皆様はペット火葬についてどのくらい知識をお持ちでしょうか?
ペット火葬という業種をペットとのお別れの際以外で調べることはほとんどないかと思います。
もしくは、ペットの終活などをお考えの場合には事前に調べることもあるとは思いますが、それもペットがある程度年を取ってからのことがほとんどでしょう。
だからこそ、いざという時にペット火葬とはどのようなルールがあって、どのように執り行うのか?など様々な疑問が頭に浮かぶ方も多いように感じます。
そして、そんなペットとの最後のお別れというとても重要な時、それまで関わりがあまりなかったペット火葬業者を急に選ぶことは難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。
特に、ペットの火葬・葬儀を行いたいと希望されている多くの方が、ペット火葬業者をいくつか調べていると悪徳ペット火葬業者にご注意などと言った記事をご覧になっている場合が多いです。
そして、自分たちがこれからお願いするペット火葬・葬儀社は大丈夫だろうか…と心配になり、ペット火葬・葬儀社に直接こういった記事を見て悪徳ペット火葬業者ではないですよね?などと尋ねる方もまれにいらっしゃいます。
これからご家族であるペットの火葬・葬儀を行うのにあたって、万が一なにかトラブルにあってしまってはと思うことは自然かと思います。
ですので、そうした不安要素が飼い主様から出て来ることも自然であり、そうした不安や不信感に対して懇切丁寧にご説明をさせていただき、ペット火葬・葬儀を行うのにあたって安心感を持っていただけるよう務めるペット火葬・葬儀社は多くございます。
しかし、中にはペット火葬・葬儀社は信用できない!だから、自分たちでペットの火葬をする!と思い切った決断をされる方が稀にいらっしゃるという話を耳にいたしました。
ですが、どんなに不安だからと言ってペットを飼い主様ご自身で火葬することは、法律上やペットのお体の面などからしてあまり良い物だとは言えません。
では、具体的にはなぜ良くないのか?
また、ペット火葬以外に自宅で出来るペットの供養方法はないのか?
今回はペットの葬送について詳しくご説明いたします。
ペット火葬・葬儀をペット火葬業者に依頼をしようと思ったものの、ペットの火葬・葬儀の費用面や時間の問題、または、ペットの悪徳火葬業者に対する疑心暗鬼などから、ご自宅で飼い主様自身の手でペットの火葬を行おうとお考えになる方がまれにいらっしゃいます。
しかし、ペットのご遺体を飼い主様が火葬することは法律違反になる可能性がございます。
それが『廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)』の第16条に記載されている文章になります。
何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。
(引用:廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)第16条)
こちらはいわゆる「野焼き」を禁止する法律に該当し、こちらの法律がある現代ではほとんど野焼きというものを目にすることはなくなったかと思います。
さらに、こうした野焼きは大きな火事の元となる可能性もあるため、一般的にすべきではない行為として広く世間に知られている法律の一つになります。
そして、ご自宅で飼い主様ご自身がペットの火葬を行ってしまうと、この野焼きに関する法律に該当し法律に違反してしまう可能性がございます。
具体的にはどういうことか?ペットだから廃棄物には該当しないから法律違反にならないのでは?などと疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
こちらについて、さらに詳しくご説明いたしますとペットのご遺体は基本的に法律上は廃棄物扱いとなっております。
動物のご遺体の扱いについての詳しい法律は、廃掃法第二条第一項にて定義されておりその中では動物のご遺体は一般廃棄物として処理するようにと記載がございます。
しかし、実際問題現代ではペット=家族との認識が深まりつつあるため、法律上の記載は一般廃棄物として扱われておりますが保健所を含むペットの公共火葬施設において、そのようなペットの扱いをしないような取り組みが昨今ではされつつあります。
それでも、しっかりとペットを家族として火葬・葬儀を行いたい場合にはペット火葬業者への依頼をおすすめいたします。
そして、なぜペット火葬・葬儀社へ頼んだ方が良いかと申しますと、先ほどご紹介いたしました二つの法律があるために、ペットの火葬を許可などを得ていない飼い主様個人が行ってしまうと、一般廃棄物を違法に焼却しているという扱いとなる可能性があるからです。
そして、こちらの法律違反になってしまった場合には5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金が科せられる他、その両方が科せられてしまう可能性もあるため飼い主様自身でペットの火葬は行わない方が良いでしょう。
