皆様はペットの火葬・葬儀を行った際に遺骨をそのまま骨壺に納めますか?
それとも粉骨と呼ばれる状態に遺骨を加工してから骨壺に納めますか?
一度粉骨にしてしまうと遺骨を元の状態に戻すことは出来ません。
そのため、一旦遺骨をそのままお家へ持ち帰る方が多くいらっしゃいます。
しかし、手元供養の需要の増加や納骨や樹木葬・散骨などを後日ご希望される可能性がある場合には、遺骨を粉骨にしておいた方が良い場合がございます。
その他、遺骨を粉骨にすることで骨壺のサイズを小さく出来るなど粉骨にするメリットは様々ございます。
そして、この遺骨を粉骨にすることをペット火葬・葬儀を行う際に一緒にすることも、飼い主様にとってメリットとなるかと思います。
今回はそんな
ペットの遺骨を粉骨にするメリットや費用・方法などについて
ご紹介していこうと思います。
皆様は粉骨というものをご存知でしょうか?
ペット火葬真愛メモリアルでは個別火葬・立会火葬をご希望のお客様に、粉骨ストラップの無料サービスを行っております。
その際に粉骨ストラップをご希望されるかどうかお伺いいたしますと
粉骨とはなにか?
と、ご質問いただくことがございます。
まだ人の供養方法では散骨や手元供養の需要が低いため、粉骨などをご存知ではない方も多くいらっしゃるように感じます。
そこでまずは粉骨というものがどのようなものかご紹介いたします。
粉状とは具体的にどのくらいの細かさかと言いますとおおよそ2㎜以下にすることが好ましいとされております。
この2㎜以下とは散骨と呼ばれる、遺骨を海や山などに撒いて自然に還す供養方法を行う際の規定に則った細かさとなります。
そのため、業者などに粉骨を委託した際にはペットの遺骨を2㎜以下の状態にする場合が多くあります。
そしてこの2㎜以下にする理由としては、遺骨を第三者が発見した際に何かしらのトラブルにならぬよう、撒かれているのが遺骨だと分からない状態にするという目的からです。
しかし、2㎜以下とはあくまでも散骨を行う際の規定となるため、手元供養などで遺骨を細かくする際には散骨のご予定が無ければ2㎜以下でなくとも問題はございません。
以上が粉骨についてとなります。
そして、遺骨を粉骨にされたい場合には3つの方法が取れます。
以上の3つの方法でペットの遺骨を粉骨にすることが出来ます。
そして、それぞれの費用に関してはまばらで飼い主様ご自身でペットの遺骨を粉骨にする場合には、粉骨用のキットの購入費もしくはその他粉骨にするためのすり鉢やハンマーなどがない場合にはその費用がかかります。
しかし、そうした粉骨にすることが出来る器具があれば飼い主様ご自身で粉骨にする際の費用はタダとなります。
ただし、飼い主様ご自身で粉骨にした際には手元供養用であれば問題ありませんが、散骨を行うための2㎜以下に遺骨を細かく出来ていないこともあるため、散骨をご希望の際にはご注意くださいませ。
また、ペットの火葬・葬儀の際にペットの火葬業者に粉骨を依頼する際にかかる費用はおおよそ¥0円~¥1万円前後となります。
ペットの火葬・葬儀を行った際にペットの火葬業者へ粉骨を依頼する際には2パターンあり、遺骨を粉骨にし既定の骨壺へ納める形と遺骨を粉骨にし粉骨専用の器やストラップなどに納める形がございます。
どちらを選択するかによって費用がかかる場合とかからない場合がございます。
遺骨をそのまま粉骨にし既定の骨壺に納める場合には大抵無料サービスで行ってくださるペットの火葬業者は多いです。
ただし、粉骨を行えるかどうかはそのペット火葬業者の行っている合同供養の方法や、販売しているメモリアルグッズによって異なるため、遺骨を粉骨にすることが出来る機器を常設しているペット火葬業者とそうではないペット火葬業者があるため、粉骨をご希望されている場合にはご予約の際にご確認いただければと思います。
また、ペット火葬業者に粉骨を依頼する場合にはペットの火葬・葬儀を行った時のみの受付となる場合もあります。
特に、粉骨無料サービスの場合には当日その場での料金となっている場合がございますので、後日改めて粉骨を依頼する際には出張料金や粉骨料金が発生する場合もございますので、ご注意くださいませ。
また、粉骨を行う費用についてはペットの大きさに合わせて異なります。
さらに、ペットの火葬・葬儀を行う際のご依頼であればその場で骨壺のサイズを粉骨用にサイズダウンすることが出来ますが、後日の依頼です骨壺がそのままの大きさになってしまったり、サイズダウンをお望みの場合には改めて骨壺を用意する必要があるため骨壺の費用がかかることもあります。
