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骨壺、位牌
コラム

最新の骨壺は紙製!?時代はここまで変わった!新しい形の供養に合わせた紙の骨壺について

 

はじめに

ペット火葬を行った後、遺骨を手元に残す場合には必ず

 

骨壺

 

と呼ばれる遺骨を納めることが出来る器に遺骨を納めることになります。
これは人の場合も同様で、火葬を行った後には遺骨を納めるために骨壺と呼ばれる陶器製の器に遺骨を納めることになります。
この陶器製の器については、火葬後直ぐの遺骨は大変熱く木製やガラス製などの器を使用してしまうと燃えてしまったり、溶けてしまう可能性があるためそうした危険性が無い耐熱性に優れている陶器製の器が使用されているとされております。
そうした理由から一般的には火葬後にはこの陶器製の器にまずは遺骨を納めるような形がほとんどとなります。
しかし、その後遺骨を様々な形で別の器に移し替えると言った形での供養が徐々に増えつつあることをご存知でしょうか?
これは

 

白い骨壺や骨壺が現代様式に合わない

 

などと言った理由から、自宅に遺骨を安置したいがシンプルで古風な骨壺や骨袋に納めたままでは家の様式に合わないから出来る事なら別の形にしたい、という希望が多くございます。
そうした理由から、ペットの場合には火葬後の遺骨を改めて別の可愛らしい器に移し替える方が増えつつあります。
そんな動きの中で段々と新しい形の骨壺が作られていることを皆様は知っていますか?
今回はそんな新しい形式の骨壺の中でも

 

紙製の骨壺

 

について詳しくご紹介させていただきます。
これからご自宅でペットの遺骨を供養される方の参考となれば幸いです。

 

骨壺

 

新しい供養方法に合わせた新しい骨壺について

まず初めに皆様はペットの火葬を行った際やそれ以前に、その先のペットの供養について考えたことはありますか?
ほとんどの方がこうした質問に関して

 

多分将来的にはお寺や霊園に預けるだろうけれど、しばらく自宅で供養をしたい

 

と曖昧な答えしか出せないという方は多く、その方々のほとんどが大切なペットを失ったショックから、お寺や霊園での供養=ペットと離れ離れになるという感情を抱き、ペットの死という離別からさらに存在(遺骨)すら離れ離れにならなければならないのかと離別に対する悲しみや苦しみを直ぐには受け止められないと言った理由から、心の整理がつくまでは自宅でペットの遺骨を供養したいという方が多くいらっしゃいます。
さらに、中には自分が亡くなった時に一緒のお墓に入れるためにそれまでは自宅で供養を行うと言った方もいらっしゃいます。
このように、ペットの場合には遺骨を直ぐに納骨することは合同火葬などのペット火葬社が供養を行うプラン意外では少なく、そのため遺骨を自宅に置く期間というものが人の場合より長くなる傾向がございます。
また、さらにペットの場合には遺骨を庭やプランター等に埋めても問題にならないと言った理由から、一定期間が過ぎたら自宅の庭やプランターに遺骨を土葬すると言った方もいらっしゃいます。
このように、ペットの場合にはなるべく長くそして出来る限り近くに供養をしたいと言った方が多くいらっしゃいます。
そうした動きの中で現在、遺骨を納める骨壺も従来の白い陶器製の物ではなく様々な素材を使用した骨壺が新しく作られております。
例えば、

 

金属(ステンレス)製の骨壺

 

というものがございます。
こちらについては、ネジ式になっている物が多く完全密封が出来ると言ったメリットがあり、長期にわたって自宅で遺骨を供養する場合にとても便利な骨壺となっております。
その他にも

 

・ガラス製の骨壺

・陶磁器の骨壺

・木製の骨壺

 

などがございます。
こうした素材の変化については遺骨を手元で供養する際に、従来の骨壺や骨袋では生活様式に合わないと言った点から、現在の生活様式に合わせたオシャレな骨壺というものが新しく登場してきております。
また、木製の骨壺などはその後、樹木葬や土葬などが行いやすいように土に還る素材として採用されております。
そして、この木製の骨壺と同様に将来的に土に還る素材として現在新しく登場した骨壺が

 

紙製の骨壺

 

となります。
続きまして、今回は骨壺の種類の中でも紙製の骨壺について詳しくご紹介させていただきます。

 

紙の箱

 

紙製の骨壺について

まず初めに、紙製の骨壺と聞いて皆様はどのような骨壺をイメージしますか?
もしかすると中には厚紙で作られた簡単な紙の入れ物のようなものをイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。
また、まったく予想が付かないと言った方もいらっしゃるかと思います。
なぜなら

 

紙製の骨壺はまだまだ認知度の低い骨壺

 

となるためです。
しかし、紙製の骨壺の性質を理解した上で使用する場合、供養のためにとても便利な物となるのは間違いありません。
そこで、紙製の骨壺のまずは見た目についてご紹介させていただきます。
紙製の骨壺の見た目は

 

お菓子の箱のような筒状の骨壺

 