しかし、どうしてもペットをご自身の手で送ってあげたいなどと言う場合には「土葬」であれば問題ない場合もございます。
続きまして、ペットの土葬についてご説明させていただきます。
ペットの火葬を行うことが出来ないのであれば、法律上違反にあたらないペットの土葬を行えば良いのではないかと思う方もいらっしゃると思います。
実際、ハムスターやインコなどの小動物の場合はプランターや植木鉢などにご遺体を埋める土葬方法、プランター葬を行う場合がございます。
また、金魚などの魚の場合でもこうした葬送を行う方がいらっしゃいます。
しかし、この土葬も法律上違反にあたらないからと言って気を付けて行わないと、大変なトラブルが発生してしまうことがございます。
また、法律上違反にあたらないのはあくまでもご自宅であり、その他他人の所有地であったり公共の場での土葬に関しては
廃棄物の処理及び清掃に関する法律5条に記載されている「公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死体その他の汚物または廃物を棄てた者」として軽犯罪法違反
となる場合がございますのでご注意くださいませ。
また、ご自宅のお庭やプランターなどで土葬を行った場合でも、ペットの土葬方法が適切ではない場合周辺地域への環境汚染をしてまう可能性もございます。
例えば、ペットのご遺体が腐敗しそこから発生する腐敗臭による異臭や虫の発生、また、ご遺体の腐敗によって出た体液などが原因となり感染症を発生させてしまう恐れがございます。
そうした風評被害の原因ともなりかねませんので、火葬前のペットのご遺体をそのまま土葬することはあまりおすすめはいたしません。
どうしても土葬を行いたい場合には、周辺地域への配慮をしっかり行うと共にペットのご遺体を埋めた場所のケアなども行った方が良いでしょう。
また、土葬の場合ですとペットのお体が土に還るまで1年以上もの長い年月がかかることもございます。
そのため、引っ越しなどを行う予定がある場合には次の住民との間でトラブルにならぬよう庭に埋めたペットのご遺体については気を付けましょう。
さらに、ペットのお体が土に還っても遺骨まで全て土に還るまでには5年以上の年月がかかるとされております。
ですので、土葬を行う場合にはペットのお体が遺骨まで全て分解されるまでの期間その土地の所有者であり続けることと、その土地に住み続けることなどを考慮した上で行うべきでしょう。
また、ペットの土葬やプランター葬を自然葬の一環として行いたいが、近隣住民への配慮面に不安がある場合にはペットの火葬を行った上でその遺骨を粉骨と呼ばれる粉状にしてから土葬を行いますと、通常よりも早く土に還ると共に臭いや虫などが発生することがございませんので安心して土葬を行っていただけるかと思います。
さらに、万が一その土地を離れることになった場合でも粉骨の場合ですと、基本的には散骨に適した2㎜ほどまで小さくし散骨をした場合でもそこに遺骨があると分からないようにするため、粉骨を土に埋めた場合でも次の住民が遺骨が埋まっていると驚きトラブル等に発展する可能性が低くなるでしょう。
また、その他、ご自身で行える葬送の中で火葬や土葬が難しいからと水葬ならばと思う方もいらっしゃるかと思います。
この水葬というものは、その名の通り海や川などにご遺体を流す自然葬の方法となります。
しかし、この水葬は日本の法律で禁止されておりこちらを無断で行った場合には不法投棄や死体遺棄などの罪に問われる可能性があるため、ペットの葬送の方法であっても行わない方が良いでしょう。
また、ペットのご遺体などをむやみに水辺に流すことはその海や川に住む生き物の生態系を脅かす原因ともなりかねませんので、どんなに小さな生き物であっても水葬を行わぬようにしましょう。
また、どうしても水辺での供養を行いたい場合にはペットの火葬を行った後、ペットの遺骨を粉骨にしてから海などに散骨をしましょう。
以上が、ペットのご遺体を飼い主様自身で弔ってあげたい場合の注意事項となります。
こうした注意事項を守った上でなくては飼い主様自身で弔うことが出来ない他、ペットのご遺体をしっかりと土葬してあげられなかった場合にはトラブルの原因にしてしまう可能性があります。
そうした事にならぬよう、ペット火葬を行うことでペットのご遺体をトラブルの原因にさせない他、ご遺体も綺麗に弔ってあげることができます。
そんなペット火葬を行う利点について最後ご説明させていただきます。
ペットの悪徳火葬業者は怖い、でも、その悪徳ペット火葬業者とそうではないペット火葬業者を見分けることが出来れば、ペットの火葬業者を利用することは飼い主様にとって様々な利点がございます。
そこでまず初めに悪徳ペット火葬業者の見分け方についてご紹介いたします。
2,ペットの火葬・葬儀全てに立ち会うことが出来るか