そのため、ペット火葬業者へ粉骨を依頼する時はペットの火葬・葬儀のご予約時もしくは、ペットの火葬・葬儀当日に依頼すると良いでしょう。
続きまして、ペットの火葬・葬儀後に他の業者に依頼してペットの遺骨を粉骨にする際のおおよその料金のご説明をいたします。
他の業者へ粉骨を依頼する際の料金はおおよそ¥5,000円~¥15,000円となります。
こちらの費用は一見高いように思えますが、粉骨後の遺骨を入れる骨壺や専用の器代や郵送費用なども含まれているためこのようなお値段となっている場合が多いです。
そして、大抵の場合は業者がご用意いたしました郵送パックに飼い主様が遺骨の入った骨壺を入れ業者へと郵送し、業者が受け取った遺骨を粉骨にした後粉骨専用の入れ物へと移し替えて再度飼い主様に郵送にてご返骨をすると言ったシステムが一般的となっております。
また、費用につきましてはペットのサイズに合わせて費用が異なるため、ペットの種類や現在使用している骨壺のサイズを事前に確認しておくことでスムーズに依頼をすることが出来ます。
さらに、業者に依頼する場合には飼い主様のご希望されたタイミングでの依頼が可能となるため、ペットの火葬を行った1年後や5年後などでも依頼をすることが出来ます。
ただし、遺骨の保存状態によっては粉骨を行う際に少し問題がある場合がございます。
例えば、遺骨に水分が多量に含まれてしまっている場合やその水分が原因となってカビなどが生えてしまっている場合などです。
そうした場合にも粉骨が行えるかどうかは業者によって異なるため、遺骨の状態なども郵送をする前にしっかりと確認した方が良いでしょう。
そして、粉骨を行うメリットの一つとしてこうした遺骨に水分が含まれてしまったり、カビが生えてしまう原因を抑える効果がございます。
その理由としては、遺骨をそのまま骨壺に納めている状態ですと遺骨の中が空洞であったり、整頓されて遺骨が入れられている訳ではないため、沢山の隙間が出来てしまいます。
その隙間が多いために外気や湿気などに晒される面積が増えてしまい、結果水分を含みやすくなったりカビが生えやすくなってしまいます。
しかし、粉骨にすることでそうした表面積を最小限にすることが出来るため、遺骨の保存状態を良くすることが可能となります。
この他にも、遺骨を粉骨にしておくことで散骨での供養を行うことが出来たり、コンパクトに手元供養が行えるなどのメリットもございます。
続きまして、そのような遺骨を粉骨にするメリットと供養方法についてご紹介いたします。
自然葬とは遺骨を山や海・樹木の下などに撒いたり埋めたりすることによって、自然回帰を目的とする供養方法となります。
こちらの場合、必ずしもお墓が必要とならないことや供養が手軽に行えさらに子孫などに影響を与えることがないなどと言ったことから、今注目されつつある供養方法となります。
さらに、自然葬の場合には宗教関係なく行うことが出来るため宗教に拘らずに供養が行いたい場合や、樹木葬などであれば特にペットと一緒に人の供養を行いたい場合などに宗教に囚われることなく、供養を行うことが出来るためペットを飼う飼い主様の間ではこの自然葬を行いたいとご希望される方は多くいらっしゃいます。
また、自然葬の中にはご自宅のお庭やプランターなどにペットの遺骨を埋めるプランター葬なども含まれます。
そうして、この自然葬を行いたい場合には遺骨を粉骨にしておくことが重要となります。
なぜなら、遺骨を山や海などに散骨する場合には必ず遺骨を粉骨にする必要がある他、樹木葬を行うう場合でも同じように粉骨にした遺骨を樹木の下に埋める場合が多いからです。
また、ご自宅で遺骨を埋葬したりする場合にも遺骨を粉骨をしておくことでペットの遺骨が自然に還りやすくなります。
特にペットの場合にはプランター葬などの土葬を行うことがございますが、こうした土葬は衛生管理をしっかり行わねば虫が湧いてしまったり、異臭などのトラブルが起こる危険性がございます。
また、遺骨をそのまま土葬した場合長い年月をかけて自然に還る形となるため、飼い主様以外がその土地に住む可能性がある場合には、その後からの住民が何らかの理由からその遺骨が自然に還る前に掘り起こしてしまった際にトラブルに繋がる可能性がございます。
そのため、ご自宅で埋葬を行う場合にも仮に掘り起こされてしまっても遺骨だと判別がつかなく、また、異臭や虫などの原因に繋がらない粉骨での埋葬を行った方が良いとされております。