となっていることが多くございます。
また、紙製であると言った理由から蓋の部分が犬や猫の耳の形になっている物もございます。
そして、このお菓子の箱ような筒状の形式であることによって

 

蓋がしっかりとしまり、例え倒れてしまっても中の遺骨がこぼれてしまわないようになっている

 

と言った特徴がございます。
例えば、火葬後に使用する白い陶器製の骨壺の場合には蓋が器に乗っているだけに近い状態のため、横に倒れてしまうと中の遺骨がこぼれてしまう可能性が非常に高くなります。
しかし、紙製の骨壺の場合にはそうした心配がないと共に、器が衝撃によって割れてしまう心配もないという点が大きな特徴となります。
また、紙製であると言った理由から中で遺骨が揺れてもその衝撃で遺骨が割れてしまう可能性も他の硬い素材を使用している骨壺に比べて下がります。
丁度、クッキーの入った筒の紙の箱と同じようなイメージをしていただけると、紙であることによって器にぶつかった際の衝撃で中に入れた物に伝わりにくいことが分かるかと思います。
ただし、床などに落としてしまった場合には器自体がへこんでしまう可能性があり、そうした場合などには中の遺骨も崩れてしまう可能性があるため、紙製であれば落としても問題ないという訳ではないため注意が必要となります。

また、紙製であると言った理由から軽く、そして、もし骨壺が不要になった際には捨てやすいと言ったメリットがございます。
ですが、逆に紙製であると言った理由から湿気に弱く水に濡れてしまいますと耐久性が下がってしまったり、長期間自宅に置いておくことで中に湿気が入ってしまい遺骨がカビてしまう可能性があるため、紙製の骨壺を長期間自宅で使用することにはあまり向いておりません。

ではどのような際にこの紙製の骨壺が向いているのか?
それは

 

骨壺のまま遺骨を土に埋める時

 

に最も向いているとされております。
どういうことかと申しますと、紙製の骨壺の場合には陶器やその他の素材に比べて自然に還しやすい素材となっているため、骨壺の中へ遺骨を納めたまま埋めることが出来、また遺骨ごと土に還す事が可能となります。
そのため、長期的な自宅での安置ではなく自宅で一定期間安置をした後、遺骨を庭などに埋めて土に還してあげたい方に最適な骨壺となっております。
また、土に埋めてあげたいが直接遺骨を埋めるのは気持ち的に…と言った場合にも、こうした紙製の骨壺を使用することで直接遺骨を土に埋めなくても良い状態になり、また見た目もとても良いため納得のいく供養が出来るかと思います。
さらに、紙製であると言った特徴から

 

メッセージの記載やデコレーションが出来る

 

と言ったメリットがございます。
例えば、供養を行う際にご自宅で可愛らしく壺をデコレーションしたり、ラッピングをしたり、またはペンでメッセージを書くことでよりオリジナリティのある骨壺にすることが出来ます。
また、土葬を行う際にお別れのメッセージを記載すること出来ると言ったメリットもございます。
このように、紙製ならではのメリットのある紙製の骨壺ですがまだ取り扱っている業者は少なく、購入できる場所や商品数も少ないため店頭販売ではなくインターネット上からの購入が主になります。
ですので、手にとって実物を見て購入することが難しい物となりますので注意が必要となります。
ただし、中にはこのような紙製の骨壺を扱っているペット火葬社もあるため、火葬の時点でこうした商品に興味がある場合にはペット火葬を行う際に実物を見せてもらえることもあるため、ご興味がある場合には取り扱いをしているペット火葬社へお問い合わせをするのも良いでしょう。

以上が紙の骨壺のご紹介となります。
最後に供養方法に合わせた骨壺の選び方と遺骨の保管の方法について簡単にご説明させていただきます。

 

お墓

 

供養方法に合わせた骨壺の選び方と遺骨の保管方法

ペットの供養方法は大きく分けて3種類となります。

 

1,霊園やお寺、納骨堂へ納骨

2,自宅で保管

3,土葬や樹木葬などの自然へ還す方法

 

以上のいずれかの供養方法を行うことになり、この時それぞれに合った骨壺を選ぶことで遺骨をなるべく綺麗に保ったまま供養を行うことが出来ます。

 

例えば、お寺や霊園そして納骨堂へ遺骨を納める場合には個別のスペースがある関係や空調設備などがしっかりしていることがほとんどとなるため、ペット火葬を行った際に遺骨を納めた骨壺のままでも問題ないパターンもあります。
ただし、中には念のため乾燥剤を入れた方が良いとしている納骨堂もあるためそうした際には乾燥剤を骨壺等へ納めると良いでしょう。
ですが、基本的に納骨堂に遺骨を納める場合には骨壺・骨袋の状態である場合が多いため、特別な移し替えなどをせずにそのままの状態で納めていることがほとんどとなります。
また、お墓に骨壺を納める場合にも同様にペット火葬を行った後の白い陶器製の骨壺をそのままお墓に納める事が主流となるため、こうした供養方法を行う場合にはほとんどがそのままという状態になります。