3,ペットの火葬を行う相手の名刺や連絡先があるかどうか
4,ペット火葬の口コミサイトやGoogleレビューなどでの評判
5,ペットの合同火葬での供養方法まで明瞭であるかどうか
以上の5点が悪徳ペット火葬業者の見分け方に繋がるポイントとなります。
特にこの5点につきましては事前に下調べが出来たり、お電話でのお問い合わせなどで確認が取れる内容となっておりますので、依頼をしてしまう前にきちんと見分けを付けることが出来るポイントとなります。
この中でも、ペットの火葬・葬儀全てに立ち会えるかどうかという点を嫌がるペット火葬業者に関しては注意が必要になるかと思います。
逆に、ペットの火葬中などにも立ち会うことが出来るペットの火葬業者に関しましては、全てのペットをきちんとした形でお見送りしているという自信から飼い主様にペットの火葬中を見られていても問題ない、むしろ悪徳ペット火葬業者ではないといった安心感を与えるために、飼い主様も一緒に火葬中おそばにいることを良いとしているペット火葬業者もいます。
ですので、そうしたポイントをしっかり押さえた目で見て確認が出来るペット火葬業者を選ぶと良いでしょう。
そして、そうした優良ペット火葬業者でのペット火葬・葬儀を行うことは様々な利点がございます。
続きましてペット火葬・葬儀を行う利点についてご紹介いたします。
2,ペットの遺骨を綺麗に残すことが出来る
3,法律違反になることがなくペットの火葬を行える
4,ペットの火葬・葬儀・供養まで全てに対応可能
5,人のような葬儀や火葬でペットのお見送りが出来る
以上の5点がペット火葬・葬儀を行う利点となります。
特に、ペット火葬・葬儀を行うことでペットのお体が腐敗してしまう前の綺麗な状態で、最後のお見送りをしてあげることが出来ます。
また、ペットの火葬を行うことで遺骨を残すことが出来るので、その遺骨を手元供養したり納骨堂やペット霊園に納めて供養をしてあげることも出来ます。
特に、納骨堂やペット霊園に遺骨を納骨したい場合にはペット火葬をした綺麗な遺骨を納骨した方が望ましいとされております。
さらに、ペット火葬を行うことで遺骨に含まれる水分を極限まで少ない状態にすることができるため、その後の保存方法によってはカビが生えてしまう可能性も低くなると共に、粉骨などの遺骨の加工もしやすくなります。
そして、特にこの粉骨という状態にペットの遺骨をすることで散骨での供養が出来る他、湿気が入りにくくなるため遺骨をより良い状態で保存が出来、また、その粉骨を遺骨アクセサリーにすることなども可能となります。
また、ペットの遺骨を粉骨にすることによって上記でご紹介した土葬やプランター葬を行いやすくなるという利点もございます。
そして、ペットの遺骨を粉骨にする際には一度ペットの遺骨から水分をなるべく飛ばす必要がございます。
その後、水分が少なくなった遺骨を砕くことで綺麗な粉状の粉骨が出来ます。
そのため、大抵の場合にはペットの火葬を行った際に一緒に遺骨を粉骨にする場合が多くなり、こうしたペットの遺骨の粉骨も一緒に行えるという利点がペット火葬にはございます。
そして、なによりもの利点としては飼い主様に代わりルールを守った上で安心かつ安全にペットの火葬を執り行うことが出来るという点になります。
ペット火葬業者の場合、ペット専用の火葬炉を使用しペットの火葬を行うため野焼きなどでペットのご遺体を焼いてしまうよりもずっと綺麗に、かつ、環境や地域住民への配慮が出来たペットの火葬を行うことが出来ます。
また、飼い主様がペットの火葬を野焼きのような形で行ってしまうのは法律違反となりますので、ペットの火葬を行いたい場合には優良ペット火葬業者をお探しの上、ペット火葬業者へ依頼するのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
ペット火葬業者は飼い主様に代わり、飼い主様の大事なご家族であるペットをお見送りするお仕事をさせていただいております。
そして、飼い主様が望まれても飼い主様自身ではペットの火葬を行うことが出来ないというのも、ペット火葬業者に対する需要の増加の理由の一つとなっているように思います。
ですので、飼い主様に代わりしっかりとペットと飼い主様の最後のお別れのお時間をサポートできるよう、ペット火葬業者は日々努めております。
また、ペット火葬真愛メモリアルではそうした飼い主様のために明瞭な料金プランやお見積り、そして、火葬中などにも飼い主様がペットの火葬炉のおそばで見守ることが出来るような環境づくりを心がけております。
こうした工夫を凝らしより飼い主様に安心していただけるようにしておりますので、なにかペット火葬・葬儀に関するご要望やご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
24時間365日対応可能でございます。
記事担当 阿部
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