遺骨を後日粉骨にして手元供養を望む場合など、ペットの遺骨を別の骨壺へと移し替える時に気を付けた方が良いことはあるのか?などご質問いただくこともございます。

そこで今回は

ペットの火葬・葬儀を行った際に遺骨を収骨する骨壺の大きさ

遺骨を別の骨壺へ移し替えるときの大きさや方法の注意点

についてご紹介していこうと思います。

 

ペット骨壺、小動物骨壺、猫骨壺、犬骨壺

 

ペットの骨壺の大きさと遺骨の関係

ペット火葬・葬儀社にて収骨を行うペット用の骨壺の大きさはおおよそ2寸~7寸が多いと言われております。
この2寸~7寸と幅広いサイズ展開を行っている理由としては、ペットの火葬・葬儀社はハムスターやインコなどの極小動物からゴールデンレトリーバーなどの超大型犬まで、幅広い種類のペットの火葬・葬儀を行っているため、人の火葬場とは異なり幅広いサイズの骨壺を用意しております。
中でもペットの火葬・葬儀社で取り扱いの多いサイズが2.3寸、3寸、4寸、5寸、6寸となっております。
そしてそれぞれの大きさによっておおよそ入るペットのサイズも異なりますので、まずは骨壺の大きさとペットのサイズの関係をご紹介していこうと思います。

 

ペットのサイズと骨壺の大きさ
2寸~2.3寸…ハムスター、インコ、モルモット、フェレット、フクロモモンガなど極小動物

3寸…うさぎ、フクロウ、子猫、チンチラ、デグーなどの小動物


4寸…猫、チワワ、トイプードル、ポメラニアン、ミニチュアダックスフンドなどの小型犬


5寸…シーズ、コーギー、柴犬、ビーグル、アイリッシュテリアなどの中型犬
6寸…紀州犬、シュナウザー、ハスキー、スタンダードプードル、ボーダーコリーなどの大型犬

7寸…ドーベルマン、ラブラドールレトリバー、秋田犬、ボルゾイなどの超大型犬

 

以上がペットのサイズとそれに適していると言われているペットの骨壺の大きさとなります。
ですので、ご自身で後日別の骨壺などへ移し替える際には必ずペットの種類と適した骨壺を選びましょう。
小さい骨壺を間違えて選んでしまった場合には、ペットの遺骨を綺麗に収納することが出来ません。
また、無理に入れようとすると遺骨が折れてしまう原因にも繋がるためきちんと適切なサイズの骨壺を選ぶようにしましょう。
さらに、適切とされている骨壺の大きさはそのペットの頭蓋骨の直径程の大きさと言われております。
ですので、自分のペットに適切なサイズの骨壺の大きさが分からない場合にはそのペットの種類の平均的な頭の大きさを調べて、それに近しいサイズの骨壺を選ぶと良いでしょう。
また、各種骨壺の直径と高さのサイズは下記の通りとなっております。

 

2寸…直径6.5㎝、高さ7.5㎝
2.3寸…直径7㎝、高さ8.5㎝
3寸…直径9.5㎝、高さ11㎝
4寸…直径12.5㎝、高さ14㎝
5寸…直径15.5㎝、高さ17.5㎝
6寸…直径約19㎝、高さ約21㎝
7寸…直径25.5㎝、高さ22㎝

 

こちらはおおよそのサイズになり、前後1センチほどサイズが異なる場合があるためペットの骨壺を飼う際には寸でのサイズではなく、その骨壺の直径が実際何センチなのかしっかり確認しましょう。
また4寸・5寸の骨壺に関しては、はがきくらいの高さかそれよりも一回り大きな高さかでおおよそのサイズの想像がつきますので、ペットの骨壺はどのくらいの大きなのか?気になる場合にははがきを例にしておおよそのサイズ感を想像すると良いでしょう。
また、上記に記した骨壺とペットのサイズに関してはペットの火葬を行った後、遺骨に何の加工も加えなかった場合の遺骨を収骨する場合のサイズとなります。
ですので、粉骨にしたり分骨にした場合などには骨壺のサイズが異なりますので予め確認をすると良いでしょう。
また、ペットの遺骨を粉骨にした場合の骨壺のサイズはおおよそ1.5寸~2寸ほど分小さくなります。
こちらは遺骨を粉骨という状態にしているだけですので、実際の重さや遺骨の量はほぼ元の遺骨と変わりません。
ですが、粉骨にすることによって遺骨を入れるために必要なスペースがグッと小さくなるので、手元供養などをご希望されている場合にはこちらの粉骨をあえて選ぶ方もいらっしゃいます。

以上がペットとペットの骨壺のサイズに関する関係性となります。
続きまして、ペットの骨壺の種類と実際に販売されている骨壺のご紹介をいたします。

 

 

ペットの骨壺の種類

骨壺には大きく分けて2つの種類がございます。

 

白並タイプ…一般的によく使われているタイプの骨壺。蓋が帽子型になっている特徴がある。

 