 

そして、次に土葬や樹木葬など土に還す方法の場合には大きく分けて2つの方法がございます。

 

1,遺骨をそのまま埋める

2,遺骨を土に還る素材の器へ納めて埋める

 

以上の二つの方法があり、こちらは主に飼い主様のお気持ちに合わせて行って頂くような形となります。
また、白い陶器製の骨壺の場合には土に還る素材ではないため土葬を行った際にはそのままの状態で残ってしまうと共に、中の遺骨も同様に残ってしまう、また、蓋をきちんとテープなどで閉じていない場合には土の湿気などで遺骨にカビが生えた状態で掘り起こされてしまう可能性が非常に高いため骨壺のまま土に埋める事はあまりお勧めは致しません。
ですので、遺骨をそのまま土葬することに抵抗があり、器に移し替えてから土葬を行いたい場合には紙製の骨壺もしくは木製の骨壺など、将来的に土に還る素材でなおかつ数年のうちに遺骨と共に土に馴染みやすい素材を選ぶと良いでしょう。
そうすることで遺骨にカビが生える事が無く、万が一掘り起こしをした際にもカビの生えていない状態で遺骨を掘り起こすことが可能となります。
ただし、木製の骨壺の場合には厚みなどによっては長く土に還らないことも考えられるため、出来る限り土葬を行う際には紙製の骨壺を使用すると良いでしょう。

 

最後に自宅で遺骨を保管する場合にはなるべく遺骨に湿気が入り込まないように、密封性の高い骨壺を選ぶと良いでしょう。
そのため、ネジ式でなおかつゴムパッキンなどが付いている密封性の高い骨壺でなおかつ、空気の完全に遮断することが出来るようなステンレス製の骨壺などを使用すると安心してご自宅で長期間遺骨の安置を行うことが出来るでしょう。
また、その他ガラス製の骨壺や磁器製の骨壺など様々な骨壺がございますが、基本的に蓋を被せるだけと言った作りの場合には見た目が良くとも長期間遺骨を納めておくことには向いていない場合もあるため十分に注意が必要となります。
逆に、骨壺の蓋がゴムパッキンなどでしっかりと密封することが出来るような場合にはどのような素材であってもご自宅での保管に向いていると言ったような形になります。
なぜなら、ご自宅で遺骨を保管する際に最も注意が必要となることが遺骨にカビが生えてしまう可能性があるということで、これを避けるような工夫がされている骨壺であればその他に気を付けることが無いためです。
ですので、遺骨にカビが生えにくいような作りとなっている骨壺がご自宅での保管に向いている骨壺となります。

また、遺骨にはカビが生えてしまう可能性があるため長期間保管をする場合には

 

湿気対策

 

が必ず必要となります。
現在では市販の乾燥剤の他に、珪藻土と呼ばれる素材を使用した遺骨のための乾燥剤もペットの供養グッズとして販売されています。
こうした乾燥剤を使用し、さらに、可能であれば骨壺の蓋をテープ類でしっかりととめて骨壺の中を密封することが長期間遺骨を綺麗に保つために必要なこととなります。
また、土葬を行う際には遺骨に土の色や土自体がこびりついたりするため、遺骨を綺麗な状態で保てないことを前提にお考えいただいた方が良いでしょう。
また、カビなどが生える心配は土の中へ遺骨が埋まっている状態であればほぼありませんが、ただし、土の中にある細菌などが付着してしまっている可能性が非常に高く、また、土の中にあったために水分を多く含んでしまっている可能性があります。
そのため、一度土葬を行った遺骨を骨壺等へ移し替える場合には必ず再度火葬を行うと良いでしょう。
そして、遺骨の見た目ではなく状態を一度リセットして骨壺の中で供養のしやすい状態にすることがポイントとなります。
また、当店では一度土葬を行ったペットの遺骨の再火葬、そして、骨壺への移し替えのご依頼のお承りが可能となっております。
こちらは掘り起こしからのご依頼も可能となっており、お見積りにつきましては個別にご相談いただく形となるため、詳細は当店フリーダイヤルを使用し担当者までお電話くださいませ。

 

お盆

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ペットの遺骨の保管の方法には様々ございますが、今最も重要視されているのは供養に合わせた骨壺の選び方となっております。
どのような供養方法を行うのか、またそれに適切な骨壺はどのような素材や形状であるか。
こうした事を加味した上で、火葬後に遺骨の移し替えなどを検討することでより綺麗にそして長期的に遺骨を保管する事が出来るため、骨壺については火葬後にいただいたままで移し替えを検討しないのではなく、様々な移し替え用の骨壺を見ながらご希望の供養方法に最適な骨壺を選ぶと良いでしょう。
また、当店では火葬についてだけではなくご供養に関するご相談もお承りしております。
ご相談につきましては当店までお電話またはライン@からお問い合わせくださいませ。
24時間365日いつでもご相談くださいませ。

 

記事担当  阿部


 

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