ですので、自然回帰を目的とする自然葬をご希望の場合にはペットの火葬・葬儀を行った際に粉骨を一緒にご希望されることをおススメします。
また、ペットの火葬・葬儀の際に遺骨を粉骨にするメリットとして事前に自然葬をお望みの場合には、ペットの遺骨に余分な水分が入ってしまう前に粉骨にすることでペットの遺骨の保存状態を良くすることが出来るというメリットがございます。
以上が、ペットの遺骨を粉骨にすることによって自然葬を行いやすくすることについてとなります。
また、自然葬については合わせて読みたい記事にてご紹介しておりますので、自然葬についてご興味のある方は是非そちらも合わせてご覧くださいませ。
ペットの遺骨を粉骨することのメリットの一つに手元供養を行いやすくするというものがございます。
特に、手元供養の中でも遺骨の一部をストラップやキーボルダーなどに納めて持ち歩きたいなどと言った方法や、ペット専用の仏壇などに安置して自宅での供養を執り行いたいなどと言った事もございます。
そうした場合に、遺骨を粉骨にすることによってストラップなどに納めることが出来たり、遺骨の安置スペースを最小限に抑えることが出来ます。
特に、ペットの遺骨を粉骨にいたしますと元々ペットの遺骨を入れていた骨壺のサイズから、おおよそ1.5~2サイズほどサイズダウンをすることが出来ます。
ですので、骨壺をそのまま安置しているよりも少ないスペースで供養を行うことが可能となります。
そのため、遺骨を自宅で供養したいけれどもあまり大袈裟にはしたくない場合や、ラブラドールレトリバー・ゴールデンレトリーバーなどの大型犬や超大型犬などの場合は、骨壺が人間ほどの大きさになることもありそうした場合にはペット用の仏壇に骨壺を納めることが難しい場合がございます。
ですので、そうした場合には遺骨を粉骨にして骨壺のサイズを小さくすることによって、仏壇に安置が出来るようにするなどの方法を取ることが出来ます。
また、遺骨をストラップやネックレスなどに納める遺骨アクセサリーについては、大抵の場合遺骨をそのままで納めることが出来ないため、遺骨を納めることが出来るサイズまで砕く必要がございます。
さらに、その遺骨ストラップに入れて供養している遺骨を四十九日や一周忌までなど一定期間手元で供養した後、思い出の場所に散骨を行いたいなどと言った方もいらっしゃいます。
そうした場合には、遺骨をストラップに入れる大きさまでではなく2㎜以下まで細かくする必要がございます。
また、遺骨をストラップへ遺骨を納める場合にもストラップの口は2㎝~3㎝程ととても小さいため、粉骨にしておくことでストラップなどに納めやすいというメリットもございます。
このように、遺骨を粉骨にすることによって手元供養を行う上での安置スペースのコンパクト化や、手元供養供養後の散骨などを行うことができるというメリットがございます。
いかがでしたでしょうか?
遺骨を粉骨状に砕くと言うのは、ペットを失い直ぐですとなんだか物悲しく直ぐには行いたくはないなどと言った方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ペットの遺骨を粉骨にすることによってペットを長く手元などで供養する際にペットの遺骨の保存状態を良くすることや、その後希望することが出来る供養の幅を広げる事が出来ます。
また、ペットの火葬・葬儀と同時に行うことで費用を抑えることや、骨壺を改めて用意する必要などがないというメリットがペットの火葬・葬儀社に依頼することにはございます。
特に、当店ではペットの遺骨の無料粉骨サービスを行っている他、全て粉骨にしたくはないけれども一部を粉骨にしたいという飼い主様へ向けて粉骨ストラップの無料サービスも行っております。
そのため、当店でペットの火葬・葬儀を行うことによってこうした粉骨での供養を他社よりもリーズナブルな価格で行うことが出来ます。
ペットの遺骨を粉骨にしたいなどのご希望や、粉骨ストラップに関するご希望はお電話またはライン@にて直接お問い合わせくださいませ。
その他、ペットの火葬・葬儀・供養に関するご質問やご相談などございましたらいつでもご連絡くださいませ。
24時間365日対応可能となっております。
記事担当 阿部
店舗名 ペット火葬真愛メモリアル
所在地 〒333-0845
埼玉県川口市上青木西4-23-23ピュア上青木西102
フリ ーダイヤル 0120-15-9919
営業時間 24時間365日
ホームページURL
https://saitama-pet-memorial.com/