切り立てタイプ…骨壺の中に湿気が溜まりにくいと言われている骨壺。蓋が下の入れ物に対して凹凸なく閉まるようになっている特徴がある。

 

以上の二つの種類が一般的な骨壺の種類となります。
この他にペットの場合には、さらに湿気が入りにくいように設計されている骨壺や、手元供養のため見た目重視となっている可愛らしい骨壺、さらには陶器だけではなくステンレス製の骨壺などもございます。
骨壺の実例に関しては下記の画像をご参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

以上が骨壺の種類となります。
特に画像でご紹介したような骨壺に関しては、ペットの火葬・葬儀を行った際にペットの火葬プランに含まれていない骨壺の種類である場合が多く、そうした場合には可愛らしい骨壺へ移し替えたいと思う飼い主様もいらっしゃるかと思います。
また、元の骨壺では少々大きいからと遺骨を粉骨にした上で小さな骨壺へと遺骨を移し替えたいと望まれる飼い主様に向けて、続きましてペットの遺骨を別の骨壺へ移し替える際の注意点についてご紹介していこうと思います。

 

ポイント、注意事項

 

ペットの遺骨を別の骨壺へ移し替える時の注意点

ペットの遺骨に触れる際にはいくつか大事な注意点がございます。

 

1、素手で触れない
2、水に濡らさない・湿気の多いところに置かない
3、粉骨にする際にはマスクや眼鏡を着用する

 

以上の3点に気を付けて遺骨の移し替え作業を行いましょう。
特に1や2を気を付ける理由として、ペットの遺骨に人の油や水などが加わりますとカビが発生する原因となる可能性がございます。
大切なご家族であるペットの遺骨にカビが生えてしまったなどと言ったことが無いように、遺骨を移し替える作業を行う際には必ず水場などではなく、なおかつ湿気の少ない場所で手袋をして作業を行ってください。
その際に水分が抜けて乾燥したペットの遺骨が崩れたりしないように、ペットの遺骨の取り出しや入れ替えなどは慎重に行ってください。
特に、ハムスターやインコなどの極小動物の場合少しの力でお骨が折れてしまうことなどがあるため、遺骨の入れ替えをするのに素手で触れないために骨壺をひっくり返して新しい骨壺へ入れるなどはしないように気を付けましょう。
ハムスターやインコなどの極小動物の遺骨の場合こうした衝撃で遺骨が砕けてしまうことがありますので、極小動物や小動物の遺骨を移し替える際にはピンセットなどを使って慎重に移し替えるのも良いでしょう。
また、猫や犬の遺骨に関しましてもペットの遺骨の骨密度によってペットの遺骨が崩れやすいなどの場合がございますので、骨壺の中へ落とし入れるなどではなくなるべく静かに移し替えるよう心がけると良いでしょう。
さらに、手袋などをした手で移し替える場合には遺骨が手袋に引っかかったり、静電気などでくっついてしまわぬように気を付けましょう。
また、遺骨を粉骨にしてから別の骨壺へ移し替える際にはその粉骨が宙に舞い上がり器官などに入らぬように、作業中はマスクをしっかりと着用しましょう。
また、防護眼鏡も一緒に用意しておくと良いでしょう。
粉骨は一見サラサラとした粉のような物に見えますが、粉骨は遺骨ですので目や器官などに入ってしまうと目や器官が傷つく原因となりますので細心の注意を払って遺骨の移し替えを行いましょう。
さらに、粉骨の場合移し入れる際に粉骨が舞い上がる可能性がある他、その舞い上がった粉骨やこぼれた粉骨が衣類などに付着する可能性がございます。
そのように粉骨が衣類などに付着した際には、ウェットティッシュなどで拭かずにコロコロなど粘着性のあるテープで取るようにしましょう。
特に、粉骨されている粒の大きさが均等ではなかったり、粉骨の粒が荒い場合には付着した個所をこすってしまうと凹凸のある遺骨が衣類などを傷める原因ともなりますので、粘着テープなどで取ることをおすすめいたします。

 

猫

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペットの遺骨を別の骨壺へ移し替えたいと望まれる飼い主様は多くいらっしゃいます。
その理由の一つにペットを手元供養したいと希望される飼い主様の増加がございます。
そうした需要に合わせて昨今では様々な種類のペット用の骨壺が販売されておりますので、是非ご自分のペットにより合うペットの骨壺を探して見るのはいかがでしょうか?
また、ペットの遺骨を別の骨壺へと移す場合には今回ご紹介したような点に気を付け、お怪我などなされないようお気を付け下さいませ。
そして、ペット火葬真愛メモリアルではそうした飼い主様のご要望にお応えするため、無料での粉骨サービスを行っている他、ご希望があれば飼い主様の方でご用意していただいた骨壺への収骨もお承りすることが可能となっております。
特に粉骨を一般家庭で行う場合には少々大変な作業となるため、粉骨をご希望の場合にはご遠慮なくお申し付けくださいませ。
また、その他ペットの骨壺に関するご相談やご質問などございましたらいつでもお問い合わせください。
24時間365日いつでもお承りいたします。

 

 

記事担当  阿部


 